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こんにちは!KOHAKUです!
本日深夜にWWDC2017にて、新型MacBook Proが発表されましたね。
僕はMacBookを持っていないので、そろそろ買いどきかと思い、少し調べていたんですが、何やら気になる点が出てきました。
とりあえず、僕はtouchBarは使わないと思うので、一番安いモデルのMacBook Proの2016年モデルと2017年モデルを比較していたわけです。
確か基調講演では「MacBook ProがMacBookと同価格まで値下げしたよ!」みたいなことを言っていたと思ったのですが、実際はそんな美味しい話じゃないみたいです。
全てを鵜呑みにしてラッキー!と喜ぶのは少し待ったほうが良さそうですよ。
特にストレージ容量を気にされている方はしっかりご覧ください。
とりあえず、スペック比較を貼っておきますね。
MacBook Pro 2017 13インチ | MacBook Pro 2016 13インチ | |
---|---|---|
CPU | 第7世代(Kaby Lake) | 第6世代(Skylark) |
Intel Core i5 2.3GHz デュアルコア | Intel Core i5 2.0GHz デュアルコア | |
ストレージ | 128GB SSD | 256GB SSD |
メモリ | 8GB | 8GB |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics 640 | Intel Iris Graphics 540 |
ディスプレイ | 13.3型(2,560×1,600) IPS | 13.3型(2,560×1,600) IPS |
重量 | 1.37kg | 1.37kg |
価格 | 142,800円(税抜) | 148,800円(税抜) |
赤文字で記載しているところが、優れている点となります。
えー、見てもらえば分かる通り、ストレージ容量が128GBにスペックダウンされています。
確かに、CPUやグラフィックス等は新しいものが導入されており、データ処理においては2016年モデルよりも2017年モデルの方が高スペックだと言えるでしょう。
ですが、動画編集やクリエイティブな作業を必要としない方は2016年モデルでも十分ストレスなく動作しますし、Thunderbolt3のポート数などの基本構成は2016年モデルも2017年モデルも変わらないので、このストレージ容量が半分になっている点があまりにも痛手となるのです。
これを踏まえて、価格のところを見ていただけると分かると思うのですが、2017年モデルのMacBook Proの方が安いにもかかわらず、あえて価格は赤文字にしていません。
確かに基本構成だけで見ると、2017年モデルのほうが6,000円安くなっているのですが、先程のSSDの容量の問題もあり、必ずしもお得であるとは言い難いからです。
現に、僕は多少のCPUやグラフィックスの強化よりも、ストレージ容量を優先したいユーザーのひとりです。
これを2016年モデルと同じように256GBのSSDに変更すると+22,000円の出費となり、合計で「164,800円(税抜)」となります。
その差は16,000円です。
ネットブラウジングやブログの作成、動画や音楽を楽しむ程度のライトユーザーの方が256GBのMacBook Proを購入しようとした場合、2016年モデルよりも+16,000円多く支払わないといけなくなるんです…。
…これって正直微妙じゃないですか?
「じゃあ、MacBook Proなんて買わずに普通のMacBookを買えばいいじゃん?」
と思う方もいらっしゃると思います。
確かにMacBookは基本構成でストレージが256GBとなり、価格もMacBook Proと同等です。
しかし、普通のMacBookの場合だと、画面サイズが12インチと小さくなり、さらにThunderbolt3端子が1ポートのみとなります。
画面サイズはまだ我慢できますが、MacBookは電源ポートも兼用しているので、電源を差しながら使用するとなると外部ポートが一切ない状態で使わなければならず、あまりにも実用的ではないのです。
そうなると、次の選択肢はMacBook Proしかありません。
そこでこのストレージ問題が出てくるわけです…。
ライトユーザーは結局どのMacBookを買えばいいのか?
というわけで結論。
全てが満たされたMacBookを基本構成だけで買うことは不可能だと分かったので、現段階でどのMacBookを買うのが一番いいのかを考えてみました。
ネット、動画、音楽、軽作業がメインでストレージもあまり使わない方
軽作業が多く、ほとんどデータを保存しない方であれば、本来なら「MacBook Pro 2016」がオススメです。
ですが、こちらのMacBookは既に生産完了品となるので、中古品か未使用品しかありません。
新品に絞るとなると、次候補は「MacBook Pro 2017」です。
理由は上にも書いた通り、普通のMacBookでは、Thunderbolt3のポート数が1個だけとなる点があまりにも不便だからです。
もちろん、出先で使うのがメインでマウスも何も使わないというのであれば、軽量コンパクトのMacBookでもいいと思います。
しかし、拡張性という面でどうしても差が付いてしまうので、自宅での作業が多い方は素直にMacBook Proを買うのが間違いなさそうです。
そこそこクリエイティブな作業をする。少しでもスペックを上げたい方
「MacBook Pro2017」一択です。
動画編集やカメラのRAW現像など、クリエイト活動をする方はとにかくスペックを重視しないと作業効率が低下します。
動画の書き出しだけでもかなりの時間を取られてしまいますので、素直にMacBook Pro2017を選びましょう。
ただし、基本構成であるストレージ容量、SSD128GBではまず足りません。
編集中の動画ファイルや画像ファイルはかなり容量を食いますので、オプションでSSDを増強するか、外付けHDDなどで対応しましょう。
しかし、外付けHDDを設置した場合。せっかくのMacBookの特徴でもある省スペース、コンパクト性を犠牲にしてしまうので色々悩ましいところでもあります。
ネットも動画も音楽も作業も容量も、とにかく全部入りが欲しい!
程度の良い「MacBook Pro2016」を買いましょう。
予算があるのなら2017年モデルをカスタムするか、touchBar搭載のモデルを購入するのが一番だと思いますが、コスパを優先したいのであれば未使用品、もしくは中古品の「MacBook Pro2016」を探すのが、一番幸せになれるのではないかと思います。
型落ちということもあり、まだまだ価格が落ちてくることが予測されますので、新品にこだわらないのであれば、中古品という選択肢もありだと思います。
まとめ
以上。MacBook Pro2016とMacBook Pro2017を比較してみて気になった点のまとめでした。
毎回思うのですが、基調講演のときってメリットになることばかり発表するので、あとになってここが駄目、あれが駄目っていう点が浮き彫りになってくるんですよね…。
今回のWWDCでもストレージのことについては一切触れられていませんでしたし、そもそもMacBook Proについては、ろくに説明もありませんでしたしね(笑)
とにかく、今回の発表で僕と同じようにMacBook Proを買おうと考えている方は、上記の点に気をつけて、どのモデルを買うのかを参考にしてみてください。
以上、MacBook Pro2017のここに気をつけて!記事でした!
WWDC2017の製品レポートはこちら!
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