視野角200度はヤバすぎ!Pimax5K PlusでVRChatをプレイしたら世界の広さに感動した!【レビュー】

こんにちは!クロです!

僕がPimax5K+を注文して約3ヶ月…。

やっと、やーーーーっと先日、工場から出荷されて我が家に到着しましたよ!

いやー長かった!もう夏まで来ないと思ってましたわ!

僕はVIVEの有機ELが低解像度で網目状のスクリーンが目立つのがすごく嫌だったのでPimax5K Plusを注文したんですけど、結果としては思惑通り高解像度のスクリーンと超広角の視野性を確保することが出来ました!

ただし、その道のりは予想以上に険しく、PCスペックが低いと画質が追いつかないしfpsが激落ちする現象も多発。

僕の環境下では、まだまだPimax5K Plusの性能をフルに発揮出来ているわけではありませんが、せっかくなので現状での使用感などを記載していこうと思います!

 

Pimax 5K Plusって何?

Pimax5K Plusとは、クラウドファンディングで5億円を突破したことで有名となった、高解像度かつ広視野角を実現したVR用HMDです。

その解像度は片目で2560×1440!

HTC VIVEの片目の解像度が1080×1200なので、そのずば抜けた性能が見て取れると思います!

とにかく液晶のドットの一つ一つが高密度で粗さが目立たない(スクリーンドアが少ない)DPIの高さに加えて、視野角200°という目を左右に動かさな見渡せない程の広い視野角が最大の特徴でしょう!

Pimax5k+の最大の特徴が何と言っても視野角の広さ!200度はやばい!

横に伸びるレンズで超広視野角を実現しています!

HTC VIVEの視野角が110度なので、VIVEと比べて+90度も視界が広く見えるようになるわけです!

想像しただけでも興奮しちゃうでしょ?w

以下、Pimax5K PlusとHTC VIVEをスペック比較してみました。

Pimax5k Plus HTC VIVE
解像度(片目) 2560×1440 1080×1200
PPI 530 450
リフレッシュレート 90Hz 90Hz
視野角 200° 110°
接続方法 DP1.4 HDMI miniDP
トラッキング方法 専用。もしくはHTC VIVEベースステーション HTC VIVEベースステーション
コントローラー 専用。もしくはHTC VIVEコントローラー HTC VIVEコントローラー
要求GPU GTX1070以上 GTX1060以上

 

動作環境には最新のGPUが要求されますが、その分HMDの性能がずば抜けて高いのが分かると思います。

ただ、GPUについてはVRChatに限って言えば圧倒的にスペック不足だと感じましたが…。

詳しくは後でご説明しますね!

 

HTC VIVEのベースステーションとコントローラーが使用可能!

ざっと表を見て気付いた方も多いと思いますが、Pimax5k PlusではHTC VIVEのベースステーションとコントローラーが使用できます。

つまり、HTC VIVEをお使いの方ならHMDだけを取り替えるだけで高画質かつ広視野角の環境を楽にGETすることが出来ちゃうってわけ!

これって凄くないですか!?

もちろん、Pimax専用のコントローラーも別途で用意されていますが、追加で300ドル掛かります。

VIVEユーザーにとっては、今まで使い慣れているコントローラーとベースステーションをそのまま使用できる事は金銭的にも大きなメリットと言えるでしょう!

Pimax専用コントローラーとベースステーションはこんな感じ。全体的に丸いですね。

あとはほら、また新しいHMDを買うたびにベースステーションの設置に壁に穴を開けるのも嫌じゃないですか?w

ファーストアイテムとして購入する場合はPimax専用品を買うのもありだと思いますが、今後の互換性を考えるなら無理に専用品を買うよりもHTC VIVEのベースステーションとコントローラーを買うほうが汎用性は高いと思います。(リセールバリューという面でも)

 

実際に僕もHTC VIVEのベースステーションとコントローラーをそのままPimax5K Plusで使用しています。

コントローラーはもちろんのこと、VIVEトラッカーもそのまま流用可能です!

構築環境を変えることなくいきなりフルトラマンになることももちろん可能なので、HTC VIVEからの切り替えの候補としてはPimax5k Plusは断然ありだと思いますよ!

ただし、要求スペックが高いのでその点だけ注意が必要ですけどね!

