【メッシュWi-Fi】通信速度が約17倍になった!有線LANケーブルのような安定した接続性が手に入る「TP-Link Deco M4」をレビュー!

 

最近流行りの「メッシュWi-Fi」ってご存知ですか?

メッシュWi-Fiとは、ざっくり説明すると2つ以上の無線LANスポットを一つのワイヤレスネットワークとして認識する新しいの無線技術です。

今回レビューする「TP-Link Deco M4」も、このメッシュWi-Fi技術を搭載した最新の無線LANルーターです。

 

メッシュWi-Fiのメリット

ポイント!

  1. 複数台のルーターを一つのSSIDで管理できる
  2. 通信範囲を住居の隅々まで広げることができる
  3. 最大接続デバイス数は100台以上
  4. 親機と子機の概念がないので一つのルーターに負荷が掛かることがない

 

「メッシュWi-Fi」はその名の通り、ネットワークを網目状に張り巡らせる技術のことで2つ以上のWi-Fiルータをひとつの大型ネットワークとして構築することができます。

製品にもよりますが、Deco M4の場合だと最大接続デバイス数は100個まで対応。

「メッシュWi-Fi」はあくまでも一つのネットワークとして構築しているのでSSIDの切り替えも不要ですし、接続されるデバイスは一番電波の強いルーターに自動的に切り替えてくれるので、一つのルーターに負担が掛かり過ぎることなく安定した通信が可能となっています。

似たものに「中継機」がありますが、中継機はあくまでも親機から出た電波を「中継」させているだけなので、接続機器による負担はすべて親機であるルーターに集中してしまいます。

また、最近ではAmazonEchoなどのスマートスピーカーや音声認識で操作できるテレビやエアコンなど、様々な家電が無線LANを利用する『IoT家電』も数多く登場しています。

以前は「2.4Ghzは渋滞、5Ghzは空いている電波帯だから快速である」なんて言っていたものですが、IoT家電が普及している現在ではほぼ全ての帯域が常に渋滞している状態にあります。

接続するデバイスが多いことは、Wi-Fiルーター自体に掛かる負荷も以前より多くなってきているということなので、データの転送速度やレスポンスにも大きな影響が出る場合も多いのです。

この問題を補完できるのが「メッシュWi-Fi」であり、通常のWi-Fiルーターにはない強みの一つというわけです。

 

また、メッシュWi-Fiは追加で無線LANルーターを増設することができるのも大きな特徴で、家の中で電波の届かないところがあれば好きな場所に追加でルーターを設置することで電波範囲を広げることができます。

 

実際に「TP-Link Deco M4」を設置してみた

ここからは、実際にメッシュWi-Fiを使ってみての使用感をお伝えしていきます。

ちなみに僕の場合は、一階にある回線元に一個目の”Deco M4”に繋いで、二階の自室に二個の”Deco M4”を設置しています。

そこから”Deco M4”にあるLANポートを使ってパソコンと有線LANで接続。Echoなどの無線デバイスにはそのまま無線接続して使っています。

接続先はスマホの場合だと一階に居るときは一階のルーターから。二階にいるときは二階のルーターに接続されているようです。

この辺りは専用アプリで確認できます。元々は自動で接続先が選ばれるようになっていますが、どのルーターに接続するか手動で選ぶことも可能です。

使用感としては、以前の通常のWi-Fiルーターと比べると電波の入りが非常に良くなりました。家中どこにいても快適に繋がりますし、電波の通りの悪いお風呂場であってもYouTubeなどの動画視聴も全く途切れることなく再生できます。

常にWi-Fi電波は「非常に強い」の状態なので、MacBookなどのノートPCとも高速通信が可能なので動画ファイルなどの大容量データのやり取りが非常に高速になりました。

あと、地味に嬉しいのがテレビを無線LAN接続した際のレスポンスが大幅に改善されたことです。

僕のテレビにはAmazonプライムビデオやNetflixなどのサブスク動画を視聴できる機能が搭載されているのですが、今までは通信状態が悪く画質設定を一段落としていたところを、”Deco M4”に替えてからは最高画質で視聴できるようになりました。

これはもう、軽くライフワークが変わりました。

 

以前の無線LANルーターとの通信速度の変化

メッシュWi-Fiの大きな特徴は通信範囲の拡大と接続の安定性ですが、無線LANでは通信速度も大きな課題の一つと言えます。

ここでは、実際に通常の高速ルーターから切り替えた際の通信速度を載せていこうと思います。

 

