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いやはや、買ってしまいましたよ「MediaPad M3」!
前々からアンドロイド端末が欲しいとは思っていたので、思い切って買っちゃいました!
といっても、iPadと比べるとめっちゃ安いですがw
LTEモデルとWi-Fiモデルがあるんですが、僕はLETモデルを購入しました。
お値段はLTEモデルが35,000円程、Wi-Fiモデルが30,000円程となっております。
ということで、今回は「Huawei MediaPad M3」についてレビューしていきますよ!
- Huaweiってどんなメーカーなの?
- 開封と各部名称
- 性能面を見ていく
- 指紋認証のレスポンスを計測してみた
- ダメな点は?
- 指紋認証や高解像度、メモリーを気にしないなら「MediaPad T2」という選択肢も
- 総評:画質、音質、機能性、価格、全てにおいて妥協点がないハイスペック端末
Huaweiってどんなメーカーなの?
こちらは「Huawei」という中国のメーカーのタブレット端末です。
中国メーカーと聞くと敬遠されがちですが、Huaweiはその確かな技術力と精鋭された品質の高い製品を多く手がけることで有名となった一流企業です。
最近だと格安スマホの「Huawei P9 Lite」が有名ですね。
こちらは、SIMフリー端末ながらオクタコア搭載の高スペックスマホとなっており、フルHD液晶にソニー製のセンサーを内蔵したカメラを搭載。
それでいて価格が23,000円程と、他を寄せ付けない驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。
23,000円でミドルスペックのスマホが持てるということもあって、爆発的な販売数になっているようですよw
僕もセカンド機として、スカイプやツイキャス用に一台欲しいな―とは思っていましたw
しかし、どうせ買うならブラウジングも捗るタブレット端末がいいと思い、同じようなスペックで画面の解像度が高くてお手軽に持ち運びできるタブレットないかなーと探していた訳です。
そこで目に止まったのが、この「MediaPad M3」でした!
開封と各部名称
「ええい、文章はいい!とにかく現物を見せろ!」という方もいらっしゃると思うので早速開封していきますw
※画像が連発されます。機能面についてのレビューを見たい方はこちらでスキップできます。
開封と付属品

▲化粧箱はこちら!スッキリしていながら高級感もある印象ですね!
左下にはオーディオ界では有名な「harman/kardon」のロゴも入っていますね。

▲包装もいいですね!新品のゲームソフトを包んでいるあのシュリンクを剥がすときの感覚が味わえますw
どことなくアップル製品ぽい!

▲蓋を開けると、いきなり本体と付属品が飛び込んできます!
旧iPhoneを連想させるインパクトのある開封感に、思わず「おっ!」と声が出そうになりました。
一気にテンションが上がるのが自分でも分かりますw

▲本体をじっくり見たい衝動を抑え、まずは付属品から!
充電用USケーブルですが、またまたアップルっぽいw
ケーブル自体は非常にしなやかでプラグ部分もシリコン製なので手触りがサラサラしていて気持ちいいですよ♪
好みはあるでしょうが、僕はアップルよりも高級感のあるケーブルだと思います。

▲コネクター部にはアクセントとして「Huawei」のロゴが入っているのもこだわりを感じられます。

▲こちらは付属のACアダプター。
やや大きめのなで、コンセントの場所を選びそうですね。
こちらにもシュリンクがされています。
細部まで気配りがされていて非常に好感が持てますね!

▲出力は5V=2Aです。
タブレットには容量の大きな給電量が必要なので、このACアダプターなら十分な給電力があるでしょう。

▲本体を取り出した下にはSIMピンと箱らしきものが見えます。
こういうギミックいいですよねw

▲箱を取り出してみました。
中には何か入っているのかな?

▲なるほど、取扱説明書と保証書のようですね。
ちなみに取扱説明書はちゃんと日本語で記載されていますよ。
本体の各部名称
おまたせ致しました!それでは、いよいよ「MediaPad M3」本体を見ていきますよ!