あと、Pimaxからは8Kモデルも販売されていますが、こちらはRTX2080必須と要求スペックがべらぼうに高いことと、8Kの表示方法がアクティブドットではなくデジタル処理された疑似8K表示とのことで、現状ではPimax5K Plusの方が人気が高いようです。

8Kモデルは価格も高いので、相当ニッチな方でなければなかなか手が出せないのも普及し辛い一因でしょう。

 

外観

では、ここからはPimax5k Plusの外観からケーブルなどの接続方法を見ていきましょう!

ごてごてしい箱を開けると、HMD本体とケーブル類が収納された箱が目に入ります。

中身を取り出してみると、専用ストラップに説明書、ACアダプターが入っています。

HMD正面。近未来的なフォルムが特徴的です。

HMDのデザインはかなり尖ってますね!

電源を入れると正面のサイクロプスアイの部分が青く発光します。近未来!

ただ、本体の質感はややチープで結構プラスチッキーです。

その分VIVEと同じくらい軽量なので、質感を犠牲に機動性をトレードオフした感じでしょうか。

まぁ見た目よりも使いやすさが大事なので、不満点というほどではありませんけどね!

 

あと、頭を固定するストラップはHTC VIVEに付属されているような額で固定するゴムバンドです。

装着感は好き好きありますが、個人的には頬下に負担が掛かるのであまり使い勝手はよくありませんでした。

なお、社外品ではありますがHTC VIVEのデラックスオーディオストラップが使用できるアダプターを販売している方もいるようなので、どうしても装着感が気になる方はそちらを購入してみてもいいと思います。

説明書は英語と中国語のみ。イラスト付きなので翻訳アプリと併用すれば特に苦労することはありませんでした。(6月出荷分からは日本語の説明書が付属されるようです)

本体の全体図。HMD自体はVIVEより奥行きが薄く、横幅は長いです。

奥行きがVIVEより薄いので、コントローラーがHMDにコツコツ干渉していた人には嬉しいと思います。

横幅はVIVEより長くなっていますが、こちらに関しては実際に使ってみても邪魔になったり負担に感じることはありませんでした。

接続端子はDPとUSB3.0だけ。あとはACアダプターで電源を取る仕組みです。

ケーブル関係はVIVEよりも簡略化されて、WindowsMRに近い印象です。

一応ACアダプターは挿さないといけませんが、それでもリンクボックスが無いぶん取り回しはしやすくスマートです!

HMD右上面には電源ボタンと音量調整ボタンが配置されています。

HMDには電源ボタンが付いているので、使わないときはオフにしておくことが出来ます。

音量ボタンはPCのオーディオソースと連動しているのでPC全体の音量を上げ下げすることが出来ます。

HMD内部。左右端まで伸びた超ドデカイレンズに目が行きますね!

VIVEをお持ちの方は、フェイスクッションの縁ギリギリまでレンズが伸びていると思ってもらえば分かりやすいと思います!

とにかくレンズが大きく圧倒的で、そりゃあ目を動かさないと見渡せないというのも頷ける程の大きさですw

あ、右下にあるダイヤルで眼間調整が可能ですよ。

実はフェイスクッションの裏側にUSB-C端子が隠されています。

別に隠してるわけじゃないんでしょうけど、めっちゃ見つけ辛いですw

ただ、ここに「USB-C to ステレオジャック」変換ケーブルなどを付けると4ピン端子に早変わりするので、お気に入りのヘッドセットを使ってVRChatでボイスチャットを楽しんだり出来るようになります。

こういった変換ケーブルを使用すればOK。

僕の場合はiPad Pro用のアップル純正品を使っていますが、こちらでも問題なく使用することが出来ました。

HMD左側には3.5mmイヤホンジャックが搭載。マイク端子は使えないので注意!

HMD左側にはイヤホン端子が搭載されています。こちらはマイク端子を兼ねていないので注意が必要です。

HMD本体下部。中央にUSB-C端子と右側にマイク端子を内臓しています。

本体下部にもUSB-C端子が配置されていますが、場所的に首を動かすと抜けやすいのであまり使わないんじゃないかな?

