目次
今回は久しぶりにカメラのことを書きましょう!
この記事ではスマホのカメラとデジカメの違いについて触れていこうと思います。
一眼レフやミラーレス一眼はまた機会があれば書いていきます。
スマホとデジカメどっちがいいのか?
近年のスマホは画素数や画像処理エンジンが大幅に進化しているので、正直安いデジカメはスマホより画質が悪いです。
もちろんデジカメにも松・竹・梅とありますので一概には言えませんが、10,000円を切るデジカメはスマホに勝る点はズームくらいだと思いましょう。
ただし、上記は本当に安いデジカメ限定なので、普通に20,000円~の機種になると事情が変わってきます。
ここでザッとスマホとデジカメの違いを見てみましょう。

スマホのメリット
- 携帯なので、いつでも気軽にカメラを起動できる。
- 撮った写真を簡単に編集、SNSなどでシェアできる。
- インカメラで自撮りが楽々
- アプリを使えば無限の可能性がある
やはり大きいのは携帯電話なので、撮影したい瞬間にサッと取り出せ撮影ができる点でしょうか。
私もスマホでよく撮影しますが、簡単なメモを取るくらいならスマホのカメラでサクッと撮影してしまいます。
また、「撮影→編集→シェア」この手順が最適化されているので、特にSNSを利用している方にとってはデジカメでは得られない最大のメリットだと感じます。
スマホのデメリット
- ズームが出来ない。
- センサーサイズが小さい(約1/3型)夕方から夜間にかけての撮影は苦手
- 動体の撮影が苦手
一番大きな点はズームが出来ない点だと思います。
厳密にはデジタルズームは出来ますが、あれは画像を切り抜きしたものを拡大表示しているだけなので画質はかなり悪くなりますので実用的ではありません。
続いてセンサーサイズが小さいことが挙げられます。
カメラには画像を処理するセンサーが入っており、このセンサーにどれだけ多くの光(情報)を入れられるかによって画質が決定します。
スマホのカメラは見ても分かる通り、もの凄く小さいので夜間などの光量が少ないシチュエーションだとどうしても画質が低下してしまいます。
最近のスマホだと、その光量不足を補完する画像処理エンジンが優れていますが、それでもちょっと高いコンパクトデジカメの画質にはまだまだ敵いません。
続いてコンパクトデジカメについて

コンパクトデジカメのメリット
- スマホに比べて画質がいい(夜間などの高感度撮影が得意)
- 高倍率のズームが可能。
- 手ぶれ補正が入っているのでブレに強い。
- ハイエンド機になると背景をボカしたり、動体撮影も得意。
- 液晶画面が動く機種も多いのでハイアングル、ローアングルの撮影も楽。
やはりスマホよりも優れている点といえば何よりズームでしょうか。
スマホは基本的には単焦点レンズ(ズームが出来ないレンズ)なので一定の画角でしか撮影できませんが、デジカメは平気で20倍~30倍の高倍率ズームが可能です。
また、カメラの中ではかなりコンパクトに設計されているので旅行など荷物がかさ張ることもありませんし、撮影が簡単なのもメリットです。
さらに殆どの機種に手ぶれ補正が搭載されているので、ブレを極力抑えた撮影が可能ですし、スマホに比べてグリップがしっかりしているのでブレにくい姿勢で撮影することが可能なのです。
また、ハイエンド機になるとセンサーサイズも大きくなるので、夜間の撮影や動体の撮影も得意になり、一眼レフさながらの高解像度の写真を撮影することも可能です。
コンパクトデジカメのデメリット
- 携帯性という面ではスマホのほうが勝っている。
- 撮った写真をすぐ編集できない。
- 操作ミスや日付が設定がおかしくなる人も多い。
スマホと比べるとやはり携帯性です。
単純にスマホの薄さやコンパクト差に敵わないというのもありますが、ふとした瞬間、撮影したいときにデジカメを持っているかと言われると持っていない方がほとんどだと思います。
いくらコンパクトデジカメと言えど、携帯に勝る常備性はありません。
さらに、スマホは撮った写真をその場で編集することやシェアすることが可能ですが、デジカメには基本的には編集機能が入っておらず、またその場でシェアする機能もありません。(Wi-Fi機能もありますが、ワンステップ踏む必要があるので現実的ではない)
それぞれ良し悪しある
スマホでは画質より自撮りや編集など利便性を重視している傾向があり、デジカメではWi-Fiなど連携を意識はしているものの現状では純粋に画質やズーム倍率を売りにしている傾向があると感じます。
それを踏まえた上で、現状私がオススメできるデジカメのラインナップを紹介します。
ズーム部門
ズーム倍率を重視の方はキャノンのPowerShot 「SX720HS」がお勧めです。
このカメラはサイズは小型ながら40倍ズームレンズを搭載しており、現状コンパクトデジカメの中では最高倍率を誇ります。
また、画素数は2030万画素と余裕のある解像度を維持しつつ、極限まで手ブレを抑えた「5軸手ブレ補正」を搭載。
超望遠を可能としているこの機種では手ブレは必ず起こりますので、この強力な手ぶれ補正が極限までブレを抑えてくれます。
また、NFCとWi-Fiにもしっかり対応しているのでスマートフォンとの連携もばっちりです。
全てをそつなくこなせるので、他機を寄せ付けない圧倒的なフルスペックカメラとなっています。
一眼画質(ハイエンド)部門
コンパクトデジカメの王者と言われるカメラです。
1型という通常のコンパクトデジカメの4倍の大きさを誇る大型センサーを搭載しているので一眼レフに匹敵するほどの描写力を誇るカメラです。
小柄なボディの中に最新画像処理エンジンが搭載されているので、夜間はもちろんのこと、連射を必要とする場面でも快適なレスポンスを可能としています。
また、一眼レフと同じように背景ボケを出せるだけでなく、円形絞りという絞りを採用しているのでボケ方が丸く綺麗にボケるのも特徴です。
もちろんボディだけでなく、搭載レンズも高品質のものが使用されており、広角F1.8~望遠F2.8という非常に光を集めやすいレンズが使用されています。
これは、夜間のノイズ低減やシャッター速度を早めることによりブレを防止するなど様々な恩恵を受けることができる計算し尽されているレンズなのです。
もちろんスマホ連携ができるようにWi-Fiも裝備されているので、撮った写真をスマホに簡単に転送できます。
ズームはあんまり使わないけど一眼レフ並の画質の綺麗なカメラが欲しいという方には是非手にとって頂きたいカメラです。
カメラは日々進化している
いかがでしたか。
正直、今のカメラ市場はスマホが介入してきたことにより、低価格帯のデジカメは完全にスマホ市場に食われてしまっていると言っても過言でありません。
やはりスマホは便利ですし、すぐに編集して友達とシェアし合えるメリットが大きいので、その利便性をカメラ単体で補うことは不可能だと感じます。
だからこそ、今各社メーカーが力を入れているのが「純粋な画質力」と「高倍率」さらには「スマホとの連携」なんですね。
スマホを目の敵にするのではなく、上手く市場に介入してお互いのメリットを引き出していき、共に歩んでいこうという取り組みです。
これからはより一層スマホとの連携がやりやすくなるシステムやスマホを使った撮影システムが開発されていくと考えられます。
カメラかスマホどちらかを選ぶのではなく、状況に応じて最良の選択ができるようになるのが写真を楽しむコツなのかもしれませんね。
上記以外にも様々な特徴を持ったカメラが沢山ありますので、デジカメをお探しの方はいろいろ見て回ることをオススメします。
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