▲画面サイズは8.4インチとiPadとiPadminiの中間の大きさになります。
iPadminiが小さすぎるけどiPadは大きすぎると言った方には丁度いいんじゃないでしょうか。
- 高さ:215.5mm
- 幅:124.2mm
- 厚さ:7.3mm
- 重さ:310g
ベゼルが4mmと薄く厚みもないので、成人男性なら難なく片手で掴める大きさですよ♪

▲本体底面です。
左側から「マイク、MicroUSB端子、底面スピーカー、SIMスロット」の順に配置されています。

▲本体上面です。
左側から「上面スピーカー、イヤホン端子」の順に配置されています。

▲右側面です。
底面側から「電源ボタン、音量ボタン」の順に配置されています。

▲裏面です。カメラ周りの白い部分は強化ガラス。シルバーの部分はアルミ製のようです。
安価なプラスチックを使用していないので、非常に高級感がありますね。
また、アルミは傷に強いので少々擦ったくらいでは小傷も付きません。

▲カメラは出っ張りなども無く、フラットなので机の上でも安定して置けますよ。

▲本体は、フォルム全体が若干湾曲なってるスッキリとしたデザイン。
角という角がダイアモンドカットに加工されているので、高級タブレットのような質感です。

▲ホームボタンのアップ。
これが素晴らしいです!(下で詳しく説明します)
物理キーっぽく見えますがそうではなく、iPhone7のような接触型のホームボタンです。
この端末の肝でもある、指紋認証機能を兼ねている優秀な部位ですね!
性能面を見ていく
それでは、ざっくりとスペックを見ていきましょう。
サイズと厚み
- 高さ:約215.5mm
- 幅:約124.2mm
- 厚さ:約7.3mm
- 重量:約310g
ちょっとした移動のときに邪魔にならないコンパクトさがいい感じです♪
厚みがかなり薄いので片手で持っても邪魔になりませんよ!
ちなみにiPadは厚さ6.1mmという驚異さですw
ディスプレイ
8.4インチ(2560×1600 IPS液晶)
iPadminiが7.9インチ。iPadが9.7インチなので、丁度その中間の大きさとなります。
サイズ感はかなり考えられているようで、小さすぎず大きすぎずのバランスが、使う者のことをよく考えられているなぁと感じました。
解像度(PPI)
MediaPad M3の売りでもある機能ですねw
2560×1600という2Kの高解像度は全タブレットの中でもトップクラスの解像度です。
PPIは359とiPadの264PPIを大きく上回り、非常に高画質な映像を楽しむことができます!


同じ焦点距離で撮影したものですが、iPadProがドットのジャギーが目立つのに対し、MediaPad M3では滑らかな描写が見て取れると思います。
映像コンテンツを楽しむことが多いなら、MediaPad M3は最高のパートナーになってくれるでしょう。
内蔵ストレージ
32GB or 64GB
MediaPad M3には32GBと64GBの二つのバリエーションがあります。
それぞれ価格が6,000円程違いますが、MicroSDカードで最大256GBまで拡張することが出来ますので、僕は32GB版を選びました。
ちなみに、64GB版は本体カラーがゴールドになります。
メモリー
RAMは4GBとかなり豪華です。
この手の価格のタブレットでは2GB、多くても3GBの機種が殆どです。
アンドロイド端末の場合、バックグラウンドで動くシステム領域に多くのメモリが消費されてしまうので、4GBもあると余裕のある動作レスポンスで快適に使用することができます。
バッテリー
5100mAhと余裕のある容量です。
一日中使い倒しても問題ないでしょう。
僕も丸一日使い倒しましたが、バッテリー残量は53%残っていました。
あまり使わなければ5日くらい持つのではないでしょうか?
カメラ
リアフロント共に800万画素となっています。
この辺りは特筆すべき点はないですね。
センサー類
GPS、ジャイロセンサー、加速度センサー内蔵です。
ジャイロが入っているのでARゲームにも対応しています。
(ポケモンGOも動作します)
オーディオ
この製品のウリの一つでもあるのがスピーカーです!
なんと、デュアルスピーカー内蔵なのです!
音質はiPadProのようなしっかりとした歪みのない音ですし、横向きにするとデュアルステレオの効果で音全体に包み込まれたような感覚を楽しむことができます♪
正直音に関してはiPadProに匹敵する音質だと感じました。
この価格帯で反則ですよ…。
また、イヤホン着用時には「SWS3.0サラウンドシステム」の効果もあり、タブレット端末とは思えないくらいメリハリと透明感のある音楽を楽しむことができます。
通信、Bluetooth
Wi-Fiは802.11a/b/g/n/acに対応しています。
11acに対応しているので、ノイズ干渉しづらい高速通信が可能になっているのも嬉しいですねw
Bluetoothは4.0となっています。
指紋認証のレスポンスを計測してみた
この製品はウリが多いですが、その中でも一番のウリだと感じているのが、指紋認証の精度の高さ!
僕は旧世代のアンドロイドしか使ったことがなかったので、どうせ中国製の指紋認証なんて大したことないと思っていました。
でも実際使ってみると、もう目からウロコ…。
とりあえず動画を撮ってみたのでご覧ください。
もうね、体感ではiPhone7の指紋認証と同等かそれ以上だと思います。
精度も申し分なく、自分の中のアンドロイドの偏見みたいなものが一気に崩れ去っていきましたよ。
やっぱり。ガジェット端末って適度に触ってないと視野が狭くなりますね…。
ちなみに、こちらのホームボタンは「戻る、ホームに戻る、アプリの切り替え」をボタンを触ることで操作できます。
触れてしまっただけでも誤操作するため、不要な方は指紋認証のみに設定しておくといいでしょう。
ダメな点は?
ここまで気持ち悪いくらいべた褒めしてきましたが、やはりダメな点もあります。
最小音量が大きすぎる
これは僕が使ってきたアンドロイド端末全般に言えることだと思いますが、ボリュームを最小に設定しても出力される音が大きすぎます。
iPhoneでいうところの、ボリューム5に相当すると思います。
音量を抑えるアプリなどもありますが、挙動が怪しくなるのでアップデートで対応してほしいところです…。
グラフィック性能があまり良くない
この価格帯のタブレットに要求するものではありませんが、3Dを駆使するゲームには期待しないほうがいいと思います。
動作が重いとかではなく、グラフィック性能自体が乏しいのか、画質が相当悪いです。
以下、デレステのスクリーンショットで比較してみましょう。
まず、こちらが「iPadPro9.7」

