『あの機能』が極悪すぎる!デュアルセンスにそっくりな令和最新版の「P4」がレギュレーションぎりぎりすぎるww

前回は「P4」という中華製のデュアルセンスこと、パチもの多機能コントローラーをレビューしましたが、今回はP4の改良版とも呼べる中華の闇、「極悪背面マクロボタン搭載」「連射機能」を始めとした、令和最新版のブツを購入してみました!

最近私はコントローラー集めにハマっているので、こういった類の製品は実は大好物なんですよね…w

本当は中華製品の宝庫ことAliExpressから、本場のガチでやべーやつを購入してみようかと思っていたのですが、さすがにPSEマークも技適も通っていないものを使うわけにもいかないので止めました。

とはいえ、この「改良版のP4」に関しても、人を魅了するにはあまりにも極悪で悪魔の力を宿している製品であると先に言っておきましょう。

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ボタンの押し心地もよく、L2R2トリガーも柔らかくてガタガタしない。アナログスティックの滑りもスムーズで持ち心地もいい感じ。

普通に使うのであれば品質の悪くない良コントローラーに入ると思うのですが、とある機能がぶっとび過ぎている恐ろしい逸品となっています…。

相変わらず外観はデュアルセンスにそっくり!

前の「P4」もそうでしたが、今回の改良版も見た目は完全にPS5コントローラー(デュアルセンス)を模しており、このコピー能力は凄まじいですね。

ただ、流石に△◯✕□などの記号は別のものに変更されていますし、PSマークの部分もホームマークに変わっています。

マイクミュートボタンの位置には連射機能とマクロを設定するための「TURBOボタン」が配置されていました。

コントローラー下部にはイヤホンジャック端子が搭載されています。

さすがに接点端子はないので、置くだけ充電には対応していないようです。

背面にはリマッピング機能とマクロ機能が使える背面パドルを搭載。あとでご紹介しますがこれがやばいんです。

グリップはラバー素材を使用することで、純正のグリップ風に強化されています。

本体上部には充電端子(USB-C)と動作確認用のLEDが付いています。

LEDはSteam経由であればRGB指定で自由な色に変更することも可能です。

搭載されている機能がとにかく多彩すぎる

このコントローラーには非常に多くの機能が搭載されており、連射機能、マクロ機能、二重振動機能、タッチパッド、LEDライト、3.5mmイヤホンジャック、6軸ジャイロセンサーが搭載されています。

連射機能とマクロ機能が備わっているのは、中華製コントローラーあるあるといった感じですね。

ちなみに、連射機能は「8回/秒→12回/秒→20回/秒」から調整できます。

連続稼働時間も「12-16時間」とデュアルセンスよりも良好ですが、まぁここまではよくある互換品といった感じで突出している印象はありませんよね。

でも次がやばい。

フレーム単位で記憶できる超有能な『マクロ機能』が極悪すぎる…

問題となっているのがこちらの『マクロ機能』。

これがあまりにも極悪すぎるというか、機能的に優秀すぎるんです。

このコントローラーはボタンを押した次の入力までのフレーム間隔までも、そっくりそのままマクロ化できるという特徴を持っており、背面のボタンひとつで手作業でやっていた細かな動きやボタンを押すタイミングまで完全に再現できてしまうのです。

例えば、格闘ゲームで入力がかなり難しい複雑なコンボがあるとします。このコントローラーはその入力がシビアな僅かなボタンの押したタイミングを完全に覚えさせることができ、背面のワンボタンで繰り出せるようになってしまうわけです…。

他にもスキル回しが複雑なアクションゲームや、ルーティン化したRPGでの金策やレベリングなど。とにかく、手がもう一本あるかのように入力したボタン動作を寸分の狂いもなくワンポチで再現できてしまいます。

これがめちゃくちゃ優秀すぎるが故に、あまりにも極悪なんですよね。

もちろん、競技用ゲームで使用しようものなら一発アウトです。

それでも変なツールを導入せずとも手元で簡単に悪用できてしまう手軽さを備え持っているので、もはや完全に「悪魔の力」と呼べる代物です。

現にAPEXなどの競技用ゲームやFF14などのオンラインゲームでは、このようなハードウェアによるマクロ機能は禁止されていますので、これらの誘惑に魅了されずに真っ当なユーザーになりきれるのかというのが、このコントローラーの最大の欠点だと言ってもいいでしょう。

本当に中華製コントローラーって多機能な分、使い方によっては毒にも薬にもなってしまうので、もしこれらのマクロ機能を楽しむのであれば、かならずオフラインの状態で上手に活用するようにしましょうね。(連射機能もハードウェアチート扱いになるので同様です。)

ハードウェアとしての欠点はアナログスティックの敏感さ

ここで一つ、ハードウェア的な欠点というか気になったところを挙げておきましょう。

GamePadTesterで動作チェックをしてみたところ、アナログスティックの挙動がかなり怪しいです。

動作自体に支障はないですが、スティックをグリグリ回したときに□に入力されるようになっています。

これは別の方も言っていましたが『中華製コントローラーあるある』らしくて、斜めへの入力感度が縦方向に比べて高すぎて繊細な操作が難しいようになっているそうです。

このコントローラーに限らず、基本的に中華製のパッドは繊細なコントロールを要求されるFPSなどのゲームなどにはさっぱり向いていないようですね…

あとはBluetoothで接続するためか、若干入力遅延があります。

瞬時の反応を求められる対人ゲームにおいては、あまりにも使いづらいという欠点があります。

あくまでも、俊敏な操作を求めれないRPGやシミュレーションゲーム向けといったところでしょうね。

まとめ

いろいろとヤバい機能やヤバい機能をご紹介していきましたが、容量用法を守ってしようする分にはデュアルセンスにかなり近い使い心地のコントローラーだと思います。

特に安物にありがちなボタンがやたら硬いことや、スティックの滑りが悪いなどの現象もないため、そこまで操作にシビアなゲームでなければ普通に使える良品です。

ただ、先に書いた極悪マクロ機能についてもそうですし、この手のコントローラーは初期不良や故障率も高いので、何かあったときに返品や再送をしてもらえるように、必ずAmazonなどの信用できるECサイトから購入するようにしましょう…!

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