
いや、処理的な意味じゃなくて物理的な意味でね…。
最近、僕はグラボをRTX2070に交換したわけですが、以前のGTX1080に比べてトリプルファン内蔵と全体的に幅が長くグラボ自体の重量もかなり重くなっていることに気づきました。
グラボはケース背面で固定されたあと、PCIExpress端子のみで重さを支えているため、どうしても基盤の部分に負担が掛かってしまうんですね。

特にパーツの中でも電源に次いで重いと言われているのがグラボなので、この重みがマザーボードを痛める原因となっているらしいのです。
そこで、グラボの重さを少しでも分散させるために販売されているのが「GPUブレースサポート」と呼ばれているパーツです!


GPUブレースサポートって何?
GPUブレースサポートって耳馴染みのない方も多いと思いますが、簡単に言えば ”グラボを支えるつっかえ棒” のことです!
先程書いたとおり、基本的にグラボはケースの背面で軽く固定されたあと、基盤のPCIExpress端子に刺さって中浮いているだけなので、この端子部分に強い負荷が掛かってしまいます。
この状態が1年も2年も続いてしまうと、次第に端子自体が変形したり破損する原因となるようで…。
それを防ぐために「GPUブレースサポート」という部品が販売されているわけです!
グラボは毎年交換するけど、マザボは何年も使うって人もかなり多いと思うので、そういった方はマザボを少しでも長く使うためにこのようなアイテムを使うのが一般的なようですね!
また、GPUブレースサポーターにも様々な種類があり、今回僕が購入したのは下から支えるタイプに加えて製品によっては横から支えるタイプのサポーターも販売されています。

背面パネルから支えるタイプのGPUブレースサポーターは1000円程度と安いですが、僕はグラボの電源ケーブルを隠せる機能のあるつっかえ棒タイプのGPUブレースサポートを購入しましたw

また、こちらの製品はRGB機能が搭載されているので、フロント部分を好きな色に光らせることもできます!
ヒカリモノが好きな方は、こういった細かいパーツを好みの色に光らせるのもオシャレPCを作る小技としてオススメですよ♪
実際にGPUブレースサポートを設置してみた!
では、早速実際の設置作業に取り掛かります!

内容品は「GPUブレースサポーター本体,延長エクステンション,RGBケーブル」が付属されています。
延長エクステンションはグラボの位置が高すぎるときに使用するみたいですが、僕のケースはそのままでも大丈夫だったので今回は使用していません。

RGB LED接続ピンは「RGB 3ピン」と「アドレサブルRGB 3ピン」
LED接続によくある4ピンではないのでご注意を。

GPUブレースサポートの設置自体は簡単で、ゴム状の支えプレートを差し込んでグラボに噛ませてやるだけ。(高さ調整ももちろん可能)
このときに電源ケーブルを裏側に隠すように設置してやると見た目がスッキリします。
LED配線も目立たないように上手く取り回しましょう!

大体こんな感じに高さを合わせてやればOK。

あとはPCの電源を入れてLED点灯の確認。
特に問題も無くきちんと点灯しているので、これにて設置完了です!

RGB点灯なのでLEDカラーを変えられるのもヒカリモノ好きとしては嬉しい点ですね♪
RTX2070は8ピンと補助電源に6ピンを使用していて配線がごちゃついていたので、PC全体がスッキリとしたのも嬉しいところです!
色合いも鮮やかになったので、まさに一石二鳥でした!
オシャレに実用性できるサポーターでした!

マザボの端子への負荷を懸念して購入したGPUブレースサポートでしたが、副産物としてPC周りの配線がスッキリしてLEDでしっかり主張することが出来たので総合点は120点満点です!
これでまた数年は安心して戦うことが出来ると考えると、PC購入時に同時に設置してもいいと思えるほど美しく頼もしい製品だと感じました!
実用性に加えて、PC内のアクセントに「いいかも…!」と思って頂けたなら購入して損はないかと思いますよー!
今回購入した製品はこれ↓
横から支えるタイプはこれ↓
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…