【即買いレベル】MixAmp内蔵の旗艦モデルのワイヤレスヘッドセット「ASTRO A50」が素晴らしすぎた!【レビュー】

こんにちは!KOHAKUです!

PS4やPCゲーマーであれば、誰しも一度は聞いたことがあるであろうロジクールのマルチブランド「ASTROゲーミング」

主戦力である「ASTRO A40」や「MixAmp」はライト層からヘビー層まで幅広いゲームユーザーに人気の製品ですが、今回はそのワイヤレスモデルにあたる「ASTRO A50」を購入しましたので、しばらく使ってみての使用感などをレビューをしていこうと思います!

この製品を10秒で説明するなら
  • 一言で言えば:ASTRO A40とMixAmpの両方の機能を合わせ持つ、5GHzワイヤレスヘッドセット
  • 良いところ:3種類のカスタム可能なEQ,Dolbyサラウンド対応
  • ダメなところ:マイク感度がA40より低い,ときどき音飛びする

※ASTRO A40とは、eスポーツの現役選手が監修する本格的なプロ仕様のゲーミングヘッドセットで、ASTROゲーミングのフラッグシップモデルです。

※MixAmpとは、出力された音声にイコライザーを掛けたりゲームとボイスチャットの音量バランスを手元で調整できるミキシングアンプです。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてお読み下さい。

eスポーツのプロゲーマーと共同開発されたゲーミングヘッドセット「ASTRO A40 TR + MixAmp Pro TR」でプロの世界を体感せよ!【レビュー】

ボイスチャットとゲーム音声のバランスを瞬時に調整!最強ゲーミングアンプ「ASTRO MixAmp Pro TR MAPTR-002」をレビュー!

ワイヤレスにおけるデメリットを完全排除した貴重なヘッドセット

無線のヘッドセットという「音質やマイクの品質が悪い」ことや「音声遅延が激しい」など、あまりいい印象を持っていない方も多いと思います。

僕はガジェッターということもあり、これまで様々なワイヤレスヘッドセットを使ってきましたが、有線と比較するとどうしても音質やマイク性能が見劣りしていて実用性に欠けると感じている部分が多々ありました…。

そして結局は有線ヘッドセットに逆戻り。僕の中ではゲーミングヘッドセットのワイヤレスは実用性が無いものと位置付けられています。

しかし、今回レビューする「ASTRO A50」だけはマジで別格です。

現状のワイヤレスゲーミングヘッドセットのラインナップに限って言えば、間違いなく現行機種では最高レベルの製品であることを断言しておきましょう。

絶大な支持を得るASTRO A40とほぼ同じ音質

ASTRO A50はフルワイヤレスヘッドセットでありながら、有線でハイエンド機のASTRO A40とほぼ同じ次元の高音質を実現しています。

同機種を一週間ほど聴き比べてみましたが、本当に僅かの差も感じられないほど繊細でダイナミックな音質でゲームを楽しむことができました。

イコライザーやDolbyサラウンドといった機能もA40と全く同じ感覚で使えるので、本当にA40とMixAmpをそのままワイヤレス化したような感覚です。

ひと昔前まではワイヤレスオーディオというのは器用貧乏といった印象で、あまりパッとしないイメージしかありませんでしたが、最近ではAACやaptXなどの高音質なBluetoothコーデックが主流となっており、ASTRO A50では更にデータ情報量の多い5GHz通信が使用されているのでワンランク上の音質を楽しむことができます。

よくワイヤレスモデルで懸念される『音質の劣化』については、ASTRO A50では全く心配する必要はありません。

目を瞑ってA50とA40をランダムに聴き比べてみましたが、まるで違いが分かりませんでした!

