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皆さんは『デレステ』ってご存知ですか?
デレステとは、『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』というアイドルをプロデュースしてトップアイドルを目指すというリズムゲームです。
一見するとただの音ゲーなのですが、アイドルのキャラクター5人が3D表示されるため、ゲームに必要な端末の推奨スペックが非常に高く、マシンパワーの低い端末だと処理落ちを起こしたりリズムアイコンがズレたりと、なかなかシビアな作りとなっています。
私は、このデレステにどっぷりハマっているので、いかにこのアプリを快適に動かせるのか悩んでいた時期がありました。
そうやって端末を色々と使っていて分かったんです。
この要求スペックの高さを利用して、マシンスペックを測定するベンチマークテストアプリとして利用できるのではないか。
しかもデレステは無料のアプリなので、とりあえず端末に入れるだけ入れて動かすことが可能なのです。
デレステが3Dリッチで60fpsで動く端末はかなり高性能
デレステには6つの描写モードがあります
- 3Dリッチ(最高画質。キャラクターテクスチャやハイライトを最大限に表示)
- 3D標準(キャラクターテクスチャやステージエフェクトをかなり表示)
- 3D軽量(キャラクターテクスチャを簡易表現、ステージエフェクトのカット)
- 2Dリッチ(ユニットは固定されるが、MVのような特殊演出でステージを表現)
- 2D標準(アイドルのイラストが飛び跳ねることでステージを表現、エフェクト有り)
- 2D軽量(アイドルのイラストが飛び跳ねることでステージを表現、エフェクト無し)
上に行くほどグラフィックスが美しく、端末の負荷が強くなります。

基本的に3Dリッチでカクつきなく動く端末は非常に少ないです。
知人の端末を使用したり、自分の端末でアプリを動かしてみてカクつき具合を検証してみました。
さらに高解像度のスマホでのみ、解像度を「高画質」にすることも出来ます。
(これも高負荷)

3Dリッチでサクサク動く端末
- Xperia XZ~
- galaxy S7~
- iPhone7~
- iPad Pro
ざっと上げるとこのクラス。かなりハイエンド機種ですね。
まず、AQUOSは全滅でした。(XxやCRYSTAL Xでは突然異音がする)
ソフトバンクの中ではgalaxy S6 edge~が推奨端末とされている程、かなり高度なスペックを要求されます。
ちなみに推奨端末は公式HPにも記載されていますが、私の経験上、公式HPに記載されている端末でも時々カクついたり音がおかしくなる端末が多い印象を受けました。
特にXperiaはZ1からサポートされていますが、3D標準では頻繁にカクつきを起こし、まともにプレイするのも難しい状況です。
iPhoneに至っては、iPhone5sも推奨機種に指定されていますが、3D標準は無理です。(アプリが落ちます)
iPhone6でも処理落ちが多々あり、iPhone6sとiPhone7でやっとストレス無くプレイできる程。
ちなみにiPhoneXであれば3Dリッチ+高画質設定でもヌルヌル動きます。
iPadではPro以外は全滅です。
上記が『3Dリッチ』に設定してみての感想です。
もちろん、3D軽量や2D設定なら上記以外の端末でも動くようになりますが、iPhone5程度の処理能力では3D軽量ですらカクつきがありました。
恐らく物理演算などの高度な処理をしているからだと思うのですが、3Dのキャラクターを5人同時に動かして、ステージエフェクト等も全て表示するのにはかなり高度なスペックが要求されるようですね。

2Dリッチモード
高負荷が掛かるので発熱も凄いことになる
これはAndroid端末によく見られるのですが、高負荷が掛かるアプリを起動すると、本体が異常に熱くなることありますよね。
デレステも例外ではなく、排熱処理が上手くできていないXperiaZ4、Z5ではかなり熱くなりました。(AQUOSも同様にかなり熱くなります。)
熱くなるだけならまだいいのですが、搭載されているリチウムイオンバッテリーは熱に大変弱いため、下手をすると電池の劣化を早めたり、膨張リスクもあるので要注意です。
あとは皆さん御存知の通り、CPUも熱に大変弱い部品なので、プレイしている途中から異様に動作が重くなったりフリーズしたりします。
少しでも発熱が少なく、排熱のスムーズな端末を選ぶことも電池を長持ちさせたり、端末を長く使えるコツですよ。
ちなみにiPhone6sではそれほど熱さは感じませんが、iPhone7では耐水処理の影響か、少し熱さを感じました。
現状はAndroidではXperiaXZかXC、iPhoneなら8かXが最高バランス
CPU性能、グラフィック性能、耐熱処理等を総合的に見た結果。
現在発売されている機種でお勧めなのはAndroidならXperiaXZかXC。
iPhoneなら8かXとなりました。
galaxyシリーズもスペック自体は申し分ないのですが、いかんせん発熱が凄いので、熱によるポテンシャルのばらつきが大きいと感じました。
ファーウェイなどのsimフリー端末は検証できていませんが、ネットでは3D軽量でないと厳しいとの意見も見られましたので、ゲームをする方にはあまり向いていないのかもしれません。
(その分端末が安いですけどね。)
というわけで、今回はスマホのスペックを検証するにはデレステをやってみるといいという検証でした。
もし、そのままデレステが快適にプレイできる端末をお持ちなら、そのまま始めてみてはどうでしょうか。
最初はグラフィックの凄さを実感できると思いますし、気がついたら自分のお気に入りのアイドルが好きになっている可能性もあります・・・!
リズムゲームが好きな方はきっとハマると思いますよ(笑)
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