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目次
Amazonプライムなどのサブスクリプション映像を楽しむ人が増えてきた中、最近ではその映像を投影するための映写機『家庭用プロジェクター』の需要が伸びてきているのだとか…!
確かに近年の状況を見ると迂闊に外出もできませんし、自宅で楽しめる動画視聴を家族みんなで楽しみたいというのも納得です!
特に今のプロジェクターは以前と比べてかなり高性能で、解像度は上がり画像はより鮮明かつ鮮やかになりましたし、昔学校の体育館で見たような『資料を大画面に映し出すためだけのガジェット』とは全くの別物にまで進化しています。
その結果、家庭用プロジェクターは種類も豊富になり、ポケットに入るコンパクトなものから、天井に吊るせるタイプのものまで様々なバリエーションの製品が販売されるようになりました!

その中でも今回ご紹介したいのが、DLP方式の4Kプロジェクターで日本シェア率No.1の実績を誇る「BenQ」から新発売となった、高品質な家庭用モバイルプロジェクター「GS2」です!
前モデルの「GS1」はTV番組の『がっちりマンデー』でも紹介されて、注目を集めた名機です!
今回はこちらの製品のスペックや使用感などを余すことなくレビューしていこうと思います!

「GS2」の基本スペック
OS | Android 6.0 |
解像度 | 1280×720 |
明るさ | 500ルーメン |
コントラスト比 | 100000:1 |
色再現性 | 約10億7000万色 |
防水性能 | IPX2 |
無線LAN | ○ |
Bluetooth | ○ |
スピーカー | 2Wx2基 |
耐衝撃性能 | 50cmの落下に合格 |
焦点 | 自動補正(オートフォーカス) |
縦台形補正 | 自動補正 |
投影角調整機能 | ○ |
外部端子 | USB-A,USB-C,HDMI,3.5mmオーディオジャック |
バッテリー | 約3時間 |
外観と付属品のチェック!
まずは大まかな外観から付属品などをチェックしていきましょう!



- リモコン
- USB型ワイヤレスドングル
- 電源コード(グローバル規格の電源コード付き)
- ACアダプター
- 取扱説明書

これが無いとワイヤレス接続できません。




その下には排熱ファンが設置されています。

発熱も殆どないので、小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使えると思いますよー!


モバイルプロジェクターとしての完成度は最高レベル!

「GS2」は持ち運びに特化したポータブルプロジェクターとは違い、家庭用プロジェクターとしての必要な機能を限られた筐体の中にぎゅっと詰め込んだモバイルプロジェクターです。
僕も以前にポケットサイズのポータブルプロジェクターを所持していたのですが、小さいプロジェクターというのは投影機能が乏しくルーメンも低め。
結果的に画面は暗くなり画質に合わせたコントラストを出すことも難しく、どうしてもリアル感に欠けた映像になってしまっていました。

ポータブルサイズであれば持ち運びには便利ですが、肝心のプロジェクターとしての映像美を楽しむことができない…。
しかし、モバイルプロジェクターであれば若干サイズは大きくなれども、大人数で見ても満足のいくレベルのプロジェクターにまでランクアップが可能になります!
この「GS2」は、そんなモバイルプロジェクターの強みを余すことなく詰め込んだ、ガジェット界の宝石箱というわけ!
特にBenQのプロジェクターには、世界にたった500人しかいないと言われる「THXマスター」という『色を見分ける資格』を持った方が監修しており、原画に忠実なコントラストを可能な限りプロジェクター上に投影する独自の技術を持っています。
このノウハウを生かした映像作りこそが、他社の追従を許さないBenQの唯一無二の『強み』となっているわけです!


ルーメン(明るさ)に関しても特に不満点はなく、たとえ日中であっても厚手のカーテンくらいの遮光性があれば十分楽しめるだけの光量は確保されています。
日中の会議や薄暗い個人部屋で使うくらいであれば、いつ使っても光量不足で悩まされることはないでしょう。

面倒な設定はすべて全自動!オートフォーカスに自動台形補正まで完備!
GS2の焦点補正には全自動でピントを合わせてくれる「オートフォーカス」を採用しており、安価なプロジェクターとは違いマニュアルダイヤルで、その都度ピントを合わせる必要もなくかなり使いやすいです!
カメラでは当たり前のオートフォーカスですが、プロジェクターではあまり採用されていない製品も多いのでこれは本当にありがたいですね!
それに加えて、GS2では映写角度による台形補正も本体が自動的に行う『自動縦台形補正』も完備!
映写角度による映像の歪みも最低限に抑えてくれるおかげで、アバウトな設置でも映像が歪んだりすることなく「ビシッと」映像視聴を楽しむことができるようになっています!
映像関連に一切の妥協を許さないその姿勢は、さすがはプロジェクターシェア率1位を誇るBenQといった感じですね!


