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目次
VRChatに興味はあるけど、VRゲーム自体を遊ぶのが初めてで、どのくらいのスペックのPCを買えばいいのか分からない…。という方も多いのではないでしょうか?
最初に言ってしまうと、VRChatは自分の『遊び方』によって必要とされるPCスペックがかなり変わってきます…!
『デスクトップモード』は、VRヘッドセットが不要で動作も軽く、あまりPCスペックを要求されずに手軽に遊ぶことができますが、VRヘッドセットを使う『VRモード』では、手足が動かせて高い没入感が得られる一方で、高いPCスペックが求められます。
まずは「自分がどのスタイルでVRChatを遊びたいのか」を、考えることから始めてみましょう!
この記事に掲載している内容は筆者個人の経験や見解に基づいたものであり、VRChat公式から推奨されているものではありません。
あくまでもPCを選ぶ際の参考程度に読んでいただけると幸いです!
「桜乃こはく」について
VRネーム:桜乃こはく
私が、VRChatを初めてプレイしたのが2018年の6月頃なのですが、その頃はVRゲームというのは『かなりコアな趣味を持った人が遊んでいる新ジャンル』という認識が強く、VRChatに関する情報というのも、ネット上にはほぼありませんでした。
そんな状況を見た私は、せっかくなら自分が試してみて感じたPC選びの経験を備忘録として記事に残そうと思い、そこからVRChatに様々な条件のPCを試してみることにしました。
これまでにPCやVR機材に使った金額を計算すると、大体200万円を超える金額になってしまって、自分でもドン引きするくらいには散財してしましたが、せっかくならこの経験を活かして、これからVRChatを始めようと考えている方に、少しでも為になる情報を残せたらと思います!
この記事は、私の200万円の犠牲の上に成り立っているのだ…!!😇
必要PCスペックの早見表
個人的に推奨するPCスペック(セーフティー制限をしない場合)
デスクトップモード (約30人くらいの中規模) | VRモード (約30人程の中規模) | VRモード (大型イベント、集会参加) | |
CPU | Core i5 8700~ Ryzen 5 3600~ | Core i5 8700~ Ryzen 5 2600~ | Core i7 9700~ Ryzen 7 3700X~ |
メモリ | 16 GB~ | 32 GB~ | 64 GB~ |
グラボ | GTX 1660 Ti RTX 2060 〜 | RTX 3060 (12GB) RTX 3080(12GB) RTX 3080 Ti(12GB) RTX 4070 Super(12GB) | RTX 3090(24GB) RTX 4070 Ti Super(16GB) RTX 4080 Super(16GB) RTX 4090(24GB) |
こちらが私が考える、VRChatの「デスクトップモード」と「VRモード」での推奨PCスペックの早見表です。
VRChatは、基本的に『CPU』『メモリ』『グラボ』の3つが非常に重要で、遊ぶモードや規模によって必要とされるPCスペックが大きく変わってきます。
また、PCに掛かる負荷の具合も「デスクトップモード」よりも「VRモード」のほうが高負荷となるため、まずは自分がどちらのスタイルで遊ぶつもりなのかを想定して、自分の環境に合わせたPCを選ぶことがとても重要です!
「デスクトップモード」よりも「VRモード」の方が、必要となるPCスペックが上がります!
VRヘッドセットを持っていなくても遊べる『デスクトップモード』
VRChatでは、VRヘッドセットを持っていなくても遊べる『デスクトップモード』が用意されており、手元にパソコンが一つあれば手軽に遊ぶことができます。
「デスクトップモード」は、「VRモード」に比べて要求されるPCスペックも低いため、VRヘッドセットを使わずにVRChatを楽しみたい方や、今はまだ新しくパソコンを購入するのが難しい方でも、すぐにVRChatを楽しめるメリットがあります!
ゆくゆくはVRモードで遊びたい方も、まずはVRChatの世界に触れるために「デスクトップモード」でログインしてみることをおすすめします!
