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大本命きちゃったかなー!
どうもこんにちは、KOHAKUです。
突然ですが、みなさんはAgの「WHP01K」というBluetoothヘッドホンをご存知ですか?
今年3月に日本の大手オーディオメーカー「Final」の姉妹ブランドから発売となった新製品で、プロがサブ機として使えるくらい高品質な製品を低価格でエントリー層にも体感してほしいという思考から発案された今最も注目されているオーディオアイテムなんです!
そんな話題の「WHP01K」を今回は購入してみましたので、特徴や音質・使用感を含めてレビューしていこうと思います!
「WHP01K」の特徴
このヘッドホンの特筆すべきは音質と機能性の豊富さです。イヤーカップの内側と外側に二つのマイクを搭載することで高品質なアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。加えて「aptX-LL対応」Bluetoothコーデックにより音声遅延を僅か40msまで縮めることで、映像と音声の音ズレがシビアな動画やゲーム時でも違和感なくプレイすることが可能となりました。
ヘッドホンの要とも言える肝心の音質は大手オーディオブランドの「Final」によって全面監修されており、重厚感と透明感を合わせ持ったハイクオリティなサウンドを楽しむことができます。
『ANC搭載・aptx-LL対応・Final音質』こんな贅沢仕様なヘッドホンが安いわけがないと普通なら思ってしまいますが、そこはさすがのAgブランド。
実売価格は、なんと10,000円でお釣りが来ちゃうというのですから驚きです!
最強の切り札三枚を揃えつつ驚愕のコスパを放ったBluetoothヘッドホンの登場に、既に市場では初回出荷分は完売で現在予約待ちの状態。
これは今年の上半期のトップセラーの予感がプンプンしちゃいますぜ…!
- 2つのマイクによる『ハイブリッド・ノイズキャンセリング機能』
- 低遅延で高音質なaptX-LLに対応
- オーディオブランド「final」監修の高音質仕様
- 最大35時間の音楽再生
- 有線接続で音楽再生可能
- 驚異のコストパフォーマンスの高さ
ノイズキャンセリングは音楽と併用することを推奨
まずは目玉機能でもあるアクティブノイズキャンセリング機能について。
こちらはヘッドホン下側にある『ANC』ボタンを押すことで、スピーカーの外側と内側にそれぞれ搭載された2つのマイクにより、周囲の雑音を高密度で相殺することができます。
この2つのマイクというのが肝で、外と内の音の異差を厳密に修正することでホワイトノイズ感をかなり低減しています。また、安価な製品に多いノイキャンON・OFF時の音質変化も最小限に留まっており、視聴環境によって音質が左右されないというのも評価できるポイントです◎
実際に使用してみた感じも、エアコンなどの空調の音やキッチンの換気扇の音くらいならほとんど気にならないレベルまで抑えてくれるので、ノイキャン自体の性能もなかなか優秀だと思います。
さすがに、ソニーの”WH-1000XM4”などのトップエンド帯と比べると一歩及ばない感じは否めませんが、同価格帯のヘッドホンの中では品質も高いですし、かなりいい勝負ができていると思います。
中華製のヘッドホンが蔓延っている現状で、実用性が高いノイキャン入りヘッドホンって実はかなり貴重な存在なんですよね…。
また、ANC自体は電源スイッチが独立しているため、音楽を流していなくてもノイキャンだけを個別に使うことができます。眠れない日はこのヘッドホンを防音イヤーマフとして使ってみるのもありでしょう。
ただ、弱点としてはヘッドホンとは別にANC専用の電源ボタンがあるため、毎回ヘッドホンとノイキャンの両方の電源を落とさないといけないのは結構手間が掛かりますね…。
Bluetoothヘッドホンの良いところって、準備から音楽を聴くまでのステップがイヤホンほど手間が掛からないことだと思っているので、意識的にヘッドホン本体とANCの電源を切らないといけないのはユーザビリティに欠けているんじゃないかなっと。
本体の電源が入っているときは電源OFF時にノイキャンも切れるようにするなど、この辺りはもう少し改良が欲しいところですね。
『質』にこだわった真面目で忠実なサウンド
「WHP01K」は一万円を切る低価格でありながら、音圧の安定感やノイズ感の目立たない『堅実』な音声チューニングが施されています。
耳にスッと入ってくるキレのあるベース音に深みと透明感のある中高音域。尚且つボーカルを邪魔しない絶妙なバランス感覚は、視聴してすぐに「Final」らしさが継承されていることを実感しました。
定位感も鮮明でずっしりと腰を据えた心地いい音の『質感』は、同価格帯のヘッドホンに比べてもワンランク上のサウンドだと実感できます。
音域も広めで閉塞感もなく、オーディオショップに向かった友人にどのBluetoothヘッドホンがお勧めか聞かれたのなら、派手さを求めない限りは僕なら間違いなくこいつを勧めると思いますよ。
ゲームにも余裕で対応できる低遅延
Bluetoothの永久の課題とも言われているのが、映像と音声がズレて聞こえる『遅延問題』です。
一般的なBluetoothヘッドホンの音声コーデック「AAC」や「apt-X」が多い中、WHP01Kではタイムラグの少ない「apt-X LL」を採用しています。
ちなみに、LLとはLow Latencyの略で、人が音ズレを認知できるギリギリにあたる40ms(0.04秒)という超低遅延を実現しています。
試しにスマホで音ゲーをプレイしてみましたが、体感では有線ヘッドホンを使ったときと全く変わらないレベルのノン遅延で、ノーツのズレを感じることなく快適に遊ぶことができました。
もちろんタップミスもなく、余裕のパーフェクト!
ノイキャンと併用すればある程度騒がしい環境でもゲームに集中することもできちゃいますし、人によっては最強のゲーミングヘッドホンになりうるんじゃないかなー?
まぁどうしても遅延が気になる場合でも、3.5mmオーディオケーブルを使うことで有線接続もできちゃうので潰しが効くのも大きいですね!
骨格の小さな日本人向けの着用感が絶妙
「WHP01K」を大きく評価しているポイントの一つが装着感の良さです。
僕はヘッドホンは音質云々よりもまずは装着感が良くないと製品として論外だと思っている過激派なのですが、この製品は長時間使っていても側圧による耳の痛みや頂頭部の痛みがほとんど出ないくらいフィッティングが良いんです。
これも比較的顔の小さい日本人向けに作られた製品を多数販売してきた「Final」から得た経験の賜物なのでしょうね。
骨格が細くてフィット感に悩まされていた方にこそ、ぜひ一度試してみて欲しいです。
上半期の活躍が期待される全部入りBluetoothヘッドホン
- ホワイトノイズの少ない『ハイブリッド・ノイズキャンセリング機能』
- 音ゲーも余裕でできる『aptX-LL』
- 「final」品質の高音質ドライバー
- 驚異のコストパフォーマンスの高さ
「WHP01K」は、ノイキャン・低遅延・高音質などの全部入りBluetoothヘッドホンとして、近年稀に見る当たり製品だと思います!
音楽も高音質で聴きたいし、ゲームも低遅延でやりたいという用途ごとにヘッドホンを使い分けるのが難しい(特に金銭的にも)学生さんなどに特にお勧めかな?
注文状況からも在庫が復活したり無くなったりを繰り返しており、売れ行きからも上半期のトップセラー入りすることは確実で今後注目される製品であることは間違いありません。
また、カラーバリエーションも『ブラック・グレー・クリーム』の三種類が用意されており、金額もお手頃であることからちょっとしたプレゼント用にも向いていると思います。
これまで読んできて「ピン」ときた方は、在庫があるうちに早めに購入しておくことをオススメしますよ!