
スマホやノートPCの充電器の大幅な薄型に成功した「窒化ガリウム」充電器。
こいつが登場してくれたおかげで、40W以上の高出力を可能にした急速充電器でありながら、出張時にもカバンの中を圧迫しないポケットサイズに収まるようになりました。
そんな窒化ガリウム充電器にAnkerから新しくUSBポートタイプが参入したということで、部屋にUSBケーブルが乱雑している僕は早速購入してみることにしました!
開封と付属品をチェック!



パッケージはAnkerらしくブルーとホワイトが特徴的なシンプルなもの。
付属品も余計なものは入っておらず「電源コード、取扱説明書、両面粘着テープ」のみとなっています。
いつも思うけど、Happy? UnHappy?のメッセージカードはメッセージカードでありながら林檎のパクリ感が強くて肝心のメッセージ性が全く伝わってこないなって思っています。
従来のUSBポートタイプの1/2サイズ!


「Anker PowerPort Atom III Slim」のサイズは約89 × 86 × 18 mmとなっており、従来の電源型USBポートに比べて大きさは3/4。薄さは1/2とかなりコンパクトサイズになっています。
サイズは小さいながらも最大45Wまで出力可能なUSB-C(PD対応)と、合計20Wまで出力可能なUSB-Aポートが3つ搭載されており、合わせて最大65Wの高出力が可能なハイスペックな製品です!
さすがは窒化ガリウム、恐るべし!

なお、iPhoneX(左)と比べて見てもこの小ささ。まさにポケットサイズといった印象で出張先に持ち込んでも活躍してくれるビジネス系マストアイテムになることは間違い無さそうです!

充電速度をチェック!
ここからは、実際にMacBook、iPad、スマートフォン、Nintendo 3DSなどを同時に充電してみて充電速度をチェックしてみます。


「Anker PowerPort Atom III Slim」のUSB-CポートはPD規格に対応しているので『5V=2.4A・9V=3A・15V=3A・20V=2.25A』の幅広い電圧から出力することが可能です。
試しにMacBookを充電してみましたが、しっかりと20V出力に対応していました。
スマホの急速充電用としてだけでなくモバイルノートPCなどの高電力が必要なデバイスでも充電しながら使えちゃうので、複数の充電器を使うことなくこれ一台で完結しちゃうのは素晴らしいですね!

なお、注意点としてはUSB-Aポートは3ポートの合計値が5V=4A(20Wまで)というところ。
1ポート自体は『5A 2.4V』までしか対応していないので、最近のスマホに搭載されている急速充電規格の『9V』や『12V』を使うことは残念ながらできません。
USB-Aポートに限って言えば、純正の充電器よりは少し早い程度に終わってしまうのが結構厳しい印象を受けました。
とはいえ、今までの大型の充電器に比べると約半分ほどの省スペースさを実現していることを考えれば、トレードオフにしても十分お釣りが来るほど素晴らしい成果だと思います!


机の上の圧迫感を一気に減らせる
性能面だけ見ると、正直「Anker PowerPort Atom III Slim」は従来の卓上USBポートに比べても優れた部分は殆どありません。
ですが、ガジェットツールを便利に扱う上で『コンパクトさ』というのは非常に重要な要素であり、大きくて重い。そのことが原因で使わなくなったものがあることは、誰しも一度は経験したことがあるはずです。
特にUSB充電器というのは扱う電力が多くなればなるほど大型になりがちです。
窒化ガリウムは、その負の連鎖に歯止めをかけた今のガジェット業界の救世主とも言える技術です。
手のひらサイズに大型充電器が収まるという感動を、是非あなたも一度体験してみてほしいと思います!
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…