VRChatは無料なので、手軽にインストールしてすぐに始められるのが嬉しいですよね♪
デスクトップモードで要求されるスペック
CPU | Core i5 8700~ / Ryzen 5 3600~ |
メモリ | 16 GB~ |
グラボ | GTX 1660 Ti、RTX 2060~ |
※約30人程度のインスタンスを想定した場合
ここから具体的に、デスクトップモードで必要となるPCスペックについて触れていきましょう。
上記でも触れましたが、「デスクトップモード」は「VRモード」と比較してもそこまで高いグラフィック性能を必要としないため、数年前のノートPCなどでも案外快適に動作することが多い印象です。
さすがにモバイルブックやビジネス用のノートパソコンではまとも動かすのは難しいですが、私が以前に使用していた「Ryzen5 2600」「GTX1650 Super」のPCでも、人数がそれほど多くなければストレスなく快適に動作してくれました。
ただし、いくらデスクトップモードであっても、バーチャルマーケットなどの負荷の高いワールドでは、要求スペックは上がってくるため、最低でもCPU『Intel Core i5 8700 / AMD Ryzen 5 3600』以上、GPU『RTX2060』以上、メモリ『16GB』以上が望ましいですね。
また、より人が多く集まるイベントに参加したい場合は「RTX 3000シリーズ、RTX4000シリーズ」といった最新のGPUが搭載されたPCを選んだほうが動作は安定すると思います。
ある程度VRChatをサクサク遊びたい方は、せめて3年前のゲーミングPCくらいの性能は欲しいですね!
アバターと一体化することで得られる高い没入感『VRモード』
さて、ここからは『VRモード』をプレイする際のPCスペックについて触れていきます。
VRモードは、「Meta Quest」や「Valve INDEX」といったVRヘッドセットを使うことで、手足や頭を自由に動かすことができ、アバターと同期した動きでVRChatをより高い没入感で楽しむことができます。
さらに、VIVEトラッカーやUni-motion、HaritoraXなどの追加のトラッキングデバイスを使用することで、全身を使った『フルボディトラッキング』が可能となり、VRChatをより一層楽しむことができます。
例えば、ダンスワールドに行って音楽や映像に合わせて実際に体を動かしてみたり、Vtuberのように動きのある動画配信をやってみたり、ゲームワールドで全身を使ったアクションを楽しむこともできます。
コアなユーザーになると、VR内で睡眠をとる『VR睡眠』を実践している方もいたりと、現実世界の垣根を超えた様々な体験が可能ができることも、「VRモード」の大きな魅力だと言えますね!
フルトラを使った動きやデバイスの紹介記事は、こちらから見てみてね!
「VRモード」では、実際にその人と会っているかのような高い没入感に加えて、全身を使ったコミュニケーションなど、「デスクトップモード」よりも深い体験ができるようになります!
VRモードで要求されるスペック
○約30人程度の中規模インスタンスでの推奨スペック
CPU | Core i5 8700 以上 Ryzen 5 2600 以上 |
メモリ | 32GB 以上 |
グラボ | RTX 3060 (12GB) RTX 3080(12GB) RTX 3080 Ti(12GB) RTX 4070 Super(12GB) |
◎大型イベント、集会参加の推奨スペック
CPU | Core i7 9700 以上 Ryzen 7 3700X 以上 |
メモリ | 64GB 以上 |
グラボ | RTX 3090(24GB) RTX 4070 Ti Super(16GB) RTX 4080 Super(16GB) RTX 4090(24GB) |
『VRモード』では、VRヘッドセットに映し出される高解像度の映像と、トラッキング情報をPCで処理する必要があるため、必然的に要求されるPCスペックが高くなります。
具体的には上記の表のようなスペックが必要となので、自分の環境と予算を考慮してどの程度のPCスペックにするのかを検討してみましょう。
もちろん、PCスペックは高ければ高いほどVRChatのフレームレートを落とさずにサクサク動くようになるのですが、だからといって無制限に予算があるわけでもないと思うので、自分なりの妥協点を見つけることも、PC選びには重要なポイントです…!
