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みなさんは最近話題の液体ガラスフィルムをご存知ですか?
液体ガラスフィルムとはその名の通り、従来の固形型ガラスフィルムとは違い、液体状のガラスコーティング液をスマホなどに塗布してボディや液晶を保護することの出来る製品のことです。
従来のガラスフィルムとは違い、貼り付ける手間や難しさがないこと、空気が入らずに施工が簡単ということで、次世代の保護フィルムとしてネットでは大きな話題となっています。
今回は、そんな液体ガラスフィルムを購入してみましたので、実際の耐久度や使用感などをiPhoneを犠牲にしてテストしてみようと思います!
使用する製品
今回使用するのはネットでも評価の高い「BATTERING」の液体ガラスフィルムをチョイス!
スマホやタブレット、Apple WatchやAirPodsなど様々なデバイスで使用できる液体ガラスフィルムということで、手持ちのデバイスで試してみようと思います!
国外製品ですが日本用のパッケージで分かりやすいですねー。
裏面のマニュアルも分かりやすく、施工で迷うということは無さそうです!
内容品は「液体ガラスフィルム,施工用ウェットシート&ドライシート,仕上げ用クロス」の3点のみ。
液体を塗り拡げるヘラのようなものは付属されていないので、厚紙やダンボール等で代用しなければならないようです。
僕はティッシュで代用しました。
iPhone6sを一台犠牲にしました
では、ここからが本題。
果たして液体ガラスフィルムの耐久度はどの程度あるのか、実際に手持ちのiPhone6sを犠牲に検証していこうと思います!
液晶面はもともと硬度9H程度の耐久度があるため、今回は背面のアルミボディに直接カッターでゲジゲジと削り取ってみます!
まずは何も施工をしていない素の状態のiPhone6sに直接カッターを押し当てます。
シャーペンなら折れるくらい強めの力でゴリゴリしてみます…。
表面の塗装が剥がれてシルバーの部分が若干見えてきました。
無施工の状態だとボディ本体は硬度9Hも無さそうですね。
ではここで、液体ガラスフィルムを垂らして施工してみます。
施工手順はボディを脱脂したあと、液体ガラスフィルムを3〜5滴ほど垂らして薄く伸ばしていきます。
今は硬度テストの段階なので1滴を1cm×1cm程度に引き伸ばして10分程乾かします。
10分経過後。
施工した箇所が見た目には分からない程の透明になりました。
説明書によると透過度は99%。これだけでも硬度9Hの傷防止効果があるそうです。
では、さっそく先程と同様にカッターでガリガリしていきます…!
硬度9Hあればカッター程度では傷が付くことはありませんが、果たして結果はどうなるのでしょうか!?
はい、普通に傷が付きました。
硬度9Hとは一体…。
とはいえ、何も施工して居ない場所に比べると若干ですが傷つきにくいようで、同じ力でガリガリしたのですが液体ガラスフィルムを施工した箇所はほんの少しですが傷が浅いように感じます。
施工時の液体の厚みにも関係するのかと思い、あまり引き伸ばさない状態で乾かしてみて再度カッターで削り取ってみました。
今度は水滴の状態が乾くまで放置してみて硬度を計測してみます。
やっぱり普通に傷付くやんけ。
期待はしていませんでしたが、先程と同様に特に効果もなくしっかりと傷が付いてしまいました。
どうやら、液体ガラスフィルムを施工するときに薄く伸ばそうが厚く盛ろうが効果は変わりないようです。
硬度自体は若干は増しますが、実際に9Hには遠く及ばずコーティングごとカッターで削り取ってしまった感がありますね…。
ただ、防止指紋効果とセンシティブタッチ効果が効いているのか、やたらスベスベした手触りになりましたw
ちなみに、従来の固形ガラスフィルムの場合だとカッターで力強くゴリゴリやってもガラス面に傷が付くことはありません。
硬度としては固形ガラスフィルムが一番強く、液体ガラスフィルムはどちらかというと防指紋効果や撥水,軽度の傷を防止する効果のあるガラスコーティングのようなものだと考えるのが妥当のようです。
iPad Pro 11に施工してみる
ここからは実用で、ガラスフィルムではFaceIDが読み取れないことで話題となった「iPad Pro 11」に液体ガラスフィルムを施工してみて正常に機能するのか試してみます。
表面積が大きいので、液晶面に5滴程度垂らして施工してみます。
今回は布に染み込ませて施工したので、車のフロントガラスにガラコを塗ったときのような白っぽい跡がガッツリ付きました。
これは後で拭き取れば透明になるとのことですが、大丈夫か心配になりますね…。
10分経過後、クロスで表面に残った液体跡をキレイに拭き取っていきます。
何回か拭き取るとまるで新品のような輝きを放つ液晶パネルが姿をあらわしました!
