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タブレット型2in1のWindowPCが欲しい!
そう思って真っ先に思いつくのがSurfaceProでしょう。
2in1ノートPCの代表格とも言えるSurfaceProですが、いかんせん値段が高いんですよね。
【Surface Pro – 256 GB/Intel Core i5/8 GB RAM】
この構成で税込み158,000円です。
実用するは最低これくらいの性能は欲しいところですが、それにしてはコスパが悪いかなぁっという印象が否めません。
同じような構成でもう少しお財布に優しいものはないものかと、しばらく探し回っていました。
そこで出会ったのが、「Huawei MateBook M5」です!

薄型コンパクトを実現しているMateBook。外観も心なしかSurfaceProに似ている気がします。
CPU以外は大差なく、薄型軽量なのが◎
こちらのPCはHuawei(ファーウェイ)製のタブレット型PCで、その構造もSurfaceProとよく似ています。
キーボードが取り外し可能な2in1型、専用スタイラスペに対応。
CPUはIntel i5の省電力版とも言われる”Intel m5”を搭載しており、多少のマシンスペックを犠牲にする代わりにバッテリー持ちとコストを大幅に削減しています。
SurfaceProとは微妙な違いこそあれど、基本的なニーズは同じで、分かりやすく言えばSurfaceProの廉価版のようなPCです。
しかし、MateBookにしかないの大きなメリットももちろんあります。
WindowsHello搭載に指紋認証を完備。
最近のWindowsPCのニーズはしっかり抑えている印象で、MateBookには指紋認証を搭載しており、ログインやスリープ復帰が非常に高速です。

サイドに指を当てるだけでOKで、その精度も申し分ありません。
Windowsでありながら、その操作感はタブレットと非常に似ているので、もはやスリープが標準で電源を落とすこと自体が稀です。
結果、脅威のパフォーマンスでWindowsが使えるので、これだけもストレスフリーで使用できます。
本体重量がSurfaceProよりも軽い
そしてもう一つのメリット。
それが本体の軽さです。
PC自体はわずか640gしかなく、厚みも6.9mmとiPad並の薄さを実現。
2in1はタブレットとしても使用できるのが利便性のひとつなので、この携帯性の高さは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみにSurfaceProは重量770gと厚みは8.45mmと、MateBookよりも重くて厚みがあります。
ストレージとメモリのバランスが良い
MateBookには「M5」と「M3」の2種類があり、それぞれ性能やストレージ容量が変わってきます。
MateBook M3 | MateBook M5 | |
CPU | Intel Core m3 | Intel Core m5 |
ストレージ | SSD 128GB | SSD 256GB |
メモリ | 4GB | 8GB |
価格 | 69,800円 | 109,800円 |
性能差はもちろんのこと、M5はM3の2倍のストレージとメモリを搭載しています。
僕はブログの更新とウェブ閲覧、簡単な画像編集しかしないのでCPU性能的には「M3」でも問題ないとは思うのですが、やはりストレージが128GBしかないのは少々心もとないかなぁっと感じ、今回は「M5」をチョイス。
公式価格は109,800円ですが、現在では型落ちということもあり、税込みで70,000円程度で購入できました。
単純計算でもSurfaceProの半額程で購入できるので、もはや心はMateBookに…。
アクセサリー類も豊富
MateBookにはSurfacePro同様に、専用キーボードやスタイラスペン、インターフェースドッグが別売で販売されています。
MateBookキーボード

5点マルチタッチに対応したMateBookキーボード。
まず必須とも言えるのがMateBookキーボードです。
MateBookキーボードはMateBook専用に設計されているので、脱着もマグネット式でワンタッチで行われるようになっっています。
脱着の際の接続もストレスフリーで、挿し込んだ瞬間にキーボードが反応しますし、本体から電力を得ているのでキーボード自体を充電する必要もありません。
タッチパッドはガラス製で、5点マルチタッチに対応しているので、まるでMacBookのトラックパッド感覚で使えます。
キーの下側にはバックライトも搭載されているので薄暗い中の操作も特に問題ありませんでした。
Huawei Matepen

2048段階の筆圧感知に対応するスタイラスペン「MatePen」
本体価格が安くすんだので、せっかくなのでMatePenも同時に購入してみました。
やはり2in1WindowsPCといえばタッチパネルですが、このペンは本当に凄いですよ!
筆圧感知が本当に細かいので、まるでアップルペンシルのような書き心地を実現しています。
ここもSurfaceに勝る劣らずの機能性をしっかりと確保している点だと感じました。


遅延もなく本当にスムーズな書き心地です!
最初からMatePenを最大限活かせるイラストソフトがインストールされているので、買った直後からすぐに使い始めることが出来ます。
また、画面に近づけるだけでポインターが出現し、ポインターが出ているところ意外はディスプレイを手で触っても感知されることがないので、手を画面に押し付けても一切誤入力されないのもアップルペンシルよりも優れている点だと感じましたね!
そして、もちろんEdgeブラウザや画面キャプチャーのペン入れにも対応していますので、気になるページをフリーハンドで即修正したり、指示書を作成することも出来ます。
ブロガーとしては文字入れをスムーズに出来るのは、これだけでWindowsPCを使うメリットに繋がります。

ワンタッチで表示された画面に直接書き込みができ、好きな画像ファイルとして保存できます。
もちろん、この時の書き心地も最高で、細かい文字までしっかりと書き込むことが出来ます。
イラストのお仕事をされている方にもかなりオススメできる一品です!
また、ペン自体の機能としてレーザーポインターも搭載されいますので、会社のプレゼンや行事にも大活躍してくれること間違い無しです!