「解像度を落とさずに、サクサクで遊びたい!」という気持ちは痛いほど分かりますが、VRChatはPCスペックを追い求めると本当にキリがないので、自分なりの妥協点を探すのも実は大事なんです…。
CPUについて
CPUに関しては、ワールド内の人数が少なければ余程古いものでなければそこまで気にする必要はありませんが、大人数の場所やイベント等に参加したい場合は性能の高いCPUが必要となります。
CPU性能が足りていないと、人数の多い場所やギミックが多いワールドでカクカクしたり、よく処理落ちするシーンが増えるため、かなり重要なパーツです!
具体的な例を挙げるなら、30人以上の人が多いワールドやイベントに参加したいなら、『Core i7-12700 / Ryzen 7 5800X』以上のCPUを選んでおくのが無難でしょう。
また、VRChatに慣れてくると、別窓でUnityを動かしながらVRChatを同時に起動したり、集会イベントなどで録画しながら遊ぶ機会もあるかと思うので、そういったマルチタスクに対応できるコア数の多いCPUを選んでおく方が、後々後悔せずに済むと思います。
簡単に言うと、CPUはできるだけコア数が多くて、新しい世代のものがオススメです!
メモリについて
続いて搭載するメモリについてですが、これは「32GB」以上をおすすめします!
VRChatはメモリをかなり使用するソフトなので、一般的なゲームの基準である「16GB」ではまず足りなくなります。
特にイベントや集会などの人が多く集まる場所では、メモリ使用量がシステム全体で20GB以上になることもよくあり、一般的な「16GB」では処理落ちの原因になります。
ある程度の人数が集まるワールドでも余裕を持って遊びたいのであれば、メモリは必ず『32GB以上』を選びましょう!
また、最近では”UDON”と呼ばれる複雑な処理が施されたワールドや、アバターギミックも複雑化されているため、全体的にメモリを大量に使用するシーンが増えています。
少し前までは『家庭用パソコンにメモリ64GBなんて必要ない』、『自己満足の世界』なんて言われていましたが、VRChatに関して言えばメモリ「64GB」は過剰ということはなく、むしろ実際に効果を実感することが多いほどです!
VRChatを起動しながらUnityを起動しているだけで、メモリ使用量が30GBを超えることもよくあるため、メモリ容量は妥協せずに選びましょう!
グラフィックボード(GPU)について
VRChatにおけるグラボの扱いは少し特殊で、単純なグラフィック性能だけでなくビデオメモリ(VRAM)の容量もかなり重要視されます!
例えば、「RTX3070(8GB)」と「RTX3060(12GB)」を比較した場合、上位グレードの RTX3070 よりも下位グレードの RTX3060 のほうがフレームレートが高くなるという逆転現象が発生することがあります。
これは、VRChatのアバター容量やワールド情報が、グラボのVRAMにダイレクトに影響するためです。
そのため、VRChatを快適にプレイするためにはグラフィック性能だけでなく、VRAM容量にも気をつけてグラボ選びをするようにしましょう!