ちゃんと施工されているか水滴を垂らしてテストしてみます。
画像では伝わりにくいかもしれませんが、驚くほど撥水して水滴がツルツルと滑っていくようになりました!
撥水効果は本当に凄まじいので、しっかりと液体ガラスフィルムが液晶パネルにコーティングされていることが分かりますね!
肝心のFaceIDが認識されるかテストしてみました。
最初は若干不安でしたが、こちらは特に何の不具合もなく正常に動作することが確認できました!
iPad Pro11でFaceIDが動作しないから液晶ガラスフィルムを断念している人にとっては、これは朗報かもしれませんね!
もちろん、Apple Pencilも特に問題なく使用できましたし、指通りも素の状態よりもスベスベして扱いやすくなりました。
貼り付ける手間や施工の簡単さを比較するなら、固形の液晶ガラスフィルムよりも液体ガラスフィルムのほうが簡単でいいかもしれませんね!
注意点としては、一度液体ガラスフィルムを施工してしまうと5年程経たなければコーティングが剥がれることがないそうなので、そこに抵抗感が覚える方は施工を控えたほうがいいかもしれません。
Apple WatchやVRゴーグル等の様々なガジェット機材に使用できる
液体ガラスフィルムの凄いところは、スマホやタブレットの液晶面だけでなく様々な製品で使用できるという点もあります。
僕も試しに、Apple Watch,AirPods,VRゴーグル,VR用リーフツアラーと様々な製品にガラスコーティングを施してみました!
単純に簡単な傷防止になるのも嬉しいですが、防指紋効果と撥水効果があるのでVRゴーグルでは曇り防止効果にも繋がるのは嬉しい点ですね!
あと、何気にAirPodsの充電ケースはプラスチック製なので頻繁に傷が付いてしまっていたのも気になっていました。
硬度9Hほどの耐久度はありませんが、触り心地もよくなりますし、今のところは施工して損はない良い製品だと感じています。
ただ、センサー類が埋め込まれている箇所はガラスコーティングによって正常に動作しなくなる可能性もありますから、その点は注意しておいたほうが無難でしょう。
液体ガラスフィルムというよりガラスコーティングに近い
以上を踏まえて、液体ガラスフィルムのメリットとデメリットをまとめてみます。
液体ガラスフィルムのメリット
- 従来のガラスフィルムに比べて施工が楽
- 液体なのでどんなデバイスにも使用できる
- 透明度99%は肉眼では全く分からないレベル
- 撥水効果・防指紋効果が素晴らしい
- 軽いキズであれば傷防止効果もある
液体ガラスフィルムのデメリット
- 硬度9H程の硬さはない
- 一度施工すると5年程は剥がしたくても剥がせない
- センサー類をコーティングしてしまうと機能を阻害する可能性がある
総評としては、固形のガラスフィルムの代わりにはならないけど、硬度以外のコーティング効果は素晴らしい製品です。
みなさんが求めている「割れないスマホ」という面でみると正直微妙と言わざるを得ないですが、簡単な傷防止や指のすべりを良くしたい方は買っても損はないかと。
ガラスフィルムというよりガラスコーティングという位置付けのほうがしっくり来そうですね。
液体ガラスフィルムはまだまだ発展途上の分野なので、これから伸びていく未来の製品という印象が強いです。
しかし、固形のガラスフィルムが販売されていないデバイスやVRゴーグルのようなガラスフィルムを貼り付けるのが難しい箇所の簡単な保護材としては非常に優秀なので、少しでも保護効果が欲しいという方は一度試してみてもいいと思いますよ!
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