今すごい勢いで話題になっているランサムウェア。
テレビなどでかなり多く報道されているので
ご存知の方も多いと思います。
今回は、今話題のランサムウェアの予防とその対策を
ご紹介していきます!
ランサムウェアとは
ランサムウェアはコンピューターウイルス一種で
感染したコンピューターを操作できないようにロックしたり
ファイルを勝手に暗号化して使用できなくしてしまいます。
そして、「元に戻してほしければ金を払え!」と
身代金を要求してくる、かなり質の悪いウイルスなんです。
このことから、ランサム(身代金要求型)ウェアと呼ばれているんですね。
トレンドマイクロの調査では、日本国内のランサムウェア検出台数が、
2016年1月~12月で65,400件を超え、
2015年1年間の検出台数6,700件に対して、
9.8倍と急増してます。
このように、2015年~2016年に掛けて約9.8倍も検出率が上がっているそうです。
まじ怖い…。ランサムウェア…。
感染経路
ランサムウェアの主な感染経路は迷惑メールです。
無作為に配信されたメールの添付ファイルを開いてしまったり、文面に記載されているURLを踏むことで、感染してしまうようです。
古いWindowsOSを使用していたり、セキュリティのアップデートをしていないコンピューターが、うっかり感染してしまうパターンが多いみたいですね…。
つい最近だと、「WindowsXP」と「Windows VISTA」がサポート終了になりました。
個人ならまだしも、会社のパソコンが未だにWindowsXPというところも多いのではないでしょうか?
OSを変更するには、会社全体のシステムを一から構築をし直さなければならない場合も多く、連繋性やコスト面で、なかなかパソコンを新調するのが難しいことも背景にあるようです。
このことが、ウイルス対策の遅れに拍車をかけ、今回のランサムウェア被害をより拡大させてしまっているようですね…。
有効とされる対策
現在有効とされている対策はこちらです。
- 不自然なメールは開かない
- OSのアップデートやウイルスソフトを最新にする
- セキュリティソフトを導入する
- データのバックアップをこまめにする
とにかく、怪しいメールは絶対に開かない、クリックしない。
セキュリティソフトやOSのアップデートを最新版に更新することが大切です!
個人で出来る対策としては、データのバックアップをこまめにとること。
これにより、万が一ランサムウェアに感染してしまっても、大事なデータを保護することができますし、パソコン自体を処分してしまっても最悪データだけは手元に残せます。
ですが、人間の病気と同じように、感染する前に防ぐ予防が大事とされているので、見ず知らずのメールを不用意にクリックしないように気を付けることが最大の防衛策だと言えるでしょう。
万が一感染してしまったときは?
万が一、ランサムウェアに感染してしまった場合は、身代金を払う。
…というのは絶対に止めて下さい。
身代金を払っても、ファイルが復元されることはありません。
要求に応じてしまうと、犯罪者にお金と個人情報を渡してしまうだけでなく、次回の攻撃の標的にされてしまう可能性もあります。
もし被害にあってしまった場合は、セキュリティソフト開発元のサポートセンターが相談に乗ってくれるそうなので、いち早く連絡しましょう。
まとめ
今が最も猛威を奮っているウイルスなだけに、これからまだまだ被害が広がる恐れがあります。
とにかく、個人で出来る対策としては「怪しいメールは開かない」
合わせて、システムで防衛するために「古いOSを使わない」「ウイルス対策ソフトを導入する」などが挙げられます。
ランサムウェアについては、トレンドマイクロ社がかなり力を入れて対策してくれているみたいなので、アンチウイルスソフトを導入されていない方は「ウイルスバスター」を導入されることをオススメします。
僕も実際に使っていますが、アンチウイルスソフトの中では動作も軽く、更新パッチも頻繁に来るのでフリーソフトとは別格の安心感です。
ダウンロード販売に加え、パッケージ版も販売されていますので、ウイルス対策を万全にしたい方は「ウイルスバスター」をお勧めします。
コンピューターウイルスはどんどん進化しています。
サイバー犯罪を含めて常に最新の対策を講じていかないと
あっという間に攻撃の対象にされてしまう可能性があるので
危機感を持つことが一番の防衛策になるのではないでしょうか。
グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…