USB型の外部マイクを付けれなくもないと思いますが、そこは試せていませんので割愛します。

 

セットアップ方法

セットアップは非常に簡単で、ハードウェア面での接続は説明書の図のようにDPケーブルとUSB3.0ケーブルをPCに差し込んで、ACケーブルを挿すだけでOKです!

VIVEと違ってリンクボックスを設置しなくていいのでめっちゃ簡単ですw

VIVEを使っている方ならリンクボックスとかいうブラックボックスを経由しなくて済むので、ケーブルのごちゃごちゃ感が結構減りスッキリとした印象を受けると思います!

こういうのでいいんだよ、こういうので!

実際のケーブルはこんな感じ。長さは約3mあるので部屋中動き回っても余裕はあると思います。

ケーブルが挿せたらPimaxを使うためのセットアップドライバーをダウンロードしてきます。

Pimax5K Plus PiToolドライバー

 

続いて、プレイルームを設定するためベースステーションとHMDの電源を入れた状態でソフトを起動します。

現時点では英語と中国語のみの対応ですが、アップデートで日本語にも対応するそうです。

追記:最新アップデートにより日本語に対応しました。

最初は「Room Setup」を起動して、VIVEと同じようにプレイルームを設定するようになります。

こちらはVIVEのように細かい部屋の大きさなどを測定しないため、すんなり終わると思いますw

セットアップが終了したら「Start SteamVR」を選んでSteamVRを起動しましょう。

このように、コントローラーとトラッカーなど全てのペアリングが完了していればOKです。

上手くコントローラーのペアリング出来ない方は、もう一度コントローラーだけをペアリングしてみることをお勧めします。

ペアリング時には中央のメニューボタンと電源ボタンを両方押す必要があるので、上手くいかない方は一度試してみてください。

上手くいかないときは最初からペアリングし直してみると上手くと思います。

また、VIVEトラッカーのペアリングが上手くいかない方は、VIVEトラッカーのセットアップが上手くいかない場合を参考にペアリングし直してみてください。

両方とも問題なくペアリングが完了すると、SteamVR側で上記のように緑色のアイコンが表示されるはずです。

 

実際にVRChatをプレイしてみた!

お待たせしました!ここからは実際にVRChatをプレイしてみての使用感をお伝えしていきますね!

まずは画面の解像度がどれくらいのものなのかをVRChatで見てみました!

VR画面上の表現でなかなか口では説明しにくいですが、VIVEに比べると明らかにドットが細かく小さな文字もしっかり読めるようになります!

VIVEを使ってVRChatをプレイしている人なら分かると思いますが、実際にこの距離から小さな文字を見るなんて、普通は文字潰れで読むことなんて出来ませんからね…。

HMDの解像度が上がるので最新のGPUが必要となりますが、例えば「VRCイベントカレンダー」等の日程表をある程度離れた場所からも確認することが出来るので、これだけでも相当没入感が増しましたよ!

発色は有機ELに比べると色合いが劣ると聞いていましたが、個人的にはちょどいいというか、むしろ有機ELが眩し過ぎたので快適とすら思えましたw

あと、解像度が高いだけあってワールドの雰囲気というか、五感では感じ取れない場の空気感を鮮明に感じることが出来ました。

文字で表現するには難しいもどかしい感覚ですが、恐らくよりリアルに近付いた感覚に脳が少し錯覚を起こしているのかもしれませんね。

それほどまでに高い没入感を味わうことが出来たのは、正直自分の想定した以上の成果でした!

ただ、黒い夜空を見上げたり真っ暗な場所を見つめると、有機ELとは違って少し白っぽく感じます。

これは液晶の宿命なので仕方ありませんが、黒の発色だけしっかり出てくれたら100点満点だっただけに惜しいところです。

続いて、視野角を確認してみます!

これも実際に見ないことにはなかなか表現しにくいところではありますが、カメラを上空に固定して両手の端がギリギリ見えるところまで手を広げてみました。

結果としては、VIVEより一回り広く両手をグイッと広げた辺りまで見渡せるようになります!

でも、200°は流石に言い過ぎかなー?

体感では大体150°〜160°といったところでしょうね。

それでもVIVEと比べると明らかに外側への視野が広く、HMDにありがちなゴーグル感はほぼ無くなります!

VIVEの外側のヘリが無くなったと言えば少しわかりやすいでしょうか?

