【VRChatで検証】VR機選びの基本はトラッキングにあり!HTC ViveとWindowsMRを実際に購入したので比較レビューしてみた!

こんにちは!VRブロガーのクロです!
VRゲームの住人になってしまったシロです♪

 

VRにおいて最も重要なステータスって、あなたは何だと思いますか?

 

設置のハードルの高さ・操作性・画質・装着感などいろいろあると思いますが、僕はVRにおいて最も重要なステータスはトラッキング性能だと考えています。

人によって思うところはそれぞれあると思いますが、そもそもVRの最大の魅力は自身がVR空間の中に身を投じることが出来るということでしょう。

 

自分自身がゲーム内の主人公になり、思い通りに体を操れる。

物を掴む、投げる、銃を撃つ、物に隠れる。

このような感覚は決して他の3Dゲームでは味わうことの出来ない唯一無二のメリットです。

そんなVR空間にリアルの情報を正確に反映させるために必須となるステータスが、トラッキング性能なんですね。

VR空間で思い通りに体を自由に動かすためには、トラッキング性能の違いを理解しておく必要があります。

 

最もトラッキング性能の優れているVR機とは?

そもそも、今現在販売されているVR機とは一体どのようなものがあるのでしょうか?

最近ではスマホVRやスタンドアローン型のVR製品なども登場していますが、PCなどSteamVRが使用できるメジャー製品の3つをピックアップしてました。

 

主なVR機

  • HTC vive
  • Oculus Rift
  • Windows MR

 

どれもPC用のVR機を購入しようとした場合に、誰しも一度は比較する製品だと思います。

しかし、実は各製品とも微妙にトラッキング方式が違ってくるのを知っておく必要があります。

僕はこの内の”WindowsMR”と”HTC vive”を所有していますので、今回はこの2つに絞ってトラッキング性能を比較していこうと思います。

 

Windows MRは内蔵カメラでトラッキングする

まずはWindowsMRについてですが、この機種はHMDの正面に搭載されている2基のカメラを使ってコントローラー先端部のLEDを認識してトラッキングします。

このため、他の2製品に比べて外部センサーを設置する必要がなく、USBケーブルとHDMIケーブルを挿すだけで動作する非常にスマートな運用方法が可能となっています。

 

WindowsMRの場合、外部センサーを必要としないのでノートPCなどで持ち運んで使用することも可能です!

WindowsMRの前面にはトラッキング用のカメラが2基搭載されています。

 

一見すると”WindowsMR”って「外部センサー不要でケーブルも少なくて済むし、最強じゃね?」と思うかもしれませんね。

しかし、そんなWindowsMRにも大きな弱点があります。

それは、トラッキング範囲の狭さです。

 

WindowsMRは正面に配置された2基のカメラでコントローラーのトラッキングを行っているため、自分の視界に写っている範囲でしかコントローラーを追従することが出来ません。

 

つまり、手を下に下ろしたり背後に手を持っていくことが出来ないのです…。

もちろん目の前で手を動かすだけのゲームであればそれほど大きな支障はありませんが、VRChatやバーチャルキャストなどの全身をしっかり反映させたいソフトを使用した場合、これが致命的な欠点となります。

VRChatでWindowsMRを使用した際の実際のゲーム内画像。腕を下ろしたくても胸の辺りまでしか降りないので、気を付けの姿勢などは出来ません…。

例えば、VRChatで”WindowsMR”を使用した場合、常に前ならえの姿勢で固定されます。

 

オフラインでFPS系のゲームや体勢を選ばないゲームであれば支障はないかもしれませんが、第三者から見られるゲームやソフトを使用する場合、かなり不自然な格好に見えてしまうということはある程度覚悟しておいたほうが良いでしょう。

”WindowsMR”の最大のメリットはトラッキング性能よりも手軽に持ち運びができるVR機!ということだね!
外部センサーが全く必要ない・ケーブルを挿すだけですぐにVRを体験できるのは”WindowsMR”にしかない唯一無二のメリットだけど、腰を据えてVRゲームをやりたい人には少し不満が残るかもしれないね…。

手を上に挙げるためには顔も一緒に挙げないといけないので、これはちょっと辛いかも。

 

HTC viveは外部センサーを利用してトラッキングする

続いて”HTC vive”のトラッキングについてですが、こちらは先ほどの”WindowsMR”とは真逆で、外部センサーという箱状の専用センサーを用いてトラッキングを行います。

トラッキング用センサーを部屋の隅の対角線上に2個設置して使用します。

少し見下ろす感じに設置しなければならないため、設置スペースを確保するに悩むのが難点。

外部センサーの視野角は120℃と広範囲ではありますが、正確なトラッキングをするためには部屋の上部に設置する必要があり、設置スペースを確保するのすら大変です。

さらに、それぞれの外部センサーにACアダプターの電源コードを繋ぐ必要があるので、部屋のコンセントも確保しておく必要もありますし、ルームスケールを使用する場合には6畳ほどの部屋であっても大半をプレイエリアに当てる必要があります。

 