① 必要最低限、少人数のみ。 | GTX 1660 Ti~(揺れものOFF・低画質推奨) |
② 10〜20人程度で軽く遊びたい。 | RTX 3060(8GB版) RTX 3060 Ti(8GB) RTX 3070(8GB) RTX 3070 Ti(8GB) RTX 4060(8GB) RTX 4060 Ti(8GB版) |
③30人程度でもしっかりと遊びたい。 | RTX 3060(12GB版) RTX 3080(12GB版) RTX 3080 Ti(12GB) RTX 4060 Ti(16GB版) RTX 4070 Super(12GB) |
④ 大型イベント、集会参加でも快適に遊びたい。 | RTX 3090(24GB) RTX 4070 Ti Super(16GB) RTX 4080 Super(16GB) RTX 4090(24GB) |
例えば、30人程の人が集まるワールドで遊びたい場合は、『RTX 4070 Super(12GB)』辺りが、性能と価格のバランスがよく個人的におすすめです。
30人以上の大型イベントやアバター集会に参加したい場合は、より上位グレードの性能とVRAM容量を搭載した『RTX 4070 Ti Super(16GB)』や『RTX 4090(24GB)』などが選択肢に入りますが、このあたりは金額がやや高くなるため、お財布と相談といったところでしょうか…。
今はまだ価格が落ちついていませんが、『RTX 4070 Ti Super(16GB)』は性能の高さとVRAMの豊富さから、VRChatにおいてかなりおすすめのグラボだと思います。
ただし、これらはあくまでもセーフティ制限を掛けずに使用するケースを想定しているため、そこまで高性能なCPUやグラボを搭載していなくても、表示するアバターの数を減らしたり、ヘッドセットの解像度を下げることで、人数が多いインスタンスや重いワールドでも十分に対処することはできます。
『RTX 3060(12GB版)』や『RTX 4060 Ti(16GB版)』は、同グレードのGPUと比べるとVRAMが豊富な点から比較的快適に動作しますが、バス幅が狭いこととグラフィック性能がそこまで高くないことから、大人数が集まるシーンでは度々処理落ちが発生するようです。
あと、『RTX 4060(8GB)』や『RTX 4060 Ti(8GB版)』などの、VRAMが8GBしかない機種に関しては、基本的にはVRChat用のグラボとしては向いておらず、30人に満たない場所でも大幅なフレームレートの低下やフリーズの原因になるので注意が必要です。
実際に使ってみた感じ、一定のグラフィック性能があれば、「VRAMの容量」の方がVRChatのパフォーマンスに大きな影響を与えることが多いですね。
AMD Radeon シリーズについて
AMD Radeonについては、最近では最適化が進んできたこともあり、以前ほどシェーダー関連でのエラーは少なくなってきたようです。
ただし、いくつかの現存する注意点もあるので記載しておきます。
たとえば、特定のシェーダーで本来の見え方をしないことがあったり、ワールドを作る方であればBakeryといった一部のソフトウェアが正しく動作しないこと、特定のVRヘッドセット(例: MeganeX)は使用することができません。
ただ、GeForceに比べて性能に対して価格が安いというメリットもあるため、上記のような問題を認識した上で、知識の明るい方が次点の選択肢として選ばれる場合が多いようですね。
個人的にはPCにあまり詳しくない方は、幅広いアプリケーションで安定して動作するGeForceのグラボを選ぶことをオススメしていますが、メリット・デメリットを踏まえた上で自分の環境に合わせたもの選ぶといいと思います。
VRChatに関係するソフトやデバイスとの親和性という面で考えるなら、個人的には「GeForce」のグラボを選ぶのが無難かなと思います!
VRChat用のゲーミングPCを購入するオススメの方法
これまでの話を踏まえて、これからVRChatを始めようと考えている方は、BTOパソコンを購入することをオススメします!
自作PCや家電量販店での既製品購入もありますが、自作PCはパーツに対する知識や組み立てる手間が必要となりますし、家電量販店の既製品PCは価格が高く余計なソフトが多い場合があります。
それに対して、BTOパソコンは専門ショップが販売する組み立て済みのパソコンで、完成型のPCをベースに必要に応じてCPUやメモリ、ストレージなどを自分好みに変更できます!
さらに余計なソフトが入っておらず、価格も安く、BTOパソコンはVRデバイスに高い出費が必要なVRChatユーザーにとっては最適な選択肢だと思います!
BTOパソコンは、製品保証やアフターサポートの面でも手堅いサポートを受けることができるため、長期間PCを使いたいという方にとっても安心して利用できるのも強みだと言えますね!
おすすめのBTOメーカーと製品
ここからは、VRChat用のPCを購入する際に、個人的におすすめのBTOメーカーと製品をご紹介したいと思います!
マウスコンピュータ
個人的にオススメなのが、国内生産のBTOパソコンメーカーとして有名な『マウスコンピュータ』のPCです。
マウスコンピュータは生産工場が長野県、修理工場が埼玉県、コールセンターが沖縄県と、すべて国内で行っており、パーツ品質と手堅いアフターサポートのバランスが取れた実績の高いBTOメーカーとして定評があります。
特にゲーミングPC「G-Tune」シリーズは、プロのeスポーツチームも推奨するモデルが多く、VRゲーム用にゲーミングPCを検討している方に、まずオススメしたい信頼性の高いメーカーです!