ペンの後ろ側にボタンが付いており、押すことで後ろ側からレーザー光が出る仕組み。
距離は数メートルは余裕で届き、6畳の部屋なら全く問題なく届きました。

僕の使い方としてはレーザーポインターは使う機会がないと思いますが、プレゼンや会議の多いビジネスマンにはかなり嬉しい機能なのではないでしょうか?
HUAWEI MateDock
HuaweiではUSB-Cに加えて、HDMIやUSB-A等の主要のインターフェースを搭載した専用ドッグを同時に販売しています。
今回はせっかくなので、こちらのMateDockも同時に購入しました。

結構存在感のあるMateDock。折りたたみ式のレザーで覆われています。
見た目はペンケース程とやや大型ですが、外部出力用のHDMIやLANポートに加えて、MatePenも収納できるケースになっているので持ち運びの際には重宝しそうです。

ボタンはマグネット式なのでワンタッチで開封できます。

片面には「LANポート,USB-A×2,USB-C端子」を搭載。電源を取りながら拡張性を高めている設計です。

もう片面には「HDMI出力ポート,VGA出力ポート」を搭載。これだけあればとっさのプレゼンでも十分すぎるほど対応できそうです。
僕は自宅で仕事をするのであまり使わないポートが多いですが、出張や社外での仕事が多いビジネスマンにはかなり重宝されるのではないでしょうか?
まさに至れり尽くせりといった感じです。
実際に使ってみてどうなのか?
肝心の使用感ですが、正直MacBookよりも快適です。
僕が使っているMacBookのCPUが”Intel Core M”ということもあるのですが、容量やメモリは同じでも”Core M5″になるだけで全然サクサク動くようになりますね!
あと、やはり役立つのがタブレットモードです。
寝室での動画視聴はもちろん、寝っ転がりながらPDFデータを見たり、画面が大きいので漫画や雑誌を読むのに最適だと感じました。
やはり、12インチと大型な画面サイズは圧巻です。
解像度も「2160×1440」と驚くほど高画質ですし、小さな文字を読むのにも苦労しません!
液晶はIPS形式を採用しているので角度にも強く、下手なAndroidタブレットよりも映像はキレイなのではないでしょうか?
また、MatePenを使ってイラストを書くのにもタブレットモードは大変便利で、液タブ感覚でイラストを書くことが出来ます。
イラストレーターの方にも是非使っていただきたいPCですね!
SurfaceProを購入検討している方は一度MateBookを触ってみて!
以上、「MateBook M5」と周辺アクセサリー一式の使用感のレビューをしてきましたが、いかがでしたか?
とりあえずSurfaceProが欲しいという方、明確に用途が決まっている方ならSurfaceProのほうがマシンパワーはありますが、『高スペックにはこだわらないけど高品質な2in1パソコンが欲しい!』という方には「MateBook」はコスパの面でも優れており、ピッタリだと思います。
あと、強いてSurfaceProと比べて劣る点といえば、バッテリー持ちです。
SurfaceProが13時間なのに対し、MateBookでは9時間とやや少なめ。
一日中外出で使い通すなら一度充電する必要があるのがネックといえばネックですね。
ただ、実際に使ってみた限りだと連続9時間なんてそうそう使いませんし、いざという時はモバイルバッテリーで解決できちゃうのでそこまで不便は感じませんでした。
- Core m5
- SSD 256GB
- RAM 8GB
- 2in1型
- スタイラスペン対応
- タッチパネル
- キーボード対応
- USB-Cポート搭載
- 指紋認証搭載
- 2160×1440 IPS液晶
これだけの条件が揃ってアクセサリーを揃えても10万円アンダーで買えちゃうPCなのでコスパ的には最強といっても過言ではないと思います。
もし、色んな用途で使用したいけど、そこまでCore i7とかは要らない方がいらっしゃいましたら是非この「MateBook」一度チェックしてみることをオススメします!
少なくとも僕はこの選択で幸せになれた一人ですからねw

グラボの価格が大幅に下がっている影響もあって、プロのeスポーツチームも推奨するゲーミングPCがかなり安くなっています。
特にマウスコンピューターのBTOパソコンは他社にはない優れたメリットが盛りだくさんです。
例えば…