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目次
こんばんは、KOHAKUです!
今やイヤホンと言えば完全ワイヤレスがスタンダードになりつつありますが、最近ではゲームを遊ぶためだけに特化した「ゲーミングイヤホン」が注目を集めていますね!
僕が以前にレビューした独自の低遅延技術を用いた「AERO」然り、最近ではGalaxyなどのスマホも購入した際に低遅延モードのある「Galaxy Buds」が付属されたりと、もはや時代は『聴く』イヤホンから『遊ぶ』イヤホンに進化しつつあるのです。
そんな流れで今回ご紹介したいのが、コストパフォーマンスの代名詞とも言える「SOUNDPEATS」から発売が開始された「Gamer No.1」という完全ワイヤレスのゲーミングイヤホンです!
音声遅延を極限まで抑えた高コスパイヤホン!

「Gamer No.1」は、その名前の通りゲーマー向けに作られたワイヤレスイヤホンで、最大の特徴は音声遅延が60msという低遅延を実現している点です。
一般的なAACコーデックを使用したイヤホンの場合、どんなに通信状況がよくとも音声遅延は約120ms程はあるため、特にラグに厳しいゲーム時のイヤホンとしては実用性が乏しいのが現状です。
しかし、Gamer No.1では従来のAACイヤホンの約1/2の低遅延を実現しているため、アクションゲーム等の音ズレに厳しい場面でもほぼ違和感なくプレイすることが出来るようになっています。
ちなみに、人間が遅延を感じるのは40msからと言われているので、この60msという数値はかなり奮闘していると言えますね!
また、この手の低遅延イヤホンは一万円以上するのが一般的ですが、そこは天下の「SOUNDPEATS」。5,000円アンダーという高コスパを実現することで学生さんでも手の届きやすい価格を実現しているのはさすがだと思います。
実物のチェック!
では、ここからは実物をチェックしていきましょう。

パッケージと本体の写真。イヤホンケースの両サイドにはRGBカラーに光るLEDが搭載されており、ケースの開閉や待機中に7色に切り替わりながら発光してゲーミング感を演出してくれます。

付属品は以下の通りです。
- イヤーピース(S,M,L)
- 充電用USB-Cケーブル
- 取扱説明書
イヤホンの付属品としては必要最低限といった感じで非常にシンプルです。




イヤホンケース全体は先端が尖った好戦的なデザインです。素材はポリカなので高級感とは無縁ですが、質感はノングレアのマット調なのでそれほどチープさはありません。
背面にはUSB-Cポートの充電端子が搭載されています。
両サイドのLEDは開閉後の約30秒間は変色しながら光るのでギミック的なおもしろさはありますが、人の多いところではやや目立つかもしれません。場所によってはうざがられる場合もあるかもしれないで一応ご注意を!
イヤホン自体の背面ロゴも光るようになっていますが、こちらはペアリング時と充電時のみの発光のため、使用中は消灯されます。
ドライバー部はスケルトンカラーのため、内部にあるデュアルドライバーが透けて見えてとてもCOOOLです!
なお、うどんの部分にはタッチセンサーが搭載されており、触れるだけで音量調整や選曲などのメディアコントロールが可能となっています。
Gamer No.1には遅延の少ない『ゲームモード』と音質を優先する『ミュージックモード』の二種類が搭載されており、左耳のタッチセンサーを3回タップすることで切り替えることができます。
実際にスマホゲームで実用できるのかをチェックしてみた!

では、ここからはいよいよスマホゲームで本当に実用性があるのかをチェックしていきます!
今回は音ゲーの中でもかなり判定の厳しいことで有名な『バンドリ!』をプレイしてみて、音に合わせてノーツを叩いてのノーツ判定などを検証していきます。
上記でも述べましたが、Gamer No.1には低遅延を最優先する『ゲームモード』と、音質を最優先する『ミュージックモード』の二種類が搭載されており、左耳のタッチセンサーを3回タップすることで切り替えることができます。
『ミュージックモード』時の遅延
ミュージックモード時の遅延は一般的なワイヤレスイヤホンと変わらずに、約120msほどの遅延があります。
やはりこのモードでのゲームでの実用は厳しい印象で、音とノーツがズレまくるせいでまともにプレイすることが出来ませんでした。
ミュージックモードは音質に優れることからメディア視聴には向いていると思いますが、ゲームで遊ぶときには素直にゲームモードに切り替えたほうが良さそうです。
『ゲームモード』時の遅延
ゲームモード時の遅延はミュージックモードとは違い、明らかに音声に対するズレが少なくなっています。
さすがに音楽と同時にタップするとノーズがずれてしまいますが、画面を見ながらであればギリギリ許容できるくらいには音声遅延が少なくなっているのを実感できました。
FPSやアクションゲームくらいであれば、ゲームモードであれば十分実用できる範囲だと思います。
Gamer No.1の音質はちょっと特殊!
最後に音質についてですが、Gamer No.1では二つのモードの違いにより、音質も大きく異なってきます。
まずは『ミュージックモード』時の音質ですが、5000円アンダーのイヤホンの中では癖もなく聞きやすい音質にまとまっていると思います。変に誇張された音域もなく中音に丸みもあるためか長時間聴いていても聴き疲れすることもありませんし、尖った見た目とは裏腹に万人にオススメできるナチュラルなサウンドでした。
次に『ゲームモード』時の音質ですが、こちらは低音がかなりブーストされていて少し聴き辛い印象を受けました。もう少し金額を出せば心地いい低音というのは確かに存在するのですが、やはりこの価格帯での低音は音全体に「モゴモゴ」とした曇った印象になることが多く、Gamer No.1も残念ながらあまり気持ちのいい音ではありません。
ただし、ゲームモードはあくまでもゲームを楽しむためのコンセプトの上で実装された機能だと思いますので、そもそも音楽視聴に使うこと自体がお門違いという意見もごもっともです。
銃声や爆発音などのゲームを盛り上げるサウンドを強調するという面では一定の効果があるのは確かなので、これはこれでアリだと思います。
まぁ欲を言えばオールジャンルで使えるように音質も選択できれば文句無しですが、そこは次期モデルに期待しようと思います!
安くて低遅延のゲーミングワイヤレスイヤホンが欲しい人には最適解かも!
今回はSOUNDPEATSの「Gamer No.1」をレビューしてきましたが、最後に使ってみた感想をまとめてみましょう。
◎ゲームモードの低遅延は実用性が高い!ただし音ゲー用としてはもう一歩!
◎見た目が派手でゲーム意欲が上がる!
◎5,000円アンダーの金額でこれはかなりコスパが高い!
✕場所によってはLEDが目立ちすぎる
✕ゲームモード時の低音ブーストが微妙かも
結構辛いことも書きましたが、全体的な印象としてはスマホゲーム用に安くていいワイヤレスイヤホンを探している方には、十分オススメできる製品だと思います。
特にお小遣いでやりくりしないといけない学生さんには、金額もお手頃で手が出しやすいというのは大きなメリットだと思いますし、何だかんだ言ってRGBカラーに光るLEDで見た目も映えるイヤホンって理屈抜きにしてもカッコいいですからねw
「人とは違うイヤホンを持ちたい。」等の所有欲もしっかりと満たしてくれる面白いイヤホンだと思いますので、この記事を見て興味の湧いた人は是非一度チェックしてみることをお勧めします!