価格と性能のバランスを重視するならコレ!
20~30万円の予算を考えるなら、最新のCPU「Core i7-14700F」と最新のグラボ「RTX 4070 SUPER」を搭載したハイスペック構成がおすすめです!
VRChatで大規模インスタンスで遊びたい方はもちろんのこと、Blenderを使って3Dモデリングをする方や、Photoshopなどの画像加工ソフト、OBSなどの配信ツールや動画編集まで、幅広いクリエイティブな作業に対応できるモデルとなっています。
特に、搭載されているCPU「Core i7-14700F」は、20コア28スレッドという高性能なものが採用されており、VRChatを起動しながら別窓でアバター改変や、ワールド作成をするなどの多重タスクも安定した動作が期待できる非常に優秀なモデルです。
また、最新のGPU「RTX 4070 SUPER」を搭載することで、高いグラフィック処理性能と豊富なVRAM(12GB)が確保されており、30人規模の多くの人が集まるワールドでも安定して動作してくれます。
あと、地味に面白いのがVR用のHDMI端子がフロント側に付いています!(使うかどうかは別ですが…!)
そして、これが私がマウスコンピュータのパソコンを一押しする一番の理由なのですが
パソコンについて詳しい方なら、他社のBTOパソコンと比べてもかなり豪華な仕様なのが分かると思います!
特に「240mmの水冷クーラー」が最初から搭載されていること。Wi-Fi6E対応の無線LAN機能に加えて、3年間の延長保証など、他のBTOでは2万円~3万円くらいする有料オプションが、このモデルだと標準で搭載されているんですよね…!
また、分割手数料も36回までは無料なので、高額なPCを購入する際にもかなり助かりますね。
実際にこれと同じスペックのPCを使って、VRChat内でFPSを計測してみましたが、10~15人のインスタンスであれば約50fpsは出ており、他の人と比べてもかなり高いフレームレートをキープすることができています!
とにかく後悔したくない!
VRChat用のパソコン選びで迷ったらコレ!
この記事で最もオススメしているパーツで構成されているモデルで、最新のCPU「Core i7-14700KF」と、大容量のVRAMを搭載した「RTX 4070 Ti SUPER」の構成からなるモデルです!
CPUは、先ほどのモデルよりも高クロックな「Core i7-14700KF」が採用されており、高性能なPコアと高効率なEコアの2種類のCPUコアによって、消費電力を最小限に抑えつつ、VRChatやその他のゲーム、UnityやPhotoshopなどの高負荷のソフトの同時起動などもストレス無く動作してくれます!
GPUには、当ブログでも強くおすすめしている「RTX 4070 Ti SUPER」が搭載されています。
大容量のVRAM 16GBによって、50人以上が集まる大規模なイベントでもアバターの表示制限なしに、ストレスなくゲームを楽しむことができるほどのパワーを持つ、現状もっともオススメのGPUです!
さらに、単純なグラフィック性能も旧モデルのフラッグシップ「RTX 3090」を上回るマシンスペックを秘めており、高解像度のゲームも4K120fpsで楽しむことができる構成となっています。
VRChatも他のゲームもクリエイティブな作業も全てに妥協したくない方は、少しお値段は張りますがこちらのモデルを選ぶのが後悔しないと思いますよ!
もちろん、安定の3年間保証、「水冷CPUクーラー」は360mmの大型ラジエーターが標準搭載。あとは最近はめっきり見ないDVDスーパーマルチドライブも付いています!(ただし無線LANは非搭載)
VRChat用のPCを少しでも安く購入したい方!
そこまで予算が取れないという方や、学生さんなどには、前世代のCPUを搭載したコスト重視のPCがオススメです!
