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先日発売されたAirPods第2世代。
完全ワイヤレスイヤホンでありながら充電ケースまでもワイヤレス充電に対応したことで話題となったAppleの代名詞とも言えるBluetoothイヤホンです。
実際に使用するかはさておき、『あのAirPdosにQiワイヤレス充電機能が付いた』という事実がオーディオ業界にまたも衝撃を与えたようで、さっそくAmazonでお馴染みのオーディオメーカーSoundPEATSさんからも、Qiワイヤレス充電対応の完全ワイヤレスイヤホンが製品が発売されたようです!
ポイント!
- Bluetooth5.0
- AAC&SBC対応
- 本体が3,000mAhのモバイルバッテリーとして使える
- イヤホン単体で3時間使用可能
- ケースで22回充電。最大66時間使用可能
- IPX7の防水性
- イヤホン操作はタッチセンサー
「なんだなんだ?AirPods人気にあやかりたい一心で出してきたのかー?」なんて最初は思ってしまいましたが、これが実際使ってみるとすっごい頑張ってるんですよ!何気に拍手喝采もの!
というか、個人的にはAirPodsより全然音いいし低音もバシバシ出てるからズルい!って思ったほどです。
これで価格6,000円程なので、やっぱSoundPEATSさんのコスパ力の高さは他の追随を許さない熱い熱意が感じられますねw
今回はそんな完全ワイヤレスイヤホン「TrueShift」をレビューしていっちゃいますよ!
特徴的な外観

まずは外観から見ていきますが、のっけからもうAppleをライバル視しているのかリスペクトしているのか既存感が半端ないですw
今まで説明書はずさんにポンって箱の中に突っ込んでましたやん?
それが今回から小奇麗なブラックボックスにインストールされています。
これは完全にAirPodsを意識してますね(笑)

充電ケース&モバイルバッテリーを兼ねている本体は(縦約7cm×横約6cm×厚み約2.5cm)とPCマウス程の大きさとやや大ぶりとなっています。
重さに関してもバッテリー容量が大きいので少し重みを感じますが、特段持ち運びに際して特に苦痛を感じるほどでは無いと思います。

イヤホン本体は物理ボタンを完全排除したタッチセンサー式。
ボタン類が無いのでIPX7の防水性能を得ることが出来ました。スポーツをする人や夏場でも安心して使用できますね!
ただ、質感がテカテカつやつやの光沢感溢れるボディなので指紋がかなり目立ちます。
しかもカラバリが黒色のみなので、頻繁に手入れしないとすぐに指紋でベタベタになりそうですねぇ…
そしてもう一点気になったのが、イヤホン使用中も緑のLEDがゆっくり点灯し続けること!
常に光り続けるというのではなく、ホタルのようにゆっくり点滅を繰り返すタイプですが中には気になる人もいるんじゃないかな?
サイバー感が好きな人にはたまらないと思いますけど、人によってはイヤホンの存在を他人に知られたくない方もいるでしょう。
この辺りをどう捉えるかで賛否が分かれると思いますね。
僕はこういうスターウォーズ感溢れるSFサイバーは大好きなので全く問題ない。むしろ嬉しいくらいですが!w

本体の右側面には、ケースを充電するためのUSB-C端子とペアリングの強制リセットボタンが配置されています。
やっと浸透し始めたUSB-Cに対応したのは素直に嬉しいところですね!(おまけにUSB3.1に対応しているので高速充電が可能)

本体の左側面には、モバイルバッテリーとして使用するためのUSB-Aポートが搭載されています。
ここに手持ちのUSBケーブルを挿すことで、スマホを充電したりUSBアクセサリーを使用することが出来るようになっています!
試しに手持ちのiPhoneを充電してみました。

はい、問題なく充電出来ていますね!
バッテリー容量は3,000mAhとiPhone約1回分の容量しかありませんが、外出時のいざというときの緊急用モバイルバッテリーとして使用は十分使用できるでしょう!
ちなみに、イヤホンだけを充電した場合は約22回の充電が可能とのことです。イヤホン単体で約3時間使用可能なので最大で66時間。
充電ズボラな人には願ったり叶ったりの製品ですなぁw
楽勝すぎるペアリング!なんとケース蓋を開けるだけでOK!