以前に使っていたルーターの速度

まず、以前の無線LANルーターの通信速度を二階の自室から計測してみました。

結果は20Mbpsとかなり遅めですが、一階のルーターから二階の部屋まで無線で飛ばしてるので障害物も多いです。

実測値としてはこんなもんでしょう。

これでもYouTubeやAmazonプライムビデオなども問題なく視聴できますが、大容量のデータをやりとりする場合には遅さを実感する場面が多々ありました。

 

メッシュWi-Fiを利用した速度

続いて、「TP-Link Deco M4」を一階と二階に設置して『メッシュWi-Fi』として構成。同じくWi-Fiで接続した場合の通信速度です。

結果は一目瞭然。

先ほどの結果に比べて約17倍の340Mbpsという驚くべき結果が出ました!

これ、ヤラセでもなんでもなくルーターだけをササッと取り替えて同じ日に同じ部屋で計測していますからね?

自分でも驚きましたが、これはとんでもない速度改善です…。

やはり電波の届きにくい二階に追加でルーターを設置したことで通信範囲が大きく拡大されたようです。結果、まるで有線接続のような通信速度が出るようになったと考えられます。

 

メッシュWi-Fiで接続後、有線LANを使った場合の速度

もちろんこれだけでも十分実用できるのですが、パソコンと接続する場合は通信速度よりも安定したネットワーク環境が求められる場面が多いので、次はメッシュWi-Fiで接続した状態で二階の 「Deco M4」のLANポートから有線LANで接続した場合の通信速度を見てみましょう。

これはちょっと以外な結果ですが、有線LANの場合では先程の無線接続の場合よりも60Mbps程遅い結果となりました。

ただし、アップロードは先程よりも100Mbpsも速くなっています。

また、肝心の接続の安定性に関しても無線LAN接続よりも大幅に強化されました。

例えば、Steamのリモートプレイなど常時安定した通信が必要となる環境においても、無線時には若干コマ落ちするときがありましたが、有線接続時には全くコマ落ちすることなく非常に安定しています。

回線元からこれだけ離れていて、かつ有線LANが利用できる最高の環境が手に入りました!

今まで一階から有線ケーブルを引くとか、PLCを使って電気回路を使った方法など考えてきましたが、こんなに簡単に有線と同じ快適性を手に入れることができるとは思いませんでしたよ…。

一部のデバイスではメッシュによる接続切り替えが上手くいかずに接続が切れたりしますが、その場合はアプリ側からデバイス別に「メッシュWi-Fiの無効」を選ぶことができるので、通常のルーターとメッシュを使い分けることができます。

性能は素晴らしいの一言!おまけに価格が安い!

これだけ快適なネットワーク環境を提供してくれる「Deco M4」ですが、実は価格もめちゃくちゃ頑張ってくれています!

なんと、メッシュWi-Fiとして機能するルーターが2個セット付いて10,000円強という低価格を実現しています。

普通はメッシュWi-Fi対応のルーターってだけでも2万円後半から3万円くらいする製品が多いのですが、Deco M4は非常にリーズナブルでお求めやすいですね!

元々、TP-Linkの製品はリーズナブルで品質が高いことで有名なので、今回も割り切った価格で販売しているのだと思います。これは非常にありがたい。

まぁもちろん高いモデルには高いなりの理由がありますけどね。例えばメッシュWi-Fi専用の通信アンテナが内蔵されていたり、更に通信速度と安定性が上がったモデルも存在したり。

しかし、おそらく一般家庭にそこまで強力なネットワーク回線が必要となるケースは非常に稀だと思います。

実際、ゲーマーである僕の環境下でもそこまでシビアな回線は要らないですし、廉価版の「Deco M4」でも十分すぎるほど速度の出るネットワークが構築できましたからね!

唯一の欠点といえば、有線LANポートが2つしか無いことでしょうか。

有線でパソコンを複数台使うとか、テレビとは有線で繋ぐとかする方はポート数が少ないので注意が必要です。

どちらにせよ、今まで20Mbps〜60Mbps前後の無線LANルーターを使っていた僕にとっては、有線LANの安定性と高速通信が手に入っただけでも余裕で御の字です(笑)

家庭の通信環境で悩んでいる。部屋の構成で有線LANケーブルを引くことが難しい方には『メッシュWi-Fi』を是非試してみて、その感動を身を持って体験してほしいと思います!

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