ただ、外側のレンズが少し湾曲しているので表示される映像も端の端は歪んで見えるようになります。

メガネの隅っこを見ると歪んで見えるのと同じ感じです。気になる人は気になると思います。

恐らく、カメラの広角レンズのように端だけを無理やり広角表示することで視野角200°を達成しているのでしょう。

若干の不自然さを感じますが、そのデメリットを諸共しない閉鎖感からの開放が本当に感動的で、これだけでもPimaxの恩恵を受けるには十分すぎるほどの収穫です!

だって、何が凄いってナデナデされたときに両手で包み込まれるような没入感も味わうことが出来るんですよ!

買わない理由がないよね?

僕らはナデナデされる為にVRChatをプレイしているんだ!

あ、あとはVRCに限って言えばワールドによっては設置物やミラーが端っこでカリングされますので、その点も少しだけ残念でした。

ただ、それだけ視野性が高いということなので、贅沢な不便さとも言えますね!

 

これがやりたかっただけ。

 

注意点!

さて、冒頭でもお伝えした通り、一筋縄ではいかないのが人柱レビュワーの定。

もちろん問題点が浮き彫りになってきましたので、ここでお伝えしておきますね!

 

グラボはRTXがほぼ必須!

まずはグラフィックボードに関してですが、ご説明した通りPimax5K Plusでは片目2560×1440という超高解像度のグラフィック処理を要求されます。

公式スペックでは要求GPUはGTX1070と案内されていますが、ただでさえグラフィック処理の重いVRchatにおいては、GTX1080ですら満足のいくfpsを確保することが出来ませんでした。

解像度を上げるとfpsがダダ落ちで快適にプレイ出来ない…。

逆に解像度を下げるとfpsは安定するが、少しボヤケた映像になる…。

これは、単純にグラフィックス処理が足りてない現象とも言えるので、Pimax5K Plusを購入する場合にはRTX2070以上は必要になるのではないかと感じています。

 

追記:グラフィックメモリを馬鹿食いする原因として、PiTooLドライバーが最適化されていないことがあったようです。

最新アップデートが実施された現在では、GTX1080でも快適に動作するようになりました。

 

ちなみに、SteamVRのビデオ解像度は100%だと無駄にレンダリングしてしまうので、36%〜40%に設定するのが一番良いと思います。

 

メモリは16GB程度あれば十分!

最初はメモリ16GBでも足りないほどメモリ容量をバカ食いしていたPimax5K Plusちゃんですが、こちらも最新アップデートにより、メモリ負荷は限りなく低くなりました!

(アップデート前は32GBでも足りなかった)

最新アップデート後はVRChatを起動時でも約10GB程に収まっています。

ただ、これからのVR HMDは高解像度化が進んでいくと考えられますので、今後のことを見越すなら32GB程確保しておくのが無難かもしれません。

僕はアップデート前のメモリ馬鹿食い問題もあって、新たにメモリを32GBに増設しました。

取り急ぎメモリ16GBを購入!

要求スペックはかなり高いがこれまでにない体験が出来る素晴らしいHMD!

以上!高解像度と視野角200°というHMD「Pimax5K Plus」をVRChatで使用してみての使用感をお伝えしてきました!

上記でも述べたとおり、Pimax5K Plusは最新のGPUや大容量メモリが要求されたりと、かなりハイスペックなPCが求められますが、その見返りは凄まじく、本当にリアルに近い没入感が得られるHMDであると感じました!

流石に及第点も多いので万人にオススメできる代物ではありませんが、個人的にはゴーグル感が無いってだけで、買ってよかったと思っています!w

視野角の広さと閉鎖感への開放。高解像度によるスクリーンドアの軽減を体験したい方、いち早く最新ガジェットに触れてみたい方は一考する価値は十分にあると思います!

ハードルは高ければ高いほど、乗り越えたときの達成感は果てしないものがありますからね!

なお、Pimaxでは6月から日本でも在庫保管用の倉庫を建設するようです。
あわせて佐川急便にも対応するそうなので、これから注文分はかなり早急に出荷されるみたいですよ!

公式リンク:Pimax5K Plus製品詳細ページ

関連記事:VRChatをプレイするのに必要なPCを実際に遊んで選んでみた!

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