おい、寝ながら聴けないぞ。
というわけで、初っ端から出鼻をくじかれた感が半端ないKOHAKUです!
何が寝られないのかと言いますと、このイヤホン「寝ホン」を謳っていながら、なんと横に寝そべって音楽を聴くと耳が痛くなるんです…!
「そもそも寝ホンって何?」って思う方は初代機「Senzer S10」のレビュー記事で詳しくご紹介しているので覗いてみて下さい。
まぁ、平たく言うと寝ホンとは、”寝っ転がりながら音楽が聴けるイヤホン”のことです。
普通のイヤホンだと、耳に装着したままベッドなどでゴロゴロしちゃうとイヤホンが耳を圧迫して痛くなっちゃうじゃないですか?
でも、「寝ホン」だとハウジング部分が極薄に設計されているので横に寝そべっても耳のほうが先に地面に着くようになっているので、イヤホンが圧迫されずに耳が痛くならないんですよ!
これが本当に最高で、僕のようなゴロリストには手放せないイヤホンとなっていたわけです!
まぁそれが以前の「Senzer S10」だったのですが、今回なんとその後継機が発売されたということで早速購入してみたわけですが…。
なんと、寝そべって音楽が聴けないんですよ!!


イヤホン自体が予想以上出っ張っていている!
でもね…。
かなり音が良くなってるんです…w
今回はそんな寝ホン?の進化系「Senzer S20」をレビューしていこうと思います!
ゴロ寝に最適なのは健在なのか
はい、先ほど申したとおりゴロ寝には全く適していません。
ハウジング(イヤホン後部)がかなり出っ張っているので、横向きに寝そべったときにめっちゃ耳を圧迫します。
仰向けに寝る分にはまったく影響がないので快適なのですが、テレビを見ながら〜とか本を読みながら〜ってシチュエーションになると、普通のイヤホンをしているのと全く変わらない装着感になってしまいます。
これを「寝ホン」と言うのにはかなり無理がある。…というのが正直な感想です。
ただ、「じゃあこのイヤホンは何の役にも立たないのか?」と言われるとそうではありません。
初期型の「Senzer S10」よりも圧倒的に優れている点があります。
それが 音質 です。

音質は驚くほど透明感!
このイヤホンの本当の価値は寝て使うことではなく、とにかく音質です!
■「Senzer S20」の音質
高音域:★★★★★
中音域:★★★☆☆
低音域:★★★☆☆
音質の特徴!
とにかく純水の如く澄み切った高音域が聴きやすく、聞き疲れしない!
音質に関しては初期型「Senzer S10」から大幅に進化!!
S10では全域にかけてパワー不足が目立っていた印象でしたが、今回のS20では高音域を筆頭に全ての音域のバランス調整が施されており、非常に聴きやすくクリアな音楽体験ができるようになりました!
これは純粋にワイヤードイヤホンの中ではかなり高音質とも言え、この価格帯のイヤホンって少し曇った感じのものも多いんですが、このイヤホンではそういったモヤモヤ感は一切なし!
この「透明感」は見事の一言に尽きると思います!


イヤーチップは低反発ウレタンを使用
さらに嬉しいことに、「Senzer S20」ではイヤーチップに低反発ウレタンを使用しているので、耳への負担が格段に低減されています。
低反発ウレタンは形状記憶も兼ね揃えている素材なので、人それぞれ違う耳の形にピッタリとフィットする仕組みになっています。
そのため、装着感もかなり良く耳に吸い付くように隙間なくフィットしてくれます。
その効果からか音漏れもほとんどなく、かなり音量を上げても周りの人の迷惑になることはないでしょう。
この価格帯のイヤホンで低反発ウレタンを採用しているものはかなり少ないので、それだけでもお得感が半端ないですよ♪

しかし気になる点も…
ということで、「寝ホン」としては評価出来ないというデメリットを残しつつも、音質に関してはミドルクラスではトップ争いに君臨するほどの高音質を見せつけてくれた「Senzer S20」
しかし、ここに来て気になる点が出てきました…。
なんと、iPadProではボリューム調整が効かないのです!
Androidではボリューム機能が効かないとのレビューはあったのですが、まさかiOSであるiPadでもボリューム調整が出来ないとは思いませんでした…。
ちなみに、iPhone6s,iPhone8では変換器を使っても問題なくボリューム調整含めて全ての操作に対応していました。
しかし、何故かiPadだけには対応していないようです…。
ちなみにMacBookでも同様でボリューム調整には対応していませんでした。
僕は寝るときにiPadで音楽を垂れ流しにするので、iPadで音量調整できないのは結構つらかったですね…。
ケーブルは編み込みになっていたり、本体にアルミを採用していたりと全体的なクオリティが高い製品なだけに、この点は非常に残念でした。


「寝ホン」ではないけれど音質が大幅に強化された後継機
以上、かなり甘めに見ても寝ホンとは言い難いけれど、音質が正統進化された「Senzer S20」をレビューしてきました!
最後に簡単にまとめますと
「Senzer S20」のここがポイント!
- もはや「寝ホン」ではない
- 音質は初代機よりも大幅に進化している
- iPadではボリューム調整が効かない
- 低反発ウレタンで装着感は素晴らしい
結論としては
Senzer S20は「寝ホン」ではない。
だが、音質がめちゃくちゃ進化しているので普通のイヤホンとして考えるとかなり優秀!
ゴロゴロしながら聴けるイヤホンを探しているなら初代機の「Senzer S10」一択ですが、ゴロゴロするのを少し我慢できるなら「Senzer S20」という選択肢もありだと思います。
でも、このページを見ているあなたはゴロ寝大好きなゴロリストだと思いますので、個人的には「Senzer S10」がオススメでしょう(笑)
冒頭でもお伝えしましたが、「Senzer S10」に関しての詳しい記事はこちらより掲載しておりますので、よければ寝っ転がりながらでもご覧頂ければと思いますw
ちょっと頑張って座りながら音楽を聴くなら音質面では圧倒的に「Senzer S20」がいいので、ゴロゴロできない通勤や通学で使いたい方はこちらの製品をオススメしますw
気になる方は是非チェックしてみてくださいね!

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