格安ツィーター買いました!
僕はPCで音楽を聴きながらブログを書くんですが、デスクが狭くてね…。
スピーカーを置くスペースがあまり無いんです。
なので、スピーカーの配置もモニターの左右ではなく、モニターの下に置いているんですよ。
するとどうなるか?
スピーカーの定位が悪く、指向性が安定しない!
音楽でいう指向性とは、音がどこから出ているのかを表現する言葉です。
分かりやすく言うと、モニターの下にスピーカーがあるので音の指向性が下にあり、音が下から聞こえるようになるんです。

▲省スペースの机にはありがたい配置なんですが、ボーカルが下から聞こえる…。
なんか気持ち悪いですし、ライブの映像なんかも見ていても臨場感がありません…。
流石にこれは辛いので、なんとかならんものか!
Amazonで色々探していたところ、気になる商品がヒットしました!
それがこちらの「TiaoPingのツィーターTP-006A」です!
えー、お値段なんと500円!
めっちゃ安いでしょw
Amazonには細かい仕様書が載っていなかったので一応スペックを記載しておきます。
周波数帯域 | 5.000hz~20,000hz |
---|---|
寸法 | 3.5 x 4cm |
重量 | 56g |
パワー | 500W |
インピーダンス | 8Ω |
取説には500Wとかありますが、たぶんそんなパワーはありませんw
しかし、こんな安くて小さなスピーカーで本当に定位の悪さが解消されるのでしょうか?
大丈夫、解消されるんです…!
なぜなら、これは「ツィーター」という種類のスピーカーだから!
ツィーターってなに?
ツィーターとは、スピーカーの中で高音域を専用に出力するスピーカーのことです。
スピーカーには主に3種類あります。
- 高音域専用:ツィーター
- 中音域専用:スコーカー
- 低音域専用:ウーファー
みなさんが一度は聞いたことがあるのは「ウーファー」だと思いますが、これは低音域を専用に出すスピーカーのことです。
いわゆる「ボンボン」「ズンズン」といったお腹に響くスピーカーのことですねw
ウーファーがあると音に迫力がでますし、音楽全体に締まりがでます。
カーステレオやホームシアターセットで好まれて使われるのはこの為なのです。
ちなみに、一度はボンボンと音漏れがしている車を見たことがあると思いますが、あれは全てウーファーの低音が漏れているからなんですね。
それに対して高音域を専用としているのが「ツィーター」です。
いわゆる「シャカシャカ」「キンキン」といった高い音を表現するスピーカーのことですねw
ツィーターの役割は、通常のスピーカーでは出せない高音域の更に上の高音を出力することです。
こうすることで、音全体の音域が広がり、ヴァイオリンなどの透き通るような高音を楽しめるようになるんです。
ウーファーが音に締りを出すのならば、ツィーターは音にツヤを出す感じですね。
ツィーターは指向性が非常に高い
高音域を専用としているツィーターですが、高音というのは音の指向性が非常に高いため、ツィーターの配置次第で音が聞こえてくる場所が大きく変わってきます。
極端な話をすれば、けものフレンズでも人気の高いサーバルキャットが、1km離れた虫の動きも聞き分けることができるのも、この超高音域(超音波)の指向性の高さによる特徴のおかげなのです。
つまり、この特徴を利用することで、自分好みの場所に定位を置くことができるわけです!
ちなみに、低音域は指向性が非常に低いため、どこに設置してもどこから聞こえているのか分かりません。
サブウーファーを机の下に設置したり、車の座席の下に配置しても音が自然に聞こえるのはこの為なんですね。
現物と配線
文章ばかりもつまらないので、ここで実物を見ていきましょう!

▲500円とは思えないような、しっかりとしたパッケージです。

▲本体はプラスチック製で、値段が値段なだけに高級感はありませんねw
本体下部には固定用の土台が付いています。

▲安くても上下に角度調整ができるようになっています。
案外機能面はしっかりしているようです。

▲配線が30センチ程しかなかったので、ハンダ付けして延長します。
ハンダとか中学生のとき以来だからやり方忘れたw

▲一応できたので、火で炙って圧着するタイプの伸縮ゴムで保護。これで絶縁して完成です。

▲配線は並列配線で繋ぎました。
最初に直列で繋ぐと恐ろしく音量が落ちたので、不具合がない限りは並列で配線してみようと思います。
※繋ぐスピーカーの種類によっては並列配線ではアンプに負荷が掛かるケースがあります。最悪の場合壊れる事も…。
この辺りはインピーダンス(Ω)をしっかり調べて配線するようにしましょう。
よし、全ての準備は整いました。
ではツィーターを設置していきましょう!
ツィーターの設置場所

▲僕の場合は指向性が下のほうにあるため、モニターの上部に設置してみました。
これを両サイドに設置します。

完成です!
モニターの左上と右上にちょこっとあるのがツィーターですねw
実際にゲームをしてみましたが、高音もしっかり出て音の質が一段上がった気がします!
定位も理想的な位置に来ました!

▲丁度モニターの真ん中辺りから音が聞こえるようになったので、目の前からちゃんと音が出ている!って感覚ですねw
たった500円で試聴環境がガラッと変わりましたよ!
ちなみにウーファーは画面→の写りきらない場所に置いていますが、低音はちゃんと真ん中から聞こえます。
これが無指向ってやつですね。
高音部分が強化されるので、普通のPC環境の方にもオススメ!
いかがでしたか!
このように、配線に関しては無知な僕でも結果的に大満足の結果となりました!
ちょっと自分のPC環境で音が不足しているとか、スピーカーにツィーターが付いていない場合はセパレートタイプのツィーターを購入してみると幸せになれるかもしれませんね♪
僕のように、音の定位が不安定で場所が無い!という方には、是非オススメできる設置方法だと思いました!
気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…