覗き込みから目を守る『アイケアセンサー』を搭載!
アクセシビリティ機能では、プロジェクターの前に顔などが来た際に投影が止まる『アイケアセンサー』を搭載しており、小さいお子さんなどが間違えて光源を見てしまっても目を守る親切設計になっています。
実際にどう動くのかプロジェクター正面に手をかざしてみましたが、大体1秒くらいで映写が止まるようになっていました。
若干のタイムラグがあるので目に入る光すべてを遮断することは難しいですが、あれば嬉しい機能なのは間違いないですね!
頻繁に目の前を横切ったり、この機能自体が不要という場合は設定オプションからOFFにすることもできますよ。
Wi-Fi機能を使ってワイヤレスで映像を出力する
GS2は、Wi-Fiを使ったワイヤレス映像出力に対応しています。
「動画はいつもスマホから見ている」という人はかなり多いと思うので、この機能は本当に神!
ケーブルを繋ぐことなく見たいときに即座にアクセスすることができるので、見たいときにササッと手軽に使えてかなり重宝しますよ!
使い方は簡単で、GS2の電源を入れた状態(Wi-Fi設定済み)でスマホなどの操作側のデバイスで共有先を「BenQ GS2」に指定してやるだけ。
詳しい設定方法はあとでご紹介しますね!
対応デバイスは「Android,iOS,PC」と基本的なデバイスには大体対応しています。
ノートPCでも、スマホでも、タブレットでも何でもござれです!
その他、Wi-Fiを使った画面のミラーリング表示に加えて、「AirPlay」や「Miracast」対応アプリもケーブルを繋ぐことなくワイヤレスで投影可能です!

もちろん、HDMIやUSB-Cを使った有線接続にも対応しているので、ノートPCやiPad、スマホからの映像もケーブル一本で出力可能です。
最近だとスマホにもUSB-C端子が付いていますし、映像出力に対応していれば充電しながら再生なんて器用なこともできちゃうのは普通にポイント高いと思いますよ!
もちろん、PS4やNintendo Switchなどのゲーム機との接続も可能で、大画面でFPSを楽しむなんてこともお手の物!
あと、「Fire TV stick」や「Chromecast」などのサブスク専用機もHDMIを使えば有線として接続できるので、プライムビデオやdTVなどのデジタル保護コンテンツも無線で楽しむことができるようになります。
有線接続も活用次第ではワイヤレス接続よりも簡単に化けるので、いろいろな使い方を探してみるのも楽しいかもしれませんよ!

Bluetoothスピーカーやヘッドホンも使用可能!
「GS2」には外部のスピーカーと接続できるようにBluetooth機能が内蔵されており、自身のオーディオ環境に合わせて迫力のあるサウンドで動画を楽しめるようになっています!

本体内蔵のスピーカーも決して悪くないんだけど、やっぱり別にスピーカーを用意したほうが明らかに音はいいですね!
もちろん、Bluetoothヘッドホンやイヤホンもバッチリ使えます。一人で映画に没頭したいときなんかはかなり重宝しますよ!
なお、本体には3.5mmオーディオジャックが搭載されているので、本格的なサウンドシステムを組んでガンガン音を聴きたいという場合でもしっかり使えます。
『自宅を映画館にしたい』って願望も、思いのまま再現できますぜ!
各デバイスとの接続方法
ここからは実際にGS2を使って、Wi-Fi利用での初期設定や各種デバイスへの接続方法などをご紹介したいと思います!
プロジェクターをワイヤレスで使用するための初期設定

こちらがメインメニュー画面です。ますは本体をWi-Fiで接続するために『ワイヤレスネットワーク設定』で初期設定を済ませておきましょう。

ネットワークへの接続は一般的なデバイスと同じように、SSIDとパスワードを入力して接続します。残念ながらWPSには対応していません。
続いて、接続先のデバイスへのワイヤレス設定を行います。
- iOS & MacOSのワイヤレス設定
- Androidのワイヤレス設定
- PC(Windows)のワイヤレス設定
メインメニューにこちらの3つの設定が表示されていますので、使うものを選んで設定画面に入ります。
①iOS & MacOSをワイヤレスで画面出力する