マイク音質もA40とほぼ同じだが感度は少し落ちる

ASTRO A50のマイク部

ゲーミングヘッドセットで重要なのが『マイク音質』ですが、こちらに関しても有線モデルのASTRO A40とほぼ同等の非常にクリアな音質で通話することができました。

ただマイク感度についてはA40に軍配が上がる感じで、A40に比べるとA50では囁くような小さい声を拾いにくい印象を受けました。(Discordで検証済み)

僕は実家ということもあり声量をかなり絞って通話をするのですが、あまりに小さい声だとA50では声が感知されないケースがあります。

ちなみに、A40もA50も同じ単一指向性マイクを搭載しているので集音性自体は決して悪くありません。

微妙な差ではありますが、深夜に小声で通話しなければならない環境の方ならA50よりもA40のほうが使いやすいと思います。

まぁ一般的なワイヤレスヘッドセットよりは遥かにマイク感度は良いですけどね!

音声遅延は体感では全く分からない

ワイヤレスヘッドセットで一番気になるのが通信の際に発生する音声遅延だと思いますが、ASTRO A50では遅延の少ない5GHz帯を使用しているので体感では全くと言っていいほど遅延が発生しません。

詳しい検証はしていませんが、おそらく低レイテンシーBluetoothコーデックである「aptX LL」よりも低遅延だと思います。

これは本当に凄いことで、有線であるASTRO A40と全く差を感じられないほど遅延自体を感じることがありませんでした。

購入を躊躇う理由が音声遅延だけなら、問答無用でポチっちゃってOKだと思います。

有線かと錯覚するレベルで遅延がありません。もちろんFPSも余裕でできます!

通話とゲーム音を自由に調整できるMixAmp内蔵の充電スタンド

更に嬉しいのが、ASTRO A50ではA40のヘッドセット性能に加えてセットで販売されている「MixAmp」と同等の機能を充電スタンド(ベースステーション)が備えていることです。

これにより、通話音声とゲーム音声のボリューム調整に加え、イコライザーやDolbyサラウンドの設定もヘッドホン簡単に調整することが可能となっています。

また、A40ではMixAmpが無いと調整できなかったイコライザーのカスタマイズやマイクのノイズゲート設定なども、A50ならベースステーションをPCに接続するだけで簡単に調整可能です。

なお、A50のカスタマイズにはMixAmpと同様に「ASTRO COMMAND CENTER」を使用します。

MixAmp内蔵でA40相当のヘッドセットなのでコスパはかなり高いと思いますよ!

外観や付属品など

ここからはASTRO A50の外観や付属品などを見ていきます。

パッケージはかなり大きめ。ゴツゴツしていて重厚感があります。
開封するといきなりヘッドホンが飛び込んできます。右手には付属品とベースステーション。
付属品を取り出してみました。「取扱説明書,ベースステーション,光デジタルケーブル,通信&充電用MicroUSBケーブル」が付属します。
ベースステーションが充電スタンドとMixAmpの両方の機能が備わっているので、省スペースで設置可能です!
大まかな機能説明。
ベースステーションとヘッドセットは接点充電ですが、内部にマグネットが搭載されているので近付けるだけで勝手に吸着してくれます。
背面には端子類が配置。
左から「PS4とPC切り替えスイッチ,USB-A出力端子,光デジタル入力・出力端子,AUX出力端子,データ通信&充電用MicroUSB端子」
A50のヘッドホン本体。パッと見はA40と大差ありませんが、マイクの取り外しはできません。
なお、マイクを上げ下げすることでマイクのON・OFF切り替えが可能です。
ヘッドセット下部には、直接充電用のMicroUSBポートとマスターボリューム調整用のダイヤルが配置。
側面には、電源ボタン・Dolbyサラウンド切り替え・イコライザー切り替えのボタンが配置されています。
R側のハウジングにはゲーム音声と通話音声の音量バランスを調整するためのボタンが配置されています。(各ボタンを押すことでそれに対応した音量が上がるようになっています。)
もちろんA50もA40と同様にMOD KITに対応しているので、イヤーパッドを開放型から密閉型に変更することも可能です。(A50用の専用品を購入する必要があります。)

PCとの接続はケーブル一本でOK!

今回は、PS4ではなくPCに設置してみて一週間ほど使ってみました。

接続にはASTRO A50とPCを付属のMicroUSBケーブルを使って繋ぐ方法と光デジタルケーブルを使って繋ぐ方法がありますが、今回はUSBケーブルを使って接続しました。

PCとの接続には付属のMicroUSBケーブルを一本繋ぐだけでOK!