また、外部センサー必須ということもあり一度設置すると持ち運びも容易ではありません。

「今日はリビングでやろう」「今日は寝室でやろう」ということも基本的には出来ないと考えたほうがいいです。

しかし、設置に難あり・移動不可という制約はあるものの、トラッキング性能に関してはWindowsMRにはない大きなメリットがあるのもまた事実です。

 

「VRをしっかりプレイしたいなら、絶対viveを買ったほうがいいよ!」

これはVRChatをやっていて知り合った人達から耳にタコが出来るほど言われた言葉です。

 

何故ここまで設置が大変なviveが推されているのか。

その答えはやはりトラッキング性能にありました。

 

viveではWindowsMRと違い、外部センサーを使用して位置情報を把握するので、腕(コントローラー)を自分の視界から外れたところに持っていってもしっかりとトラッキングしてくれます。

つまり、先ほどのWindowsMRで生じていた「腕を下ろす」ことも問題なく出来ることに加え、腕を真後ろに持っていったとしてもゲーム内ではしっかりと反映してくれる強みがあるわけです!

先ほどのWindowsMRとは違い、viveであれば腕を下に下ろすことも余裕で出来ます!

そればかりか、部屋全体をゲーム空間として利用できますので、ゲームによってはコントローラーを少し離れた場所に置いて設置型アイテムとして使用できたり、少し離れた位置に味方を誘導するビーコンとしても使用することも可能です。

 

このように、VRゲームの遊び方に幅をもたせてくれるのが”HTC vive”の最大の強みなんですね!

 

追加トラッカーでトラッキングポイントを追加できる

また、HTC viveでは体全体をトラッキングできる(フルトラッキング)に対応しており、追加でviveトラッカーというアクセサリーを購入することで体全体をゲーム内に反映させることが可能となっています。

viveトラッカーとは、追加でトラッキングポイントを増やすことが出来るviveアクセサリーです。

 

例えばVRChatであれば、このviveトラッカーを3個(腰・両足)セットすることで、体全体を使用した動きをゲーム内に反映させることが可能となります。

フルトラッキングを利用すれば、例えばこのように可愛いポーズを取ることや

ゲーム内でダンスを踊ることも可能です。

このように、一見すると設置に手間取る使い勝手の悪そうな”HTC vive”ですが、環境さえ整えば頭一つ抜きん出たVR体験が出来るようになります。

これが、多くのVRChat民から支持されている理由というわけです。

 

実際に僕も”WindowsMR”を購入してから、あとで”HTC vive”を購入しましたが、トラッキング面においては圧倒的にviveに軍配が上がりましたね。

WindowsMRの手軽さも魅力の一つではありますが、どっしりと腰を据えてVRをプレイしたいなら”HTC vive”を購入したほうが後々の幸福度が全然違うのは間違いありません!

腕や腰が動くだけで表現力、出来ることがまるで変わってきますよ…!

 

あなたが望むものは何ですか?

ここまで、”WindowsMR”と”HTC vive”のトラッキングの違いを実際のゲームの使用例を混じえてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

そして、あなたがやりたいことはどちらに当てはまりましたでしょうか?

 

ノートPCで場所を問わずVRの世界に身を投じたいのであれば”WindowsMR”も大変魅力的でしょうし、部屋全体や体全体をVRの世界に投影したいのであれば”HTC vive”も魅力的に映ったことでしょう。

 

どちらが優れている、どちらが劣っているというのはその人の使用状況や構築環境によって大きく左右されますので、一概には言えません。

 

ビジネスの場においても、営業などで移動式でVR機を使ったプレゼンが出来るのは”WindowsMR”にしか出来ない大きなメリットですし、逆に一部屋用意できる環境であれば”HTC vive”がトラッキングを活かしたマーケティングが出来るのも、これもまた唯一無二のメリットです。

 

僕の場合は設置のハードルよりもトラッキング性能を重視したので、”HTC vive”に落ち着くことになりましたが、人によって構築環境は大きく変わってきます。

自分の望む機能・環境を十分に把握して、後悔のないVR機選びをしましょう!

 

”WindowsMR”でオススメの機材はこちらの記事でご紹介しています!

 

VRChatをVRでプレイするために必要なPCスペックって!?

 

あとがき(スペック比較)

Windows MR HTC vive
価格 40,000円〜50,000円 64,250円(税抜き)
解像度
2,880×1,440
(単眼:1,440×1,440)

2,160×1,200

(単眼:1,080×1,200)

ピクセル密度 706 PPI 448 PPI
視野角 95 度 110 度
リフレッシュレート 90 Hz 90 Hz
トラッキング
ジャイロスコープ
加速度計
磁力計
近接センサー
SteamVRトラッキング
Gセンサー
ジャイロスコープ
近接センサー
本体重量 440 g 468 g
追加トラッキング 非対応 対応
外部センサー 不要 必要
メガネ装着時 フレームが薄ければ

着用可能

フレームが薄ければ

着用可能

 

赤字が優位点です。購入時の参考にしてみてくださいね♪
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