最後に、iOSやMacOSの場合では「AirPlay」を使用して接続します。
コントロールセンターから「画面ミラーリング」を呼び出すことで画面をそのまま複写するミラーリング接続が可能です。
なお、Youtubeなどの対応アプリでは『キャスト機能』を使って接続先を「BenQ GS2」にすることで画面出力が可能です。

②Androidをワイヤレスで画面出力する



最後に、Androidの場合では「Smart View」や「Miracast」を利用して接続します。
Android OSのバージョンによっては、コントロールパネルにアイコンがない場合もありますが、その場合は「Playストア」からMiracastなどの対応アプリをダウンロードして使用しましょう。
なお、Youtubeなどの『キャスト機能』が標準搭載のアプリであれば、アプリ内から直接ワイヤレスで接続することができます。
③PCをワイヤレスで画面出力する



最後に、PCから『Chrome』のキャスト機能を使用して接続します。
PCからChromeを開き『設定』から『キャスト』を選んで映像を出力しましょう。
なお、PCの場合ではワイヤレスではデスクトップ画面をそのままミラーリングすることは出来ません。
ソフトを問わず画面全体をミラーリングしたい場合は、HDMIなどの有線接続で出力しましょう。
なお、Chromeのキャスト機能はタブごとに選択して出力可能のため、プロジェクターに投影したいタブだけを表示することができます。
これにより、例えばPCを仕事や作業用に使いたいときに『①Youtubeのタブ』『②作業用タブ』と作っておけば、①のタブだけキャストして出力しておけば子供にYoutubeだけを見せながら、自分は②のタブで作業をするなどの活用も可能です。
親の目から子供がどのコンテンツを使用しているのかを把握できる意味でも、育児でも仕事でも忙しい在宅ワーカーにこそChromeの『キャスト機能』は頼れる存在になると思いますよ!
初回起動後、次回からは自動的にWi-Fi接続されるので、毎回接続先を選択する必要はありません。
ただし再接続までに30秒近く掛かるので、レスポンスはそれほどよくない印象です…。
有線接続でHDMI,USB-Cなどから画面出力する
有線接続の場合は、デバイスを接続したあとにメインメニューの『ソース』からUSB,HDMI,USB-Cから使用するものを選ぶだけで映像出力が可能です。

なお、有線接続の場合ではデジタル保護されたコンテンツでも視聴可能となるため、プライムビデオやdTVなどもプロジェクターに映し出して視聴することができます。(端末側で制限されている場合は不可)
Android・Windows・MacOSではどの動画も視聴OK。
iOSの場合はプライムビデオは視聴OK。dTV(dアニメ含む)は視聴できませんでした。

あと、上でも少し触れましたが「HDMI」を使用したPS4やNintendo Switchなどのゲーム機との接続もできるので、家族や友達と大画面でゲームをプレイすることもできます!
その他にも「Fire TV stick」や「Chromecast」と接続して、プライムビデオやdTVなどの『デジタル保護コンテンツ』も見ることができますし、使い方次第では有線もかなり活躍してくれると思います!
是非、自分に合った使い方を探してみることをオススメします!

地味なバグが多い印象も…
様々なデバイスと接続して映像美を楽しめる「GS2」ですが、使い勝手がいい反面で地味なバグが多い印象を受けました、
特に気になったのが、一度キャストして接続解除、再度接続しようとした場合に何故か接続できないバグ。
これは一度シャットダウンするまで継続されるので、頻繁に接続と切断を繰り返す人には結構つらいかもしれません。
恐らくファームウェアのアップデートで解決できると思いますが、現状では厄介なバグとして健在のようです。
ワンランク上の映像を楽しみたいなら「GS2」は至高の美しさ!
「GS2」は、僅か500人という選ばれし色彩能力の持ち主から生み出された『映像美』に特化したハイクオリティなモバイルプロジェクターです!
僕も安価なプロジェクターは数々使用してきましたが、このプロジェクターは別格というか、とにかく色が物凄く正確なんです。
下手にコントラストを上げて誤魔化していないというか、『ディスプレイで見ている色合いをそのままスクリーンに映し出したような』
視聴覚室や体育館で見ていたプロジェクターとはまるで別物。そんな別のベクトルを感じさせてくれるほど、久しぶりに全力でワクワクさせてくれるガジェットに仕上がっていました!
まだまだ厳しい日が続きますが、そんなせせこましい日常を楽しい時間に変えてくれる…。
お家の中を『最高の映画館』へと変えてくれる事こそが、「GS2」が今発売された本当の理由なのかもしれませんね。