結局タブレットでよくね?実際に「Echo Show」を使ってみたけど微妙だと言わざるを得ないかも【レビュー】

 

発表当初から話題となった10インチの大型ディスプレイを搭載したEcho Showが発売となりましたね!

製品の発表が直前まで伏せられていたので、発表当初は僕も思わず「でっかいディスプレイ搭載のEchoなんてすごい!じゃあこんな使い方が出来るんじゃないか!」なんて心躍らされたわけですが、実際に使ってみるとそんな便利なものでも無さそうです…。

10秒で分かるこの製品の特徴

一言でいうと: 10インチ大画面付きスマートスピーカー

価格: 27,980円

特徴: 画面を使うコンテンツを楽しめる

○良いところ: 重低音が素晴らしい

×気になるところ: 使いづらい。タブレットでよくね?価格が高い。

 

タブレットで事足りる

結論から言っちゃいますと、Echo Showは買わなくてもいいかな。

まぁ買う前から予想は出来たわけですが、家電を音声操作したいなら小型で安価な”Echo Dot”で十分だし、動画を見るなら薄くて軽いタブレットのほうが数倍快適に見れますね。

Echo Showにしか出来ないことって物凄く限られてて、せいぜい料理中に両手が使えないときにクックパッドを読み上げてもらうくらいしか満足な使いみちがないのです。

クックパッド自体はタブレットやEcho Spot等でも使えるんですけどね。Echo Showだと音声による読み上げに加えて特に画面の見やすさ群を抜いて高く、これだけはすごく使いやすかったですね。

Echo Spotでは画面が小さく情報量も少ないものでも

Echo Showなら大画面でレシピも見やすいです!

ただ、大画面が生きる場面というのがあまりにも少ないと言うか…。

用途が合えばいいのですが、ぶっちゃけ常用で使えるシチュエーションはほとんどありません。

そもそも、Echo Showで出来ることは大体タブレットでも出来ちゃいますからね。

総合的に見てもタブレットの方が操作性も利便性も高いのは間違いないですし、多目的に使うならタブレットで十分という感は否めないのです。

利用できるアプリケーションもタブレットの方が格段に多いですし、ここであえてEcho Showを選ぶメリットが見つからないというのが正直な感想ですね。

「Echo Showでなければ出来ない!」ということが無いので、結局軽くて持ち運びも出来るタブレットに流れがちです。

大画面スマートスピーカーというコンセプト自体は悪くないのですが、10インチという一般的なサイズ感はタブレットとの棲み分けが出来ず、結局は中途半端な位置づけになっているのは確かです。

大型になればその分設置スペースも取りますし「それだったらタブレットでいいよね。」なんて結論に行き着いちゃうわけ…。

価格は高いわりにタブレットの後手後手に回ってるので、下手をすると”Echo Spot”よりも使い勝手が悪い印象も…。

ただでさえ設置スペースが限られている方も多いのに、大型化によるメリットよりもデメリットが目立ってしまうのは日本特有の現象なのかもしれませんね。

Echo Showでなければならない理由がパッと思いつかない…。これは結構致命的かも。

ちなみに、Echo Spotはマジで『買い』です。

スマートスピーカーを買うならあのサイズ感が絶妙なのです。

置き時計にもなりますし、音声による操作をちょいとサポートしてくれる最適な液晶画面。

何もかもが『ちょうど良い』のです。

 

Echo Showは音質が良い!

じゃあ、Echo Showには全く良いところもない駄ガジェットなのかというとそうではなく、もちろんメリットはあります。

それは、音楽や動画を迫力のある音質で楽しめるということ。

特に素晴らしいのが低音で、Echo Showは本体内部に大型のウーファーを搭載しているので、この筐体から信じられないような重厚感のある低音が出ます。

それはもう、Amazonプライムビデオや音楽を聞いているときに思わず「おぉ〜」と唸ってしまうほどの重低音で、迫力のある音で映画を見たいならきっと金額以上の働きをしてくれますよ。

これは、他のスマートスピーカーやタブレットにはない大きなメリットの一つですね!

大型ウーファーのおかげで映画は迫力のある音声で楽しめます!

ただ、そのぶん高音が犠牲になっているので、クラシックやミュージックビデオなどの本格的な音楽鑑賞用には向いていません。

結局は「おぉ〜」という感想で終わる程度の中途半端さが目立ってしまっているのも確かなので、完全にプライムビデオ専用機として使うなら後悔しないと思います。

 

ただし、操作性は最悪です

ただし、ここでUIが悪さをします。

先程、Amazonプライムビデオ専用機としてならEcho Showを使っても後悔しないといいましたが、これはあくまでも音質のお話。

ユーザビリティーの事を考えると手放しに喜べる状態ではありません。

とにかく

と に か く

操作性が悪いのです。

 

アップデートで改善されるといいのですが、現状だと頭悪いAIのせいで見たい番組を音声だけで検索することはほぼ不可能といっていいでしょう。

 

僕「ウォーキング・デッドを再生して」

アレクサ「はい、ウォーキング・デッド シーズン5 第6話を再生します。」

え、待って待ってシーズン1から見たいのに、何ですっ飛ばしてシーズン5!?

しかも6話って中途半端すぎでしょ!w

これには僕がゾンビのような目にならざるを得ませんでした…。

 

しかも、今まで見ていた続きから動画を視聴開始することも出来ませんし、字幕版・吹替版も選ぶことも出来ません。

じゃあ一覧から手動で選ぼうと思って戻るボタンを押そうものなら、一気にトップページまで戻ってしまい、今度は自分のマイリストすら表示されないというポンコツUIっぷり。

プライム・ビデオのトップ画面。もちろん『検索』なんてものはありませんよ。

開発陣に聞きたい。逆になんでここまで使いにくいUIを採用したの??

まぁアプリに関してはアップデートで改善していく可能性はありますが、現状だとスマホが無いと満足に見たい映画を見ることも出来ない状態です…。

本末転倒になりますが、動画を見るのが目的ならEcho Showよりも【タブレット+Chromecast】でテレビに表示する。もしくはAmazon Fire stickを使うほうが現状では断然満足のいく選択肢であることは間違いありません。

 

イマイチ使い所が分からない端末に成り下がっている感が否めない

うーん、なんとか有効活用できる場面を考えてみたのですが、動画を見るなら持ち運びも出来て扱いやすいタブレットで十分ですし、家電操作をしたいなら”Echo Dot”で十分ですし、画面付きのスマートスピーカーが欲しいなら”Echo Spot”で十分と言わざるを得ないですね。

やはり、致命的なのがEcho Showでなければ出来ないということが一切ない点だと思います。

重低音が出るのは本当に良いです。

良いのですが「だから何?」と言われると言い返せない程度のメリットにしか無く、特別な理由が無ければ僕は”Echo Spot”をオススメしてしまいますね…。

 

ついでにいうと、Echo Showのマイク感度は悪く、僕の声を無視する事が多々あります。

Echo Spotのときはこのようなことは無かったので、普通に調べ物をするときにもイライラして使う気になりませんでした。

せめてプライム・ビデオ機能くらいアップデートしてもらえればまだ使いようがあるのですが…。

これからのアップデートに期待ですかね。

 

その点、やはりEcho Spotは神だと言うことがよく分かりましたよ。

というわけで、これからEchoシリーズを買おうと思っている方は、特別な理由がない限り”Echo Spot”をオススメします。

うーん、Echo Showには結構期待していただけに何だか切ない!

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