パイオニアの本気を見た…。
今回はAmazonでも絶大な人気を誇る、ハイレゾ対応ヘッドフォン「SE-MS5T」を購入しましたのでレビューしていこうと思います!
カラバリは4色で「ブラック」「ブラック&シルバー」「ブラック&レッド」「ブラウン」
ヘッドフォンの特徴は以下の通りです。
- ハイレゾ再生に対応した大口径40mmドライバーを搭載
- 耳がすっぽりと覆うサイズのオーバーイヤー型のイヤーパッド
- ヘッドクッションが非常に柔らかく、高い装着感を実現
- スマホの操作が可能なコントロールBOXを裝備
- 高音域に超特化した抜けの良い透明感バツグンの音質
価格が5,000円強というお手頃価格を実現しながら、とんでもない高音の抜けの良さは下手な20,000円代のヘッドフォンを凌駕する実力を秘めています。
そこまで言うと、どんな音なのか気になっちゃいますよね?
まぁまずは焦らず、外観からじっくりと見ていきましょう。
外観
今回購入したのはブラックになります!

▲久しぶりのパイオニアだ~♪
僕ね、パイオニア大好きなんですよ!
いやー、嬉しいなーー!!
ちなみに外装が剥がれているように見えますが、これはそういう模様です!w

デデーン!!
いいよね!このダイナミックな感じ♪
でも40mmドライバーだから、実はコンパクトサイズのヘッドフォンなんですw

こんな感じ。どう?わりとスマートでしょ?
スライダーの調整もハウジングの角度までしっかり買えられる設計になっています。

ハウジングはカッコイイです!
素材はポリカ…なのかな?
マッド加工されているので高級感は高いんですけど、剛性がちょっと心配でしょうか?
「パイオニア」のロゴが入っている部分はメタル加工されているのでシンプルだけど美しい…。

スライダーは挟み込んで固定しているタイプ。
引っ張るだけで長さ調整ができます。
硬さも硬すぎずしっかり固定できるので、かなり使い勝手はいいですよ!

ヘッドクッションはレザー素材。
かなり柔らかく、1時間くらい装着したくらいじゃ全然頭が痛くありません!
さすが国産メーカーは日本人の好みに合わせてきますねw

ケーブルは脱着式ではなく、固定式。
断線したらアウトですが、ケーブル自体が太く丈夫そうなので、あまり心配しなくても良さそう。

スマホで音楽を聞く際に役に立つコントローラーが付いています。
真ん中がスイッチっぽく見えますが、下地と一体化しているので、全体を押し込む感じになります。
音量調整は出来ず、「再生スタート、再生ストップ」のみ対応します。
マイクはこの中に内蔵されているようです。

プラグはL字型の金メッキ加工。
断線しにくいのでこれは◎ですね!

型番は内側に印字されています。
音質
さーて、お待たせしました。気になる音質チェックのお時間です!
このヘッドフォンは「ハイレゾ対応」を謳っている製品なので、音質はかなーり気になるところ。
試聴楽曲はこちらで検証。
- 楽曲「希望の都」
- ビットレート 2731kbps
- サンプルレート 96000Hz
- ファイルタイプ FLAC
- 試聴時間1時間
しっかりみっちり試聴しましたよ。
もうね、こりゃあすげーわ。。。。
「SE-MS5T」の音のバランス
超高音:★★
高音:★★★★★
中音:★★★☆☆
低音:★☆☆☆☆
特徴:ひたすら高音が伸びる。音が鳴っていない「空気感」の表現力が凄まじく音にツヤがある。
やはりハイレゾ対応と言うだけあって、高音の伸びが凄まじいです…。
とにかくスーーーッと、心地いいくらい伸びます!
だからと言って耳にキンキン刺さるとかそういうのではなく、密閉型でありながら、上手く余分な音を逃している印象で、本当に耳が不快になる音が一切ないです。
余計な音が無いので、音量をガンガン上げてもまったく不快感がない!これには本当に驚きました。
(実際にあまり音量を上げることは耳に悪いので止めたほうがいいですが…笑)
秀でているのはそれだけではなく、ハイレゾ特有の空間再現力が非常に高いこと。
楽器が鳴っていない「間」のところまで、しっかり空気感が伝わってくるので、楽曲全体の纏まり方が半端ない…。
これで、5,000円なんですか・・・。
僕が前に買った20,000円のヘッドフォンより音いいですよww
装着感
素晴らしいのは音だけではありません。
装着感がかなりいい!
何と言ってもヘッドスライダーの細かな調整と、ハウジング部の角度調整がいい感じに機能していて、自分の頭にピッタリフィットする場所を必ず見つけてくれます!
イヤーパッドも非常に柔らかく、1時間やそこらの試聴では頭も耳も全く痛くなりませんでした!
欠点
これは高音に特化した故の悩みとなりますが、MP3の圧縮された音源を再生したときの高音の粗が凄く目立ちます。
表現するなら「シャリシャリ」した不快な音が気になるのです。
MP3で聞くなら320kbps以下はちょっとざらざらした音に聞こえるかもしれません。
このヘッドフォンを使うなら、できるだけロスレス音源を使用することをオススメします。
総評:相性がいい機器や楽曲に当たると覚醒する天才型ヘッドフォン!
以上、まとめて表現するならまさにモンスターヘッドフォン!
「ハイレゾ対応」というよりは『ハイレゾくらいの音源を用意しないと本気出さねーぞ♡』
って高飛車なヘッドフォンちゃんですね!
圧縮音源だと機嫌を損ねてしまう…けっこうシビアですw
しかし、そのポテンシャルは凄まじく、特に高音の表現力の高さには度肝を抜かれましたよ…。
少なくとも通勤通学の時に聞くようなヘッドフォンではないですね。
ただし、ドンピシャはまると20,000円をも凌駕する実力を発揮する。覚醒型ヘッドフォンなので、じっくりと愛情を込めて好みを探してあげるといいですよ!
聞いていてめっちゃ楽しい一品だと思いますので、気になる方は是非お迎えして上げて下さい♪
ちなみにブラウンがめっちゃ渋くてオススメですw
過去に紹介したヘッドフォン一覧はこちら
「えっ!こんな価格で出てるの!?」
思わずそう思ってしまう程のコスパ最強のゲーミングPCが、FRONTIERの数量限定セールから販売されています!
例えば、最新の『RTX4070』を搭載したPCが20万円を切る超破格になっていたり、レイトレーシングを使用した最新の3Dゲームもヌルヌル動く超オススメのモデルが販売されています!
WQHDや4K解像度で144fps以上を狙うFPSゲーマーにもおすすめの一台です!