いやー、なんていうかBluetoothってもう本当に身近な存在なんだなって…。
今まで完全ワイヤレスイヤホンで一番ややこしいと言われていたのが『ペアリング作業』ですが、なんと「TrueShift」では充電ケースの蓋を開けるだけで自動的にイヤホンの電源がオン!
イヤホンを取り出すこと無く自動ペアリングモードに以降するようになっているのです!
スマホであれば「設定」→「Bluetooth」で待機しておき、イヤホンケースの蓋を開けるだけでペアリングすることが出来ちゃいますよ!(デバイス選択するだけでOK!)
これなら機械に疎い方でも楽勝でペアリング出来ますねー!この辺もAirPodsを意識したのかな?
充電ケースはQiワイヤレス充電対応!

さて、今回の目玉機能のお時間です!
「TrueShift」はわずか6,000円という低価格でありながらAirPods第2世代と同様にQiワイヤレス充電に対応しているのです!
AirPodsのワイヤレス充電ケース付きが22,800円ですから、その価格差を見れば「TrueShift」のコスパの良さが分かって頂けると思います。
本当によく頑張った!SoundPEATSさんえらい!
で、実際どの場面でワイヤレス充電を使うのかと言われると…。
・・・・。
僕のライフスタイルでは使うシチュエーションが見えてきませんが、卓上に定位置として置いておく人はわざわざ充電ケーブルを挿さなくていいので便利なんじゃないかな?
手軽な充電方法に加えてモバイルバッテリーとしても使用できるので、その辺りを上手に活用していきたいところです!
イヤホンの音質は…実は文句なしで素晴らしい
さて、充電ケースが特徴的でおざなりになりがちですが、イヤホンの要とも言える『音質』について触れていきましょう!

おざなりとは言いましたが、実はこのイヤホンは凄いですよ。
まず最初に言っておくと、デフォルトで装着されているイヤーピースは捨ててしまいましょう。
何故かって?
それは、デフォルトのイヤーピースでは人間の耳には小さすぎるからです!
まず本体を開封したら付属されている丸みを帯びたイヤーピースに交換しておきましょう。
これをしておかないと、低音が全て隙間から抜けていきスカスカの音漏れの音を聞いているような音に聞こえてしまいます。
あの小さなイヤーピースが合うのってハムスターくらいなもんですよ(笑)

さて、イヤーピースを交換できたらじっくりと音質を聞いてみましょう。
最初「TrueShift」を見たときは、ぶっちゃけトレンドをいち早く取り入れただけのイヤホンという印象で「どうせ、音質なんてアウトオブ眼中なんでしょ?」なんて偏見も甚だしい程の価値観を持っていたわけですが、実際に音楽を聞いてみると全体の透明感と音域の広さに本当に驚かされました!
特にジャズやクラシックの音の精密さは、この価格帯にしては熟練至高された匠の技が光るチューニングと言っていいです。
本来は中音楽器であるはずのトロンボーンが厚みのある低音をしっかりと再現してくる…そんなのハイエンドイヤホンくらいでしょ?
それが音場の広さと相まって、まるで『小さなステージ』にいるかのような再現性を実現しています。
この小さなボディから重厚な音圧のある低音が出るのが不思議なくらいです。これが最新ダイナミックドライバーの技術なんですかね。
きっちりユーザーニーズを捉える丁寧な作り込みに熟考した音作りには素直に脱帽ものです!
高音域 | ★★★★★ |
中音域 | ★★★★☆ |
低音域 | ★★★★★★ |
音質だけなら確実にAirPodsを超えてきたやべーやつ!
音質だけを見ると圧倒的に「TrueShift」の一人舞台。
例え20,000円程の価格差があろうともインナーイヤータイプのAirPodsでは手も足も出ないと言うコスパの良さは現状では右に出るものはいませんね…!
ただし、AirPodsにはマイク性能の高さとApple製品との親和性、更にレイテンシーが30%軽減されたH1チップの優秀さに加えて汎用性の高さや快適さとまさに独壇場。
それはもう、他の選択肢を与えないほど完全にAirPods無双状態です。
しかし「TrueShift」のペアリング技術も大幅に進歩しており、AirPodsを無我夢中に追いかける努力が見える製品に仕上がっていると感じることが出来ます。
価格差を考えると「TrueShift」は非常に買いやすい価格ですし、SoundPEATSさんは本当に良い製品を出してくれましたね。
なんせ価格に対して音質が良すぎます。音質重視でQiワイヤレス充電を試したいなら絶対こっちですわ!
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…