USBケーブルを使って接続する場合のメリットは、ケーブル一本で音の出力もヘッドセットの充電も両方してくれるところ。

別途で電源を用意する必要がないのでかなり便利です。

あと、別に付属のケーブルでなくてもデータ通信可能なMicroUSBであれば使用できます。

接続が完了するとベースステーションのフロントパネルが発光します。

左から「A50ヘッドセットの充電残量,接続方式,DolbyサラウンドのON-OFF,イコライザープリセットNo」となっています。

わざわざPC画面を開かなくても視覚的に設定が分かるのはありがたいですね。

ヘッドセットの電源ボタンには充電状態を知らせるLEDライトも搭載されており、白色が使用中・オレンジ色が充電中となっています。

常に電源を入れておけば持ち上げるだけで自動的に電源が入りそのまま使用可能なので、僕は常に電源オンのまま使っています。

とりあえず、配線を後ろから回してモニター上に設置しました。

専用ソフト「ASTRO COMMAND CENTER」でEQやマイクを自由にカスタマイズ可能

ベースステーションにはMixAmpが内蔵されていることもあり、同社のソフト「ASTRO COMMAND CENTER」を使用することで、イコライザーやマイク設定を自由に変更することができるようになっています。

特にイコライザーは3種類のプリセットを保存することができます。それぞれプレイするゲームのジャンルに合わせて周波数単位で設定できるので、あらゆるシーンに応じて最適な音質に合わせることが可能です。

「ASTRO COMMAND CENTER」の設定画面
イコライザーカスタマイズ画面
マイク設定画面

快適な通話環境やゲームで”勝つ”ためには「ASTRO COMMAND CENTER」の細かなセッティングは必須です!

詳しい設定方法などはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、是非ご参考にしてください!

足音が聞き取りやすくなる「FPS専用」のプリセットもご紹介していますよ!

ASTRO A50のココが気になる…

非常に使いやすく音質も良いASTRO A50ですが、いくつか使っていて気になった点も出てきましたのでご紹介します。

10分に1回ほど音飛びする

これは環境にかなり左右されると思うのですが、5GHz帯は障害物に弱いという性質があるからか10分に一度くらい音飛びします。

PCモニターの上なので距離も1mくらいしか無いですし、間に障害物も無いと思うのですがこの結果はちょっと残念ですね。

時間としては一瞬なので致命的ではありませんが、それでも集中してゲームをしているときに音が一瞬途切れるのはやはりストレスです。

金額が金額でもあるので、通信に関してはせめてフラッグシップらしく高い安定性を見せてほしかったですね。

ベースステーションにヘッドセットを戻すときにしっかりハマらない

これは単に慣れの問題でもあるのですが、使っていて数日間はベースステーション(充電スタンド)にヘッドセットを戻すときの位置を合わすのがかなり難しく手間取りました。

あと、少し触れるだけでも充電位置がズレたりするのでAirPodsのようなピッタリと収まることを想像して本機を購入すると煩わしさを感じるかもしれません。

音飛びが無ければ本当に最強だっただけに悔やまれますね…。

現状では他の追随を許さない最高のワイヤレスゲーミングヘッドセット!

以上、今回はワイヤレスヘッドセットの最高峰「ASTRO A50」を一週間使ってみたレビューをお伝えしてきました。

ASTRO A50はワイヤレスでありながら有線のA40と変わらないほど高い水準の音質と低遅延を実現しており、なおかつ充電スタンドをMixAmp内蔵のベースステーションにすることで、ゲームに”勝つ”ためのあらゆる技術が詰め込まれた最高のゲーミングヘッドセットです!

本格的なゲーミングヘッドセットが欲しいけど、有線ケーブルによる煩わしさからは開放されたいという贅沢な望みを叶えてくれる唯一のヘッドセットとなるのは間違いないでしょう!

最高峰のゲーミング体験がお望みの方は、有無を言わずにまずは「ASTRO A50」をチェックしてみることをお勧めします!

少し席を離れるときでもヘッドセットを外すことなく移動できるのはめっちゃ便利ですよ!

入らないとむしろ損!?

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