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いきなりキツイタイトルですが、よくAmazonなどで販売されている格安ノートPCってありますよね?
私も昔は2万円の格安ノートPCを使っていましたが、これは本当に罠です。
一見すると安いし軽いし、いいこと尽くしな感じもしますが、これは大きな間違いです。
特に、ネットを見たりiTunesやYouTubeで動画しか見ないから別に性能は求めない!ってかたのほうが、この罠に掛かりやすいので、これから格安ノートPCを買おうと思っている方はポチる指を少し止めて、是非見ていってください。
格安ノートPCは「普通」に動かない
いきなりショッキングな内容ですが、大げさなことではありません。
いわゆる2万円~3万円のノートPCでは、普通に動かすことができません。
ここいう「普通」とは、機械的に動かないことを指すのではなく、ネットや動画など、目的に合わせた操作を快適に動作させることができないという意味です。
つまり、快適にコンテンツを楽しめるだけの性能が無いのです。
具体的にはCPUとメモリ。
ネットや動画が表示できないのかと言われると、できます。
ですが、「普通に」ネットを見たり動画が見られるのかというと、快適に動くだけのマシンパワーが無いのです。
ブラウザを起動する。(CPUパワー)
↓
埋め込み画像や動画を処理する(GPU性能)
↓
WEBページをスムーズに表示する(メモリ)
この全てが水準を満たしていない機種が多すぎるのです。
なので、表示はできるけど動きが重かったり、途中でフリーズしたりという快適性に乏しく、ストレスフリーで使うことは難しいということ。
使ってみると分かりますが、このデメリットは想像以上に重みとなります。
必要な機能を拡張する余裕がない
マシンパワーがないということは、必要なアプリを追加しても満足に動かすことが難しいということです。
パソコンを購入するということは、何もWEB閲覧や動画を見るだけではないでしょう。
簡単な文章の作成や、年賀状、データ整理、もしかするとブログをやりたい方もいるかもしれません。
これらは全て快適に動かないと思って頂いたほうがいいです。
というか、私も経験がありますが、WEB閲覧だけでもかなり重いです。
パソコンで少しでも何か作業をしようと思っているなら、素直に避けたほうがいいです。
ストレージが少ない
2万~3万のノートPCは本体に保存できるストレージ容量が非常に少ないです。
低価格帯のノートPCに主に使用されているストレージは、コストの安い「eMMC」という媒体です。
下手なHDDよりはアクセス速度は早いですが、容量が少なく、32GB~64GBほどしかありません。
そこにOS等のシステムデータが10数GBを占領するので、実際に使える容量はほとんどありません。
なので、必然的にSDカードやUSBメモリなどの外部ストレージを用意する必要があります。
こうなってくると、簡単なデータ整理をするくらいしか使えないパソコンとなってしまいます。
本体の造りが弱い
液晶画面、キーボード、耐久性。
ほぼ全ての造りが弱いことも挙げられます。
液晶画面は角度に弱いTN液晶。キーボードはペコペコとすぐ沈む。ヒンジの耐久性や筐体がもろい等…。
残念ながら、低価格帯のノートPCにはこのような造りのものが非常に多いのです。
私が買ったノートPCも、残念ながら液晶モニターが1ヶ月で壊れてしまいました。
最低限必要なマシンスペックを保持しているPCはこれ
以上の点を踏まえて、私がお勧めする低価格帯のノートPCはこちらです。
- CPUは余裕のある作業をこなせる「Core m3」
- メモリは動画閲覧から簡単な編集まで対応できる「4GB」
- ストレージは起動速度と容量のバランスがいい「128GB SSD」
- 画像や動画をスムーズに表示できる「内蔵GPU」
- SDカード、USB3.0とUSB2.0の合計3基搭載
- 省電力化、7時間使用できるバッテリー
- 本体が重くない
少し金額が上がりますが、とりあえず最低限必要な機能は抑えてある機種です。
パソコンの要であるCPUは、従来の「Core i3」と同等性能の「Core m3」を搭載し、メモリはストレスなく作業ができるラインぎりぎりの「4GB」
ストレージは起動速度が高速な「SSD」を搭載し、容量も最低限困らない量の128GB。
グラフィックスはそこまで高くないですが、画像や動画のフレームレートを維持できるだけの性能はありますし、SDカードやUSB機器にも対応。もちろんUSB3.0も搭載しています。
さらにノートPCならではの、「7時間長寿命バッテリー」を搭載しており、重量も1.3kgほどと重くありません。
+αの快適に使うための機能が充実している

- タッチパネルディスプレイを採用しているので、直感操作が可能
- 180度回転するので、Windowsタブレットとしても使用できる
- Wi-Fi(11bgn)+Bluetooth4.0を標準搭載
この機能は必須ではありませんが、タッチパネルの有無では使いやすさに雲泥の差が出てきます。特にノートPCでは尚の事。できれば付いていたほうがいいです。
指でタッチして引っ張っていくだけで、ドラッグ&ドロップが可能になり、クリック操作も直接触ることで実行できるので、タブレットのような直感操作が可能になるわけです。
(実際にタブレットモードも搭載しています)
私もタッチディスプレイ搭載のノートPCを使っていますが、このタッチパネル機能は本当に便利ですのでオススメです。
また、液晶画面が180度回転するので、本当のタブレットのように物理キーを無くした状態にすることもできますし、角度を付けて立てることも出来ます。
自分に必要な機能と金額の妥協点を見つけること
以上、ざっくりではありますがご説明させて頂きました。
むやみに格安ノートPCを買うくらいなら、ストレスがたまらない程度に動くノートPCを購入することが結果的に失敗しないお買い物ができると思います。
本当に形だけのノートPCが欲しいという方なら格安ノートという選択肢もあるのかもしれませんが、格安ノートを使用していた私自身が思ったことは、実用性に耐えうる性能ではないということでした。
なので、自分に必要な最低ラインの性能のパソコンを探すこと
これが非常に重要になってきます。
「全く検討も付かない!」
という方も多いと思いますが、ほとんど軽作業くらいしか使用しないという方には、上記で紹介したDELL Inspiron11の3000シリーズをオススメします。
それ以下の価格帯のPCになると、ちょっとしたことで処理の重さを感じたり、ソフトの起動が遅く感じたり、何かしら弊害が出る可能性が高いです。
そこに3万近くの金額を払うのであれば、もう少し出してでも快適に動作して長く使えるノートPCを買ったほうが、結果的に満足感が得られると私は思います。
実際、私はノートPCでブログを書くときには、この「DELL Inspiron11」を使っています。
というか、ブログを書くだけの軽作業でもこれ以下の性能のPCではストレス溜まりまくりで厳しいです…。
なので、確実に失敗しないノートパソコンをお探しの方には、上記で紹介した製品をお勧め致します。
下記にもリンクを貼っておきますので、詳しいスペックなど気になった方は覗いてみてください。
少しでも、あなたに合うノートPCが見つかることを願っています!
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…