そして、こちらが「MediaPad M3」

めっちゃジャギジャギしてます…w
遠目で見ると分かりにくいかもしれませんが、高解像度をウリにしている当機だと尚の事よく分かります…。
ポリゴンの質感もそうですが、歌詞の部分も潰れて読みづらくなっていますね。
また、背景のボケ方や肌の質感、衣装の鮮明さが大きく違うのが見て取れると思います。
静止画だと若干分かりにくいかもしれませんが、ゲームをしているとかなり気になりますよ…。
ただ、レスポンス自体に変化はないので、音ゲーとしてはカクつきはありません。
グラフィックを気にされる方は注意したほうが良さそうです。
ゲームをするならiPhoneやiPadを強くオススメします。
指紋認証や高解像度、メモリーを気にしないなら「MediaPad T2」という選択肢も
Huaweiから販売されているタブレットに「MediaPad T2」というのがあります。
こちらの端末は、M3の下位機種として発売されているもので、その違いは「指紋認証、ディスプレイ解像度、メモリ」くらいです。
CPU等の基本スペックはそれほど変わらないので、できるだけ低コストでミドルスペックのタブレットが欲しい方はこちらもオススメです!
価格は20,000円切っている場合も多いですw
「MediaPadシリーズ」は画面サイズや容量の違いなど様々ありますので、でどれを買おうか迷っている方は是非参考にしてみてください。
総評:画質、音質、機能性、価格、全てにおいて妥協点がないハイスペック端末
いかがでしたか?
最後にこの製品の要点をまとめてみますと。
- サイズがコンパクトだが、画面サイズは程よい8.4インチ
- 2560×1600 IPS液晶(359PPI)
- オクタコアCPUで動作にもたつきがない
- 十分な容量の内蔵ストレージ
- 動作にゆとりのある4GBのメモリー
- 5100mAhの大容量バッテリー
- 充実したセンサー類
- 充実した通信機能
- デュアルスピーカー搭載
- 「SWS3.0サラウンドシステム」のハイクオリティな音質
- 指紋認証センサーの優秀さ
とにかく、現状の低価格タブレットを一振りでなぎ倒す。
十分なパフォーマンスを秘めているハイスペックなタブレットだと感じました!
ぶっちゃけた話、天下のアップルもいつ寝首を掻かれてもおかしくないと思いますね…。
(実際にタブレット市場ではIOSのシェアは低下中)
「Huawei」というこのメーカー。
これからも注目していきたいと思います!
Huawei MediaPad M3の失敗しないカバーケースはコレ!スマートカバーにも対応した良品ですよ♪
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…