価格安いけどいいとこ取りじゃないか…!
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圧倒的な作業スペースを誇る4Kディスプレイ。
4Kディスプレイの魅力と言えば、なんと言っても高解像度による大幅な作業スペースの確保と、PPIの高さを活かしたシャープな映像表示!これに尽きると思います!
以前は4Kディスプレイと言えば高価でなかなか手の出せない代物でしたが、最近では小馴れた価格帯の製品が数多く販売され始めましたね。
その中でも今回は、Amazon限定で販売されている27インチの4Kディスプレイ「27UD58-B」を購入しましたので、ブラウジング時の使い心地やゲームでの使用感について詳しくレビューしていこうと思います!
製品スペック
まず、「27UD58-B」の主なスペックを見ていきましょう!
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | 3840×2160 |
液晶方式 | IPS |
視野角 | 178度 |
表示色 | 約 10.7億色 |
接続端子 | HDMI(2) / DisplayPort |
HDMI最大解像度 | 3840×2160@60Hz |
HDCP | 2.2 |
フリッカーセーフ | ○ |
ブルーライト低減 | ○ |
画面分割 | ○ |
AMD FreeSync | ○ |
「27UD58-B」とは、27型の4Kディスプレイです。
液晶方式は角度に強いIPS液晶を採用。安価なディスプレイにありがちなVAパネルを使っていないのがまずは高ポイントですね。
IPS液晶は視野角が約180度とかなり広いので、斜め横から見たり上下の高低差がある場合でも色が反転せずにキレイに発色してくれるのが特徴的です。
「27UD58-B」も例外ではなく、写真がとにかくキレイで最初はその美しさにうっとりしてしまいますよ・・・!

せっかく4Kディスプレイを買うのなら画面がキレイなのは必須条件ですよね!
僕はこれとは別に「BenQの4Kディスプレイ・VAパネル」を持っているのですが、それと比べても「27UD58-B」のほうが画面は明らかにキレイだと思います!
IPS液晶とVA液晶の比較

正面から見るとほとんど差は無いのですが、横から見ると一目瞭然。


画面の暗さはカメラの露出が違うので気にしないでください。問題は発色です。
「27UD58-B」では画面こそ暗いものの(カメラの設定で)正面から見た画面と横から見た画面のコントラストがほぼ同じことが見て取れると思います。
しかし、「BenQ 4KディスプレイVA液晶」では横から画面を見るとその大部分が白飛び!
ここまで変わるんですよ…、液晶方式が違うだけで!
ちなみに上下の角度を付けて見てみてもその差は歴然です。


こちらも同じく「BenQ 4KディスプレイVA液晶」では大きく白飛びしてしまい、画像本来の色味からかけ離れてしまっていることが分かると思います。
このように、画像を取り扱う作業をする方や、少しでも角度に強い液晶を探している方はIPS液晶に分があるというのが分かって頂けると思います。

接続端子は全て4K60Hzに対応
続いて、接続端子ですが、こちらに関してもなかなか優秀です。
「27UD58-B」は最新のHDMI2.0とHDCP2.2に対応しており、HDMIで接続した場合でもDPケーブルで接続した場合でも4K60Hzでより滑らかな映像表示が可能となっています。
ゲームを始め、映像コンテンツを楽しむためには60Hz対応は必須ですよね!

フルHDよりも目に優しい!
そして、地味に嬉しいのがディスプレイ自体が非常に目に優しい設計になっている点です!
画面のチラつきを抑え目の負担を低減させるフリッカーセーフ機能はもちろんのこと、頭痛や眼精疲労の原因ともなるブルーライト低減モードも搭載されていますので、長時間の使用でも体の負担を最小限にとどめてくれるんですよー。
僕もブログを書いたりPCゲームをよくするので、これらの機能には凄く助かっていますw
特に効果を感じられるのが夜間の作業で、確かに作業をしていても目の疲れを感じにくくなった気はします。
もともと高解像度のディスプレイは目の負担を軽減してくれる効果があるので、その相乗効果かもしれませんね!
個人的には長時間PC画面を見つめる習慣のある方は全員4Kディスプレイにするべきだと提唱しますw
画面のスケーリングはどのくらいが丁度いいの?
とはいえ、さすがに大画面といえども4Kディスプレイを当倍率のまま使用するのは文字が小さくなりすぎて使いづらいと思います。