中でも、マウスコンピューターの新ブランド「NEXTGEAR」は、国内生産の安心品質でありながら、コスパ重視のゲーミングPCを低価格で販売しており、高性能かつ優れたデザイン性を兼ね備えた高コスパの国内ブランドです。
CPUに価格を抑えたAMD Ryzenシリーズを搭載することで、インテルと比べて性能を落とすことなく、低価格で高いパフォーマンスのPCを購入することができます。
AMD Ryzenシリーズは比較的安く性能も良いので、安価でゲーミングPCが欲しい方にはぴったりの製品なんです♪
「NEXTGEAR」には様々なラインナップが揃っていますが、中でも特にオススメなのがこちらの構成です!
こちらは、「AMD Ryzen 7 5700X」という前世代のCPUを搭載することで、VRChatを快適に遊ぶために必要なスペックを押さえつつ、性能面と価格面を両立させたコストパフォーマンスの高いモデルとなっています。
また、GPUには最新モデルの「RTX 4070 SUPER」を搭載することで、高いグラフィック処理性能と豊富なVRAM(12GB)によって、30人規模の多くの人が集まるワールドでも安定して動作してくれます。
もちろん、240mmラジエーターの水冷CPUクーラーも標準搭載です…!
ただし、メモリが16GBしか無いので、購入時に32GB以上を選ぶようにするのが必須なことと、無線LAN&Bluetoothはオプション品だったりとコストカットされている部分もありますので、そういった機能がほしい方はカスタマイズ項目から追加で選びましょう!
あとは、3年間の延長保証も標準で付いてくるので、長くPCを使いたい方も安心して購入できます。これだけ充実した内容で約23万円なのは予算があまり割けない方でも嬉しいところ…!
動画配信やUnityの同時起動などのマルチタスクは少し苦手だけど、純粋にVRChatを遊ぶだけならかなり安く購入することができますよ!
VRChat用のPC選びについてのQ&A
VRで使用している現在のメインPC
最後に、私が実際にVRChatで使用している(していた)PCを載せておきます!
BTOパソコンを注文する際や、自作PCを組む際の参考にしてみてください。
–OMEN by HP 30L Desktop–
CPU:Core i9-10850K
メモリ:DDR4 64GB
グラフィック:RTX3090 24GB
現在のメインPCです!
CPUは『intel Core i9-10850K』メモリは64GB、グラボは『RTX3090 24GB』を搭載しているため非常に快適です。
VALVE INDEX(解像度150%)使用時でソロワールドで144fps , 10人程度で60fps、20人程度で40fpsくらい。30人を超えてきても25~30fpsは出ます。
これだけ動けば早々処理落ちに悩まされることもないので、ヘッドセットの解像度も下げずともストレス無く動作します!
以前に使用していた自作PC
–自作PC–
CPU:Ryzen7 5800X
メモリ:DDR4 32GB
グラフィック:RTX3070 8GB
前に使用していた自作PCです。
“Ryzen 7 5800X”と”RTX 3070″を搭載してビジュアルも格好いいのですが、VRC用としては思ったよりもfpsが出ずにがっかりでした…。
VRAMに余裕があるときは快適ですが、20人を超えた辺りから”RTX 2070″も”RTX 3070″も大差ない重さになります。
VALVE INDEX(解像度150%)使用時でソロワールドで144fps , 10人程度で40fps、20人程度で20fpsくらいですね。30人を超えてくるとほぼ12fps固定です。
こちらも同じくVRAMが圧倒的に足りてないので、人数が増えるにつれてfpsが激減しています。VRAM 8GBがボトルネックとなり、RTX 3070本来のスペックが生かされていないようです。
VRChatに限って言えば、RTX3060(12GB版)を買ったほうが恩恵は大きかったのかなと思います。
サブPC
卓上で動かせるVRC用のPCが欲しくて自作したやつです。
–自作サブPC–
CPU:Ryzen5 2600
メモリ:16GB
グラフィック:GTX1650 Super 4GB
ワールドやアバターの重さによりますが、このスペックで大体平均のCPU使用率が約50%で3~4人程のワールドであれば60fpsで遊ぶことが可能です。
ただし、そもそもこのグラボは「VR Ready」を満たしていないグレードのものなので、人数が増えてくると一気に重くなり動けなくなります…。
こちらはあくまでもアバターの検証用やVR睡眠用ですね。
こんにちは!桜乃こはくです!