というわけで、実用的に使えるスケーリングサイズはどのくらいなのかを探ってみましたのでご参考までにどうぞ。

アイコンや文字サイズは小さいながらもなんとか実用できる範囲だと思います。
スケーリング125%では等倍よりは見やすくなったものの、若干まだ小さい印象を受けますね。
ただ、作業スペースを多く確保したい方にとってはベストなサイズではないでしょうか?
僕はまだ文字が小さいと感じましたので、もうワンサイズ大きく表示してみます。

こちらがPCで推奨値とされている設定です。
スケーリング150%。これでようやく一般的なフルHDと同じサイズに感じますね。
大幅な作業スペースを確保することは難しいですが、スケーリング150%だと文字も大きめなので目の疲れはあまり感じませんでした。
フルHDのようにシャギーなどもなくiPhoneのように高繊細に映るので、非常に見やすいのもいい感じです!
この125%〜150%辺りが一番実用的なんじゃないかな?

かなり目が悪い人だとありかもしれませんが、作業スペースはかなり狭くなります。
最後にスケーリング175%。ここまで来ちゃうと文字は見やすいですが作業スペースが犠牲になり始めます。
ただ単にフルHDだと文字が潰れて読みにくいという方は、こちらの設定でもいいかもしれませんね。
この辺りは個人の使い方で切り替えるのがいいかと思います。
ちなみに、僕は目が悪いのでスケーリング175%で作業していますが、視力のいい人なら125%〜150%が一番使いやすいと思いますよ!

スケーリングに関しては個人差が大きいので画像を参考に好みのサイズを探ってみてくださいね!
4K対応ゲームを等倍出力した場合とスケーリングした場合を比較してみる
最近だとPUBGやフォートナイト、マインクラフトなど様々なPCゲームが流行っていることもあり、ゲーミングPC用にモニターを探している方も多いと思います。
そこで、ここでは4Kディスプレイで4K(3840×2160)で出力した場合の解像度と、従来のフルHD(1920×1080)をフルスクリーン表示した状態での解像度の違いを比較していこうと思います!

4Kディスプレイで4K出力(3840×2160)で表示してみました。
文字やUIは小さくなりますが、さすが4Kというか服の細かい装飾まで鮮明に表示されますね!
ただし、3Dゲームを4Kで表示するにはグラフィックボードを相当ハイスペックなものにしないと60フレームでは表示できないので、この辺りはご自身のPC環境と相談されるといいと思います。
ただ、ひたすら画面がキレイなのでモチベーションは上がりまくると思いますw

これ、フルHDの解像度にしてフルスクリーンモードで表示しているんですが、意外と画面がキレイに映りますね!
比較すると細かい違いは分かると思いますが、フルHDの解像度でプレイするの普通にありですよw
グラフィック負荷もフルHD時と変わりませんし、4Kディスプレイでゲームをやると映像がボケボケになることを懸念されている方にとっては朗報なんじゃないですかね?
「27UD58-B」のアップコンバータが優秀なだけかもしれませんが、4K設定からフルHDにしても見比べないと分からないくらい高繊細な画面でゲームプレイができましたよ。
個人的にはこれは凄い感動しました…!
これ、ゲーム用に買うのも割とありなんじゃないかな?
まとめ
最後に「27UD58-B」の使用感を簡単にまとめてみましょう!
ポイント!
- IPS液晶の恩恵が大きく、あらゆる角度に強い!
- 4Kディスプレイは目に優しく確かに効果があった!
- スケーリングは125%〜150%が実用的!
- フルHD解像度でゲームをプレイしても違和感なくプレイできた!
総評すると、27型の4Kディスプレイの中では非常に品質が高く、IPS液晶の発色の良さからゲームに至るまで痒いところに手が届く…、というか痒いところが見当たらない。
価格からは想像もできない程ユーザー目線で作られた製品だと感じましたね!
また、冒頭でもお伝えした通り目の負担に対する対策もバッチリなので、長時間PCに向かって作業する方にとってはかなり重宝する4Kディスプレイなのではないでしょうか?
個人的には目の奥が痛くなることが少なくなったのが本当に大きい…。
あと、何気に27型という絶妙に大きすぎないサイズ感なのも◎ですね!
文字の大きさはそのままに大幅な作業スペースが確保できるので、下手にフルHD2枚にするよりも満足度は高いと思いますよ!
毎日、目を酷使する作業を行っている方、ゲームは好きだけど視力低下の心配がある方などは一度「27UD58-B」をチェックしてみてはいかがでしょうか?
「えっ!こんな価